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2020年7月19日日曜日

[大人の水害] 昨年の台風19号を思い出して!水害対策は日頃から!大高区議からのメッセージ



今年はすでに西日本を中心に災害をもたらしている、大雨。

関東地方も昨年の台風19号のときは、間一髪で水没するところでした。

喉元過ぎれば熱さ忘れる

あれから半年以上の時間が経っていますが、災害への準備はすすんでいますか?

昨今の天候を見ていても、昨年の台風19号レベルの大雨は近いうちにまた来ます。

その時の備え、できていますか?

葛飾区議大高拓さんからのメッセージ

日頃から防災に関する発信と行動力がすてきな、防災士でもある葛飾区議大高拓さんから、災害への備えについて、こんなイラストメッセージをいただきました。大高さんイラスト転載許可ありがとうございました。

皆さんもこのイラストをみながら、災害への備えをもう一度見直してみては。




2020年7月11日土曜日

[大人の葛飾防災] 海抜ゼロメートルの避難用具に必要なのは救命胴衣じゃない?うちは買いました。


海抜0メートル以下の地域にお住まいの皆様方が全員共通の水難用救命胴衣をお持ちいただくことで、日頃の訓練を繰り返し実施するだけで、いざ水害なとが発生した場合に防災関係者の目が届かなくても、個々の人々がこの製品を着装するだけで津波などに対する早期対応ができます。
☆身近に水難用救命具を置いておくことで、個人、防災関係者を問わず危機意識が醸成され、心にゆとりが生まれることで災害発生時にマニュアルに近い冷静な避難行動が可能になります。(商品ページより

激流でも沈み込まない抜群の浮力! 

☆浮力付きのフードを付けた(特許申請済み)ことです。フードをつけることで頭部を保護し、気を失って頭部が垂れ下がり水面下に没することを防ぎます。またライフジャケット部分の前身ごろと後身ごろに浮力の差を設け、前身ごろの浮力の比率を大きくしておりますから、体が常に上を向くように設計しています。 
☆浮力はこれまでのジャケットと比べてかなり大きいため、引き波や追い波にも大変効果があります。また河川の氾濫や洪水などで溝や用水路などが見えなくなって誤って落ちた場合でも、水面に浮くことが十分可能です。浮力は16kg(一般の小型船舶用救命胴衣は7.5kg)

頭部やお尻部もカバーする先進の耐衝撃性! 

☆一方、お尻部分にでん部カバーを取り付けた(特許申請済み)ことです。これによって水中に転落した時の衝撃を和らげさらに漂流物などとの接触による傷害からでん部を保護することもできます。 

本人確認用のIDタグとホイッスルで子供でも安心! 

☆災害時に速やかに救助活動を行うにはまず安否の確認が先決です。仮に意識がない場合でもIDタグに個人情報があれば後の処置がスムーズに行われます。又、避難場所を知らせるためのホイッスルや反射板も装着し、さらに安心感を高めました。



2018年8月15日水曜日

[大人の防災] 葛飾区荒川洪水ハザードマップをダウンロードしよう!荒川の警戒は3日間500ミリの雨量


8月もお盆を過ぎて、夏も終盤ですね。



ここ数回、『東京防災』を読みながら、ゼロメートル地帯が広がる葛飾の防災を考えてきました。過去の記事はこちら


先日、葛飾区議の高木さんがFacebookで、ハザードマップについて書き込んでいました。

高木さんにお尋ねしたところ、とても迅速に郵送していただきましたので、今回はこのハザードマップをじっくり読んでみることにします。

ハザードマップってなに?
葛飾区に住む、ということは水害と隣合わせということです。最近は日本各地で豪雨などで川が氾濫してしまうニュースが続いていますが、葛飾区は太古の昔は海だったこともあり、何度も川の氾濫に悩まされてきました。

オトカツでも記事にしたことがありましたね。
[大人の災害] 今日はちょっと真面目な話題。葛飾にいると大雨はドキドキしますね。大雨で荒川決壊はあるのか?調べてみた。
このハザードマップは、葛飾区が水害に見舞われたとき、どんな被害が想定されてその時、区民はどうすればいいのかがコンパクトにまとめられているパンフレットです。

荒川洪水ハザードマップ



まずは、荒川洪水ハザードマップを見てみましょう。

このハザードマップは、「三日間に548ミリの大雨により、荒川下流域で堤防が決壊した」想定で作られています。このとことから、
荒川の大雨で警戒する基準は548ミリ
ということがわかります。天気予報を見るときの参考になりますね。

あなたの住んでいるところは、どの地域ですか?葛飾区は、荒川下流域が反乱したときの対応を3つの地域に分けて対策を立てています。
  • 荒川沿川地域:平和橋通り以西
  • 西部地域:平和橋通りと中川新中川の間
  • 東部地域 :中川新中川より東
うちは、かろうじて西部地域でした。平和橋通りで、荒川沿川地域と西部地域で別れていますが、平和橋通りが一段高いところにあり西部地域が安全というわけではなさそうなので、この平和橋通りという境界は便宜的な面が強いかもしれません。

荒川沿川地域は、どこに避難するか?


