2016年5月23日月曜日

[大人の四ツ木] 餡の旨味が詰まった餃子を柚子胡椒で食べる「中華麺家まんまる四つ木店」


うまいよ。


なんだか久しぶりに中華料理でおいしいお店見つけました。


「中華麺家まんまる」は、綾瀬と四ツ木にあります。




今回訪問した四つ木店は、四ツ木の駅から水戸街道の本田交差点方面に向かって10分ほど歩いたところにあります。


風格のある外観。


外にもメニューが置いてあります。


ランチタイムでしたので、麺と餃子などを組み合わせたランチメニューがたくさんあります。


ラーメンだけでも醤油、塩、味噌とあり、ランチセットにはなっていませんでしたが、つけ麺も人気のようです。


今回は餃子が気になってまんまるに来ましたので、オーソドックスに「醤油ラーメン+餃子3個+半ライス」を頼みました。


餃子3つ。


最近は大きめの餃子が流行っていますが、まんまるの餃子は普通です。


餡はひき肉にやや濃い目の味がついています。


肉汁が多いわけではないのですが、なかなかあとを引く味です。


3つ、すぐに食べ終わってしまいました。


なんだか味わうまでもなく「うまいうまい」と食べ終わってしまいましたので、単品の餃子を追加で注文。


単品餃子が来ました。


ん?


隅にあるのは?


柚子胡椒です。


餃子を柚子胡椒で食べるとうまい、と知っていましたが食べたことがありませんでした。


先ほどのセットには柚子胡椒がありませんでしたが、餃子だけでもうまかったのですから、この餃子に柚子胡椒をつけたらどんだけうまいんだろ。


もう一口目からうまいです。


柚子胡椒を付けては口に運び、また柚子胡椒をつけては食べる。


柚子の辛味と風味が、餃子の餡にピッタリ合います。


またすぐに食べ終わってしまいました。


まんまるは、中華麺家というぐらいですので、実はこの後に出てきたラーメンもうまかったのですが、それは次回書くことにします。


まんまるは、餃子だけでもじゅうぶんおいしいお店でした。


中華麺家まんまる四ツ木店 

TEL 03-5670-7680
11:30~15:00/18:00~23:00
年中無休(年末年始は除く) ※スープが無くなり次第終了

2016年5月22日日曜日

[大人の新小岩] たまには焼肉!!というわけで上質な肉をリーズナブルに提供する七輪房新小岩店に行ってきたよ。


このブログでは珍しく、チェーン店に行ってきました。


七輪房新小岩店です。



七輪房は、お肉に結着や成型をしない無添加肉を使うこだわりがあります。


またテーブルが他のお店に比べて大きく、半個室になっているのでゆったり過ごせます。


靴も脱いで上がるので、なんだか気分が変わりますね。


そのわりにはお安くて、コスパの高い焼肉屋さんの位置づけです。


新小岩店は、車で行くほうが便利です。


蔵前橋通りを平和橋通り側から向かって環七の交差点の手前の路面店です。


駐車場も22台分あります。


今日は二人焼肉ですので、「お手軽コース2,300円」を選びました。


がっつり食べたい人には、満足コース、贅沢コースなどもあるのですが、普通の胃の持ち主なら、とりあえずこの「お手軽コース」を頼んで、追加注文で微調整することをオススメします。


お手軽コースだけでも、この写真のようにいろんなものが来ます(写真は二人前)。


サラダ、キムチ各種、ナムル、カルビ、ハラミ、タン、鶏、豚カルビなどなど。


それにご飯とワカメスープがついています。


ご飯は、ナムルをたくさん乗せて、わかめスープとともに、ビビンバにして食べちゃいました。


これだけあれば、おなかいっぱい。


七輪房はランチもあるので、昼はもっとリーズナブルに食べれますよ。


七輪房新小岩店

03-3696-1129
月-木: 11:30-翌2:30(料理L.O. 翌2:00)金-日、祝日、祝前日: 11:30-翌3:30 (料理L.O. 翌3:00)
ランチ(月~金曜日)11:30~17:00 (土日、祭日)11:30~15:00
定休日:なし 無休

2016年5月21日土曜日

[大人の四ツ木] 四ツ木イーグルボールに行ってきた!ボーリング、何年ぶりだ?



