今回は葛飾を出て、両国駅へ。
家族にいろんなことがあるものですから、ここはちょっとお墓参りと思って、清澄白河と両国のお墓を巡ってきました。
圓隆院の歯神様 |
清澄白河にはたくさんのお寺さんが集まっていますが、歯の神様もいらっしゃいます。
圓隆院さんです。
写真の手前の小さなお地蔵さん。
このお地蔵さんの口のところに、置いてある歯ブラシを当ててゴシゴシ。
圓隆寺ブログより |
ナムホウレンゲキョウと唱えると、歯の健康や虫歯などが治るとされています。
みなさんも一度行かれてみては。
さて清澄白河と両国のお寺さんを巡ったあとは、お腹が空きます(そうなっています)。
両国は駅前に「江戸NOREN」という商業施設ができて、下町の美味しいお店が集まっています。
いちど行ってみたいと思っているのですが、両国に来ると引き寄せられてしまうのは「うなぎ」。
鰻 両国 |
両国駅の大江戸線に乗り継ぐ側(錦糸町駅側)の改札を出て数分歩いたところに、風情ある店構えが見えてきます。
店内は、1階はカウンター席10席程度とテーブル2つ。二階に広いお座敷があります。
鰻のほかには酒のアテになるようなものがあるぐらい。
しっかりと鰻を食べさせるお店です。
今回はいろんな邪気を払おうとお墓参りに来ましたので、うなぎも特上です。
関係ないかな?
いや念ずれば通じる、ですよね(汗
ここ両國さんの鰻は、折り返してもなくお重からはみ出るわけでもありません。
余談ですが、「こぼれイクラ」という軍艦巻きから溢れんばかりのイクラを乗せた寿司がありますが、あれは食をイベント化しているようで好きになれません。
鰻も銃からはみ出ることを売りにしているお店もありますが、話題性が先行してしまいますね。
両國さんの鰻は、その点正統派。
お重に礼儀正しく収まっています。
うなぎはフワフワ。
一口一口、フワフワ鰻とホクホクのご飯が相まった上に、甘すぎないタレが見事に包み込みます。
ご飯と鰻とタレの絶妙な、計算されたような組み合わせ。
職人の仕事ですねぇ。
職人といえばこのお店、焼き方の職人さんとオーナー、女将さんの3人で切り盛りしています。
失礼ながらどの方もあんまり若くはないわけです。
そろそろ次の世代にお店を繋げていってほしいのですが、後継者いないのかなぁ。
昼総合点★★★★☆ 4.8