2016年3月29日火曜日
[大人の一丁目一番地(2)] 葛飾区新小岩1-1を歩く。荒川がなかったころは平井の方まで、西井堀で潤う広大な田畑だったんだなぁ。
新小岩1丁目1番地です。
荒川沿いの住宅地です。
南側はすぐ江戸川区松島です。
このあたりは、新小岩の駅も近くて、静かだし、良い土地ですね。
荒川のたか~い土手があります。
これさえなかったら、日当たりも良くていいのになぁ。
荒川なかったら、平井の方まで続くひろ〜い土地でしたね。
荒川ができる前の地図を見てみると
おなじみ、明治時代の地図です。
総武線平井駅はありますが、新小岩駅は旅客駅としては昭和に入ってから営業しているので、この地図にはありません。
まさに、平井、逆井のほうまで続く田畑でしたねぇ。
この地図見て、気になるのが、総武線を斜めに横切る直線です。
なんだろ、これ。
想像がつく方も多いと思いますが、これ江戸時代から使われていた用水路ですね。
水元公園にあった小合溜から、いまの東京理科大前を通って、新宿を下り、奥戸を横切って、たつみ橋交差点を抜けて、荒川の向こう側まで用水路があったのですね。
東新小岩のあたりは「西井堀せせらぎパーク」として公園になっています。
また、西井堀というぐらいですから、仲井堀、東井堀もあり、いずれもいまは暗渠となっています。
荒川がなかったころは、この西井堀の用水を使って、いまの平井南部の田畑も潤っていたはず。
平井の農業も水元公園の水を使っていたということは、荒川で分断されてしまった今、感覚的には掴みづらいですが、新小岩1-1あたりは、中川南部の中心地だったのかもしれません。
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