何年ぶりでしょうか。


ボーリング、行ってきました。



葛飾には「新小岩サニーボール」、「青戸ボウル」とここ「イーグルボール」の三箇所にボーリング場があります。


いずれも葛飾区南部ですね。


四ツ木イーグルボールは、水戸街道の北側曳舟川親水公園沿いにあります。


外壁から、ボーリング意欲をそそりますね。


ボーリングは点数は出るものの、他人との戦いというよりは自分との戦いですので、いい意味でマイペースにできますね。


とはいうものの、今回の私の点数はボロボロ。


でもなんだか清々しいスポーツでした。


また行きたいな〜


2016年5月20日金曜日

[大人の柴又] ナポリピッツァはシンプルなのに味が深い。「PIZZERIA LUNA E DOLCE」


また来てしまった。


このお店のピッツアの虜になっている自分がなんだか好きになる、そんなナポリピッツァのお店「PIZZERIA Luna e Dolce」。



週替りのピッツアがいつも絶妙な組み合わせで、居てもたってもいられなくなるのだ。
お店は京成柴又駅から歩いて3分。


帝釈天の雑踏が聞こえる街にこのピッツアのお店があります。


このお店の場合、もう食べるものは決まっている。



もう今週のピッツアなのだ。

今週は「モッツァレラチーズとルッコラ、パルミジャーノチーズ」


ナポリピッツァの、というかこのLuna e Dolceのスゴイところは、このシンプルな食材の組み合わせが、今までにない美味しさを生み出すところだ。


今回も食材一つ一つはそれなりにクセののあるものばかり。


モッツアレラは味にクセがないものの、その歯ごたえで存在感を示す。


ルッコラの胡麻味というか、苦味というか、そんな味だ。
モッツアレラの上で独壇場のルッコラをパルミジャーノが制圧する。
それもそのはず、パルミジャーノチーズはイタリアチーズの王様だ。


うまい。


ほんとうまい。


いつまでも食べていたいピッツアだ。


ほんと幸せ。

PIZZERIA Luna e Dolce

TEL 03-6657-9244
火曜~金曜 ランチ 11:30~14:30(L.O14:00) ディナー17:30~22:00(L.O21:30)
土曜、日曜、祝日 ランチ 11:30~14:30(L.O14:00) ディナー17:30~21:00(L.O20:30)
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)



2016年5月19日木曜日

[大人の奥戸] 気になるパン屋さん。【小麦工房 People】に行ってきたよ。


いやぁ、行ってきましたよ。


いつも葛飾をチャリで移動するとき、いっつも通るバス通にあるパン屋さん「小麦工房People」。


今回やっと訪れてみました。



場所は奥戸街道から奥戸方面に道を入ったバス通り。


じつはあさからお客様がいつも店内にいる人気店です。


お店に入ってみると、すごーい種類のパン!


フランスパンのような主食になるパンや惣菜パンだけじゃなく、デザートになりそうなぱんまで。


これは迷います。


お店の中をうろうろしてしまいました。



結局選んだパンはふたつ。

ひとつめは、「チーズトルティージャロール」。


長さが20センチ以上あります。


トルティージャというとオムレツっていうイメージですが、ソーセージとチーズがロールされています。


メキシカンな料理をイメージしたロールかもしれませんが、それほど辛くなく食べやすいです。


おやつ感覚ですね。

もう一つは、ビーフカレーパン。


名前に惹かれて買ってみました。


大きさは手のひらサイズ。


中身もぎっしり。


ビーフカレーの名前の通り、味にコクのあるビーフのつまったカレーパンでした。


いつも素通りだったけど、これからは寄っていきたいお店ですね。



2016年5月18日水曜日

[大人の西水元] そろそろシーズン終わり! 夏場は食べれない「レバ焼き」を慌てて食べに行ってきた「中華一番」


今回は西水元の「中華一番」です。


ほんとはしょっちゅう行きたいお店なんだけど、新小岩の私にとって西水元は葛飾区の対角にある場所。



天気が良いお休みの日しか行かれないわけです。


今日は夏日になるとのことだったので、朝から「今日は中華一番」と決めていました。


中華一番は、悩ましい店です。


もう何度も行っているお店ですので、行く前から「なにを頼もうか?」悩みます。


暑いからねぎ奴でビールか?


