2017年2月5日日曜日

[大人の新小岩] 春いっぱいの「翠祥」で早春の海の幸「のれそれ」を食べた。「のれそれ」って?



今回は、このブログで何度も登場している「新日本料理 翠祥」です。


月も変わって2月になりましたし立春ということもありましたので、季節ごとの旬のものが食べられる翠祥の料理はまさに日本料理。


今回も楽しみに入店しました。



お通しの「のれそれ」


お酒を頼むとりっぱなお通しが出てきます。

右上のお椀に、細長い半透明な料理が。


大将に伺うと「のれそれ」とのこと。


「のれそれ」は、穴子の稚魚。


なんで「のれそれ」って言うのかなぁと調べてみました。


「のれそれ」の語源

高知で、アナゴ類の稚魚を「ノレソレ」と呼びます。

高知市付近ではノレソレ、須崎市付近ではタチクラゲと呼ばれています。地引網を引くと、ドロメは弱いのですぐに死んで網にくっついてくるのですが、ノレソレは、そのドロメの上にのったり、それたりしながら網の底に滑っていきます。

この「のったり、それたり」という地引網の中の様からこう言われているようです。(Yahoo!知恵袋)
おもしろい語源ですね。


「のれそれ」市場魚貝類図鑑より

図鑑で見ると、やっぱり穴子の稚魚だけあって長いんですね。


成長した穴子はもちろんおいしいのですが、この稚魚もよくお酒に合いました。


鯖のお刺身


新鮮な食材ばかりの翠祥です。青魚が好きな私はとくに、鯖のお刺身がおいしいお店は大好きです。

焼き筍


やっぱり春ですから。たけのこをいただきました。


ほどよく焼いた筍は、ほくほくで柔らかく、春が近いんだなぁと思わせてくれます。


仙台牛 一口揚げ


キューブ状の仙台牛が、サクッと揚げられています。


口の中に仙台牛の旨味と脂が広がります。


上品な衣が、その旨味と脂に融合して、絶妙な味になります。


帆立と春野菜の天ぷら


天ぷらも、春の味。


やっぱり早春は山菜の季節ですよね。


うるいたらのめ行者にんにくこごみ


いずれも山菜のもつアクの強さがあまりなく、おいしくいただきました。


そして厚みのあるほたて。


お店の居心地の良さもあいまって、すっかりお酒が進んでしまいました。


今回もおいしくいただきました。


また伺いますね〜


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新日本料理 翠祥割烹・小料理 / 新小岩駅
夜総合点★★★★★ 5.0

2017年2月3日金曜日

[大人の新小岩] 「清、濁、碧、辛痺」4種類の味でラーメン激戦区に乗り込んだ「自家製麺 啜乱会」に行ってきた!



今回は、新小岩駅南口に昨年末開店した「自家製麺 啜乱会」に行ってきました。


私の出身地に近い、横浜上大岡発祥のお店ということもあってちょっと親近感。



お店は新小岩駅南口ルミエール商店街から路地を曲がったところにあります。


駅からは徒歩5分ぐらいで行かれますよ。


ランチタイムは行列ができるとのことでしたが、私が行ったのは13時過ぎだったこともあってすんなりと入店。


お店の外にベンチが置かれているのも人気の証拠ですね。




メニューは4つ。

  • 清 :ラーメン醤油味(和出汁)
  • 濁 :ラーメン醤油味(背脂こってり)
  • 碧 :ラーメン塩味
  • 辛痺:汁無担々麺

ちょっと悩みました。


醤油味で清濁併せ呑むか、あっさり塩味か。


担々麺も捨てがたいが「辛くて痺れる」って書いてある。


ここはあっさり塩味にしました。



自販機で券を買うシステムです。



5分ほどで運ばれてきました。


スープは煮干しダシをベースに白湯スープで深みを出しながら、さっぱりあっさりした味に仕上がっています。




麺は丸麺。ちょっと柔らかめ。



チャーシュー、メンマ、キャベツ、ねぎ、そして砂肝。


砂肝?って思いましたが、塩味のスープになんとなく合ってました。


「自家製麺」と名乗っていますが、麺よりスープが主張しているラーメンでした。


今度は担々麺食べてみようかな。


啜乱会
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啜乱会ラーメン / 新小岩駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

2017年1月30日月曜日

[大人の新小岩] 新小岩でガッツリ食べるならココ!「大三元」ランチ!