東部地域(新中川より東、千葉方面)の避難所に避難するよう書かれています。もちろん荒川を渡って押上、平井方面に避難するわけにはいかないですから、江戸川方面に避難するわけですね。

高齢者や要配慮者は、以下の4箇所が避難場所だそうです。
  • 総合スポーツセンター
  • アリオ亀有駐車場
  • リリオ駐車場
  • イトーヨーカドー四つ木駐車場
ん?イトーヨーカドー四つ木店は荒川沿川地域じゃないのかな~だいじょうぶなんだろうか?

西部地域はどこに避難するか?


西部地域の避難先は、市川市、松戸市、水元公園に避難するようになっています。水元公園って屋外?市川市、松戸市のどこに?ちょっと不安が残りますね。

東部地域はどこに避難するのか?

荒川洪水時には、東部地域はあまり浸水などの被害が想定されていません。そのため避難先は東金町運動場一箇所となっています。

葛飾区荒川洪水ハザードマップは、こちらからダウンロードできます。

ちなみに裏面は『中川・綾瀬川洪水ハザードマップ』になっています。

みなさん、一度確認しましょうね。


2018年7月30日月曜日

[大人の防災] いつか来る未来に備えて「東京防災」を読む②「誰にでもできる日常備蓄」


「『東京防災』を読む」の第2回。



今回は、備蓄について見てみましょう。

あ、ちなみに第1回目の記事はこちら


『東京防災』の92ページには

「一週間は誰にも頼らずに暮らす」


とサブタイトルがついた、「誰にもできる日常備蓄」のページがあります。

サブタイトル、ちょっと衝撃的ですね。

一週間ですよ。

もちろん最近の災害を見ても、行政に頼り切ることはできないことは明らかです。

92ページにも
支援が届くまでの少なくとも一週間は、誰にも頼らず暮らせるように備えることが備蓄です
とあります。

そして備蓄のための5つのポイントとして、

  1. 冷蔵庫を食料品備蓄庫と考える
  2. 生活用水は重要
  3. オール電化住宅は、カセットコンロとボンベ必須
  4. 一人暮らしも備蓄を
  5. 使用期限をチェック
をあげています。

冷蔵庫を備蓄庫と考えるなら、少し多めに買うだけで一週間分備蓄できそうですね。


そして86ページには「最小限備えたいアイテム」 として次のようなものが挙がっています。


  • レトルトご飯、麺
  • 缶詰、レトルト食品
  • 野菜ジュース
  • 加熱なしで食べれるもの
  • 菓子
  • 栄養補助食品
  • 調味料
  • カセットコンロ
  • ボンベ
  • 簡易トイレ
  • 懐中電灯
  • 乾電池
  • 充電式ラジオ
  • ビニール袋
  • ラップ
  • 常備薬
  • 救急箱
  • トイレットペーパー
  • ウェットティッシュ
  • 使い捨てカイロ
  • ライター
  • 携帯電話予備バッテリー
いかがですか?

一度、自宅の防災アイテム、見直してみましょう。

東京防災は、葛飾区内では第一書林の新小岩北口店のみ。

二階が、カツ丼で有名なルノアールのあるビルですね。

無料の電子書籍もあります。電車の中で読めるよ。



2018年6月20日水曜日

[大人の防災] いつか来る未来に備えて「東京防災」を読む①「大震災シミュレーション」


連載の目的

先日の大阪地震。

朝食時間帯にも関わらず、大きな火事などが発生せずに済んだのは、阪神淡路大震災の教訓があったからに違いありません。

東京でも2011年に東日本大震災で災害を被っていますが、あれから7年、どこか平穏な毎日が続くような気がしていませんか?


東京都は2015年、都内全世帯に「東京防災」という冊子を配布しました。全世帯に、です。

あなたの家にもありますか?

ない場合には、図書館で見ることもできますし、購入もできますよ。


葛飾区内で購入できるのは、新小岩駅北口の第一書林さんだけのようです。

区役所でも売ればいいのにね。

冊子と呼ぶには厚みのある300ページの解説。


その一ページめには、こう書かれています。

30年以内に70%の確率で発生すると予測されている、首都直下型地震。あなたはその準備ができていますか?


配られてから2年が経ちますが、ここでもう一度、読み直してみませんか。

葛飾を愛するオトカツは、その時のためにどうしたらいいのか?この東京防災を読んでいく連載を開始します。

大震災シミュレーション


第1回目の今回は、「東京防災」の章立てにしたがって「大震災シミュレーション」を見てみましょう。

さてここでクイズです。
  • 地震の揺れを感じたら、まず何をすべき?
  • 地震が起きたとき、火を使っていたらどうするべき?
  • 地震で部屋に閉じ込められた/身動きできなくなったらどうするべき?
  • 学校にいるときに地震が起きたらどうするべき?
  • 地震が収まってすぐにしてはいけない行動は?
  • 避難をする前にかならずやるべきことは?
  • 避難をするときに注意すべきことは?
  • 火事を発見したら、どの方向に、どのようにして逃げる?
  • 震災を乗り越えるためにみんなで助け合うことをなんという?
  • 要配慮者とはどんな人を指す?
これは「大震災シミュレーション」の章の最後に掲載されているクイズですが、何問わかりますか?

ぜひ「東京防災」をもう一度、見てみませんか。