肉そばか?


焼肉ライスか?


あれこれ悩んでいるうちにお店につく。


よし今日は「レバ焼き」だ。


レバ刺しじゃないよ。


あれこれ考えていたのはなんだったんだろう?


今日は王道のレバ焼きしかないじゃないか。


このレバ焼きは絶品。


新鮮なレバーが焼かれているのはもちろん、この甘いタレがたまらん。


濃すぎず、でもレバーに絡みつく。


口の中で、焼かれたレバーの旨さが広がっていく。


もう一度言うけど、絶品だ。


なかなか他の店ではこの料理は食べれない。


それになにしろ、レバ焼きは「季節もの」だ。


夏場にはないメニュー。


もうそろそろ無くなってしまう。


食べに行くならいまだ!

2016年5月17日火曜日

[大人の堀切] 堀切菖蒲園に一番花が咲いたので、堀切菖蒲園ヒストリーをどうぞ


万年録三郎と小高伊左衛門


徳川家は代々花が好きだったこともあり、江戸は花栽培が盛んになります。

小高園は赤丸のあたりにあった。
現在の「新葛飾ロイヤルクリニック」の裏あたり

江戸郊外は花農家が点在しましたが、堀切村の小高伊左衛門も花を栽培して江戸に売りに行く花農家でした。


花栽培に熱心だった伊左衛門は珍しい花を探すようになり、花菖蒲の新作を作っていた万年録三郎と出会います。


伊左衛門は録三郎と交流を深めていくにつれ、堀切村のはずれにあった菖蒲園「小高園」の菖蒲は種類も増え、19世紀の江戸では有数の行楽地となります。
長生殿(奈良県HPより)