朝のうちからスポーツクラブに行ったもので、もう11時には腹ペコなんですよ。


そういう時は、新小岩駅前の「大三元」がおすすめ。



平和橋通りを江戸川区役所方面に進むと、徒歩5分ほど。


広い店内なので、待たずに座れます。



単品でもいいのだけど、やっぱりランチがおすすめ。


種類も多くてリーズナブル。


セットのコーヒーもついてます。



今日は[肉・ナス味噌炒め]にしました。


がっつりです。


皿数も多くて、もう見た目から大満足。




主菜の肉ナス味噌。


濃い目のピリ辛な味噌が、ナスと豚肉にじゅうぶん絡んで、うまい。


ちなみに副菜は、切り干し大根、サラダ、ザーサイ、杏仁豆腐。


コーヒーも付いてます。


今日も大満足。


これだから、また来ちゃうんですよね。



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中国料理 大三元中華料理 / 新小岩駅
昼総合点★★★★ 4.5

2017年1月27日金曜日

[大人の亀有] 葛飾の代表的和菓子店のひとつ「するが」でどら焼き





葛飾の美味しい和菓子はたくさんありますが、ここはその代表店のひとつ。




お店は亀有駅南口のガード下にあります。



和菓子の種類も多いのですが、お気に入りは「梅どら」と「栗どら」。


今日も亀有に来たついでに買っちゃいました。




大きさはこんな感じ。


ふわふわの皮。おもわず口に入れちゃいたくなりますね。




梅どら、半分に割ってみたよ。


けっこう大きな梅が入っています。


酸っぱさはありません。甘くもなく控えめにどら焼きのなかに埋まっています。



栗どらも割ってみたよ。


こちらも、大きな栗が入ってます。


午後のおやつにぜひどうぞ。

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するが和菓子 / 亀有駅
昼総合点★★★★

2017年1月26日木曜日

[大人の亀有] 「鮨なかや」で珠玉の鮨を食べる。ランチならコスパ最高。





無性に食べたくなる鮨が亀有にあります。



お店は亀有駅南口の商店街を抜けた江北橋通り(都道467号千住新宿町線)沿いにあります。


お店の入り口に暖簾がないので通り過ぎないように気をつけてくださいね。


平日のお昼でしたら、「1,500円で8貫+玉子、巻物」のランチがオススメです。


もちろん、今日もランチを頼みました。



握りは全て揃ってお皿に乗ってきます。


それまでの間に、サラダが運ばれてきます。



ほどなく、握りが運ばれてきました。


日によって内容は変わるようです。


まぐろ、ひらめ、いかなどネタはオーソドックスですが、ここの鮨はネタに味がついて出てくるので、醤油をつけずにいただきます。


写真の一番手前の水なすの握りは絶妙。ぜひ食べてほしい一品です。



最後にデザート。


サラダ、デザートまでついて1,500円です。


お腹いっぱい、コスパ最高ですよ。


平日ランチにぜひ訪れてみてくださいね。

鮨 なかや寿司 / 亀有駅
昼総合点★★★★★ 5.0

2017年1月25日水曜日

[大人の東新小岩] みのり商店会の2大肉屋さんの惣菜を食らう





1月下旬。


なんとなく日没が遅くなって気がします。


今日は地元みのり商店会のお惣菜で夕飯の食卓を賑わせることとしました。


みのり商店会の夕方、もっとも賑わっているのは「山越」です。


お肉屋さんですが、看板の通り得意とするのは「和牛」です。


いいお肉が揃っています。


ちなみに、新小岩駅南口の「たけうち」はご親戚のようです。


お肉はオススメなのですが、夕方の惣菜も見落とせません。


今日は「えごま三元豚の焼き餃子」と「酢豚」を買ってきました。


えごま三元豚の焼き餃子


酢豚

どっちもうまい!


三元豚は、必須脂肪酸が豊富に含まれた豚で、山越が得意とする商品です。


その豚肉を使った餃子。


うまいに決まっています。


豚肉の旨味と深い味が、餃子にしっかり出ています。



酢豚は、えごま三元豚とは表記されていませんが、豚肉は柔らかく、味も濃すぎずでも程よく甘い、美味しい酢豚でした。


もう一件。



チキンショップあらい。


ここは店名の通り、鶏肉を得意とする肉屋さんです。



チキンシュウマイもうまいのですが、今日はチキンロールを買ってみました。



切ってみると、チキンぎっしり。


歯ごたえと弾力性のあるチキンの味が口いっぱいに広がります。


どの肉もうまかった。



お歳暮で頂いた、沖縄ビールとともに、いただきました!


ごちそうさま!


2017年1月23日月曜日

[大人の東関部屋] 稀勢の里優勝で大相撲も新時代ですね。東関部屋も今年は葛飾に!

