連載の目的
先日の大阪地震。朝食時間帯にも関わらず、大きな火事などが発生せずに済んだのは、阪神淡路大震災の教訓があったからに違いありません。
東京でも2011年に東日本大震災で災害を被っていますが、あれから7年、どこか平穏な毎日が続くような気がしていませんか?
東京都は2015年、都内全世帯に「東京防災」という冊子を配布しました。全世帯に、です。
あなたの家にもありますか?
ない場合には、図書館で見ることもできますし、購入もできますよ。
葛飾区内で購入できるのは、新小岩駅北口の第一書林さんだけのようです。
区役所でも売ればいいのにね。
冊子と呼ぶには厚みのある300ページの解説。
その一ページめには、こう書かれています。
30年以内に70%の確率で発生すると予測されている、首都直下型地震。あなたはその準備ができていますか?
配られてから2年が経ちますが、ここでもう一度、読み直してみませんか。
葛飾を愛するオトカツは、その時のためにどうしたらいいのか?この東京防災を読んでいく連載を開始します。
大震災シミュレーション
第1回目の今回は、「東京防災」の章立てにしたがって「大震災シミュレーション」を見てみましょう。
さてここでクイズです。
- 地震の揺れを感じたら、まず何をすべき?
- 地震が起きたとき、火を使っていたらどうするべき?
- 地震で部屋に閉じ込められた/身動きできなくなったらどうするべき?
- 学校にいるときに地震が起きたらどうするべき?
- 地震が収まってすぐにしてはいけない行動は?
- 避難をする前にかならずやるべきことは?
- 避難をするときに注意すべきことは?
- 火事を発見したら、どの方向に、どのようにして逃げる?
- 震災を乗り越えるためにみんなで助け合うことをなんという?
- 要配慮者とはどんな人を指す?
ぜひ「東京防災」をもう一度、見てみませんか。