録三郎の代表作「長生殿」も伊左衛門の「小高園」で株を増やしていくこととなります。


菖蒲の最盛期


菖蒲園の最盛期は、明治から大正にかけての時期のようです。
菖蒲園番付
加茂荘花鳥園HP


堀切には、小高園のほか武蔵園、吉野園(四ツ木、現在の四ツ木中学校の敷地)、観花園、堀切茶寮などいくつもの菖蒲園があったようです。


写真のような菖蒲園番付までできていました。


また明治天皇の命により明治神宮御苑花菖蒲園もできています。


明治維新後は、小高園は菖蒲を米国に輸出するまでになっています。


堀切周辺は隅田川、荒川、綾瀬川、曳舟川など水利もよかったのですね。


第二次大戦から現在


そんな菖蒲園も第二次大戦の物資不足から、米を作る田んぼに転換されていきます。戦後すぐの時期には、菖蒲園はひとつもなくなっていました。


しかし小高園のスタッフは、菖蒲の株を足立区などに「疎開」させていました。


昭和28年小高園を復興し、現在の地に菖蒲園を開園しますが、戦後の人口増加や水質の悪化にともない、経営が悪化します。


昭和34年、菖蒲園は東京都の経営となり、昭和50年からは葛飾区が管理しています。


今では200種6,000株の菖蒲を鑑賞することができます。


6月1日からは堀切菖蒲園祭です。


たのしみですね。

2016年5月16日月曜日

[大人の新小岩] 名物「鯖の棒ずし」を食べる「新日本料理 翠祥」


今日は東新小岩、新日本料理「翠祥」の逸品、鯖の棒ずしです。



新小岩駅北口を平和橋通り沿いに綾瀬方面に上がって徒歩5,6分。


大きな一枚板の看板が目を引きます。


「海から山から心から」


とのフレーズどおり、三浦半島を中心とした海と山の素材を、大将が心をこめておいしい料理に仕上げてくれます。


毎度訪れるたびに、その料理のうまさにびっくりするのですが、今回紹介するのは「鯖の棒ずし」


きれいで軽いすし飯としめ鯖の絶妙な組み合わせ。


この組み合わせを考えた人もすごいですよね。

しかし、この棒寿司、翠祥の大将の手にかかると、もう他の棒寿司なんて食べれないほどおいしく仕上がってきます。


お店でも食べれるのですが、気軽に持ち帰ることもできます。


一本1,000円。


試してみて!

新日本料理 翠祥割烹・小料理 / 新小岩駅
夜総合点★★★★★ 5.0

2016年5月15日日曜日

[大人の一丁目一番地(5)] 西新小岩1-1を散歩してきたよ。


葛飾区の1丁目1番地を歩くシリーズ。


今回は、西新小岩1丁目1番地です。



写真の場所は、下の地図の左上角で撮影しました。撮影している私の背中を左右に平井大橋がかかっています。



西新小岩とは、南北を中川と総武線に挟まれ、東西を平和橋通りと荒川に挟まれた、地域を指します。


地名表記のエリアが四角いところの殆どは行政の都合で地名が新しくなっている場合が多いです。


西新小岩も昔は「平井村」であり、上平井、中平井、下平井と中川の蛇行に合わせて集落ができていました。


この古地図は明治初期ですが、赤い部分が現在の新小岩公園の場所です。


現在の西新小岩、明治時代は上平井の集落以外、なぁんにもなかったようです。


ご存じのようにこの辺りは、1930年(昭和5年)に荒川放水路の開墾で大きく風景が一変しています。


次の地図は1930年の西新小岩です。


現在の地図に形はほぼ似ていますね。


荒川の掘削により、平井村は荒川の左右に分断され、中平井の集落は消滅してしまいます。


現在も荒川の江戸川区側にも「平井」の駅名や町名が残り、旧中川の川筋が残っているのはこの名残ですね。


さて、荒川開通後の西新小岩は、日本の高度成長とともに中小の工場が集積する地域となります。


代表的な西新小岩の会社といえば、やはりセキグチでしょう。


最近では、セキグチの敷地を利用した「モンチッチ公園」も話題になりました。


そしてトップ画像の撮影ポイント「新小岩公園」ではさまざまなイベントが開かれ、なかでも葛飾のお店が大集合する「かつしかフードフェスタ」は毎年すごい人出ですね。



2016年5月14日土曜日

[大人の社会科] 立石→立石→立石 引っ越ししても立石から出ない葛飾区役所。そして次も立石!



先日「葛飾区役所って、移転するんだよね」


なんて話をしていたら、


「区役所は昔あの場所になくて」


って話題になったので調べてみました。




wikipediaを見ると

1932年の葛飾区発足時は、現・立石図書館付近の旧・本田町役場を区役所としていたが、1937年に現・かつしかシンフォニーヒルズの場所へ移転し、1962年に現在地へ移転し