東関部屋HPより



稀勢の里関、優勝できてよかったですね。


さて、葛飾には今年、東関部屋の移転が予定されています。


このブログでも、東関部屋はタイムリーに追っかけていきますよ。


さて、今場所の東関部屋力士の最終成績はこんなかんじ。

白虎 3-4

高三郷 3-4

高盛 3-4

華王錦 2-5

美登桜 4-3

高見劉 4-3

駿河富士 2-5

札野 4-3 

和田 3-4

富士寿 5-2

飛翔富士 休場


勝ち越しが4人いますね。


来場所もぜひがんばってほしいですね。


東関部屋のホームページはこちら


東関部屋 おかみさん日記はこちら

2017年1月20日金曜日

[大人の堀切] 夕暮れ時の堀切菖蒲園。ラーメンタカノで中華丼!



この日は夜、都心に出る用事があったので、堀切でちょっと早い夕飯をさがしていまいた。


どこも17時になれば開店するのですが、まだ16時30分。


堀切駅前の通りも、営業しているお店は2,3店舗だけ。


しかしさすがにラーメンタカノにはのれんが下がっているじゃないか!


救世主ラーメンタカノ!


助かったぞ!


実はこの日はランチも中途半端にしか食べてないので、腹ペコ。


ガッツリ食べたい!


とくれば、今日は中華丼。



どーん!


きれいな色合いですね~。



中華丼好きなんですよ~。いろんな野菜が食べれるじゃないですか。


たまねぎ、はくさい、にんじん、たけのこ、きくらげ、そしてうずらのたまご。


もちろん豚肉も。


餡は甘すぎず、「うまい」と言っちゃう味。


個人的な好みですが、中華丼にはお酢をドボドボっとかけて食べます。


ごちそうさまでした。

関連ランキング:中華料理 | 堀切菖蒲園駅堀切駅

タカノ中華料理 / 堀切菖蒲園駅堀切駅
昼総合点★★★★ 4.0

2017年1月18日水曜日

[大人の区境を行く(3)] 都内唯一のレンガ造りアーチ橋「弐郷半領猿又閘門」




今回の「大人の区境を行く」は、葛飾区の北限(笑 大場川沿いです。


地図を見てみましょう。




左の地図は1900年頃の大場川と中川の合流地点あたり。右の地図は現在です。


左の地図では中川が大きくU字になって大場川を合流させていますが、1950年代には右の地図のように中川は直線となり、大場川はより西側で中川で合流することとなります。


今回の話題はこのU字型だったころの中川と大場川の合流地点にあった「弐郷半領猿又閘門」。


上の地図では青い丸印のところにあります。


「にごうはんりょう-さるまた-こうもん」


と読みます。


弐郷半領とは、大場川の北側の地名。


猿又は、少し前まで水元猿町と呼ばれた大場川の南側の地名。

その間にある「閘門」ということですね。


閘門(こうもん)あるいはロック(英語: Lock)は、水位の異なる河川や運河、水路の間で船を上下させるための装置である。閘門の特徴は、固定された閘室(前後を仕切った空間)内の水位を変えられることで、これに対して同じく船を上下させるための装置であるケーソンロック(Caisson lock)、ボートリフト、運河用のインクライン(Canal inclined plane)などでは閘室自体を上下させる。

本来は水の量を調節することで、船の航行などに利用するものです。


しかしこの古利根川(中川)は水量が一定せず氾濫も多かったことから、大場川や小合溜(現在の水元公園)に増水時に水を引き込み、水量を安定させるために作った閘門でした。




橋に設置された説明を読むと、江戸時代は木の橋だったようですが、明治時代金町に煉瓦工場ができたこともあり、この閘門をレンガ造りにしたとのことです。


金町の煉瓦工場については、以前ブログで書きましたのでこちらを参考にしてください。


金町では銀座路地のレンガを作っていたのですから、この閘門のレンガと銀座のレンガは同じということですね!



小合溜(大場川)側からみた閘門です。



寄ってみると重厚なレンガです。


3つのアーチからなっています。



下流側のアーチは数が多いですね。


真ん中のアーチを中心に、左に2つ、右に2つ、全部で5つアーチがあります。


上の写真(大場川側)は3つでしたから、複雑な作りをしていますね。



下流側には、ふたりの作業する人の小さな銅像があるのですが、この人達はなにをしているのだろう。


もしかするとこの堰の開け閉めをしているところかもしれませんね。



もう一度先ほどと同じ地図です。


閘門から右に赤く伸びた線は、葛飾区と埼玉県八潮市の区境。


八潮市の名前の由来は「八幡村」と「潮止村」などが一緒になったので「八潮」とのこと。


こんな内陸の地名まで「潮」という字がつくのは、江戸の昔でも中川を遡って東京湾の潮が逆流してくるぐらい、葛飾の土地は平坦で低地だったということですね。