とあります。


「葛飾区」 という区が出来たのが1932年(昭和7年)です。


「大東京」という35も区があった時代。あのスワローズの「東京音頭」に出てくる「と〜きょ〜、と〜きょう、だーいとーきょー」はこれですね。


初代葛飾区役所庁舎は、今の立石図書館のところにあったようです。
「葛飾区概要」より

これが初代の葛飾区役所庁舎です。


水道道路(江戸川水道)と本田小学校に挟まれた三角の土地のところですね。


もともとは本田村の役場だったとのこと。


そして最初の区議会は、本田小学校の体育館で行ったそうです。


しかしこの庁舎は5年しか使われませんでした。


1937年(昭和12年)に、現在のシンフォニーヒルズのところに移転します。


じゃーん


鉄筋の大きな造りの区役所ですね。


戦前の重厚なりっぱな建物ですね。


しかしながら、この区役所は空襲で焼け落ちてしまいます。


戦後新しく建てなおされますが、区制30周年を記念した1962年(昭和37年)、区役所は二度目の移転を行い、現在の建物となります。


そして現在は、京成立石駅前の再開発とともに、3度めの移転が決定しています。


区のホームページによると、移転は2024年(平成35年)頃だそうです。


ところで、この3つの区役所、住所が全部立石なんです。


初代区役所:葛飾区立石1-9-1

二代目区役所:葛飾区立石6-33-1

現在の区役所:葛飾区立石5-30-1

次の区役所も立石駅北口ですので、またまた「立石」。


なにかこだわりがあるんですかね〜〜

2016年5月13日金曜日

[大人のみのり商店街] 絶品黒毛和牛ミンチがたまらない! 「和牛山越」



新小岩北口から少し歩いた住宅街のなかに「みのり商店街」があります。



まわりに大きなスーパーがないこともあり、50件ほどのお店がならんでいます。


そのなかに和牛を扱う人気店「和牛山越」があります。


新小岩駅北口の「牛や」さんと仕入れ元が同じお肉屋さんです。


このお店のお惣菜も人気が高いのですが、私のお気に入りは「黒毛和牛ミンチ」です。


写真の左が「黒毛和牛ミンチ」です。


ちなみに右はコロッケ(70円)。


おとなのげんこつぐらいの大きさがあります。


ひと口かじると、黒毛和牛のジューシーな肉汁が口の中に広がります。


ソースいらないです。


柔らかい肉の食感と肉汁のうまみが、たまらないおいしさです。


ひとつ180円。


もちろん他にもいろいろお惣菜があります。


買いに来てね。

和牛山越

住所 葛飾区東新小岩7-30-14
電話 03-3692-6512 FAX番号/03-3692-6512
営業時間 9:00~20:00
定休日 日曜日

     

2016年5月12日木曜日

[大人の高砂] ヨーロッパ調のおしゃれなバルが高砂にありました。「ナルバル」



高砂の駅北口の商店街を抜けると、白い壁にウッディな扉の、ヨーロッパ調のバルがあります。



お店の構えからおしゃれですね。


お店の中もこじんまりとした木目調。


キッチンも見えてとてもアットホームな雰囲気です。


「ダイニング&バー」というコンセプトのようです。


その名の通り、バルっぽく飲ませる雰囲気もありながら、ちゃんと食事もできる使いやすいお店ですね。


ワインもいろいろ揃っていますし、ワインにあうお料理もいろいろありました。


とくに写真左下のピザ。


最近は焼き肉などにもハチミツをかけるのが流行っていますが、ピザにハチミツをかけて食べるのは、デザートっぽくて美味しいですね。


またフラッと立ち寄りたいです。




ナルバル

OPEN 17:00~
月〜土 ラストオーダー25:00
祝日 ラストオーダー24:00
TEL : 03-4291-0172
日曜定休


 

2016年5月11日水曜日

[大人の新小岩] すき家で深夜働くカマールのこと


「アチャーやっちまった」


朝起きて、お弁当のご飯を詰めようと炊飯器の蓋を開けたら、炊けてなかった。


炊けてなかったどころか、お米から研いでない。


昨日は帰宅も遅くて台所でバタバタしながらも


「さぁあとはごはんを炊くだけだ」


となって気が緩んだ。


先にお風呂入ってから寝る前に研げばいいやと思っていたのだけど、お風呂に入ったらよけいに気が緩んだ。


お弁当のご飯はもちろん、朝食べるご飯もない。


最近は糖質制限が流行っているしランチはご飯抜きで行くか、と決めたものの朝は流石にちゃんと食べたい。


しかたなく駅前のすき家に行くことにした。



「イラッッサイマゼ」


店に入ると、店員の危なっかしい日本語の挨拶がきた。


ん?いまなんて言った?


顔を見るとアジア系の外国人。


最近は働いている外国人多いから驚きはしないけど、彼らのマニュアル通りの日本語はほとんど正確ではない。


ネームプレートには「カマール」って書いてある。


そんな日本語だから注文もちゃんと聞いているのか怪しくて、おもわずメニューを指差しながら注文をした。


朝5時前。


お客さんは僕しかいない。


店員の外国人もやることがなくて手持ち無沙汰。


「どこから来たの?」


「ん?ん?」


まさか話しかけられるとは思っていなかったんだろう。


「バングラデシュです」


「夜アルバイトしているんだ」


「そうです」


簡単な日本語はわかるみたい。


もう少し話そうかと思ったけど、朝帰りのおにいちゃんが店に入ってきたところで会話は途切れた。


「さて、行くか」


レジでカマール君にお勘定をしてもらいお釣りをもらうと、小銭が濡れていた。


すき家はご存じのように、深夜は職員一人勤務の「ワンオペ」だ。カマール君もキッチンにフロアーに忙しいのはわかる。


「カマール君、濡れた手でお金を渡しちゃだめだよ」


自分の名前を呼ばれたのはわかったみたいだけど、僕の言ったことは通じていないようだった。


英語でも通じず、残念ながら僕は伝えることを諦めた。


アジアの中でずば抜けて成長しちゃった日本。そこに働きに来る外国人。


バングラデシュで生活が出来なくて日本に来るのか、留学などで来ているのか。


日本語も話せず、黙々と夜中働くカマール。


店を出ると朝日が眩しく初夏の陽気だった。


バングラデシュは今、どんな季節だろう。

2016年5月10日火曜日

[大人のかつしか探訪] 200記事を超えました。いつもたくさんのリアクションありがとうございます。


2015年10月からぼちぼち始めたこのブログ「大人のかつしか探訪」が、昨日の記事で200記事となりました。



昨年なんとなく始めたブログでしたが、今年に入ってからは葛飾の美味しそうなお店のこと、葛飾の出来事、話題などを、1日1本記事にしてきました。


葛飾に引っ越してきて9年。


知っているようで、じつは知らない地元のこと。


毎日ひとつ記事にしたら、葛飾の事いろいろ気づくんじゃないかな、そんな気持ちで記事を書いています。


Facebookでの「いいねっ!」や、ブログへのコメントのおかげで、「明日も記事を書こう」という気持ちが維持できていると思います。


お読みいただきありがとうございます。


まだ5月ですが、今年2016年の大晦日までは、1日1記事を守っていきたいなぁと、なんとなく思っています。意志が弱いのでお約束はできませんが(笑


これからも「大人のかつしか探訪」をよろしくお願いします。



2016年5月9日月曜日

[大人の立石] 鹿児島で行列ができるラーメン店「のり一」で修行したお店が立石にある。「乃の一」


関東地方以外で生活したことのなかった私にとって鹿児島生活の4年間は、人生の中でもインパクトのあるできごとだった。もう10年以上前のことです。


自炊に飽きたりすると外食したりしたんだけど、会社の近くにいつも行列のできているラーメン店があった。「のり一」だった。



そのラーメン屋さんからの暖簾分け店が地元立石にできたというから、行かないわけがない。


立石駅から区役所方面に商店街を抜けた交差点の左側。



一見目立たないが、交差点すぐなので迷わないだろう。


ラーメン中500円、大600円。鹿児島と変わらないうれしい値段。


今日はチャーシューをトッピングしてもらって650円。


あっさりしているのに、癖になる、透明な鶏がらスープ。


麺は細麺よりやや太め。


スープのあっさりしすぎている感じが、好みを分けるところか。


立石のお店ではパクチーを推してきている。ラーメンにもワンタンにも、お酒にもパクチー。


パクチー苦手な私は遠慮していたけど、鹿児島のお店にもパクチーあったかなぁ。


また、サクッとラーメンを啜りたくなったら来よう。


乃の一

営業時間:11:00~15:00 17:00~22:00日曜営業
定休日 基本、無休