2016年6月9日木曜日

[大人の新小岩] 強烈な煮干しにやっつけられたい!食べログ評価3.60の「中華そば 一颯」



今回は、何度も店の前を通りすぎていた、「中華そば 一颯」です。


「いぶき」と読みます。


ラーメン通の方々には有名なお店ですね。




新小岩駅南口を平和橋通り沿いに葛西方面に下って行くと左手にあります。


目立つ外観ではないので、「あれっ通り過ぎちゃったかな?」と不安になりながら到着です。


お店に入ると、強い煮干しの薫りとちょっと無骨そうな大将。


ラーメンに詳しくないこともあって前情報ほとんどなしにお店に伺ったこともあり、強い煮干しの薫りに、どんなラーメンだろうとの興味津々。


今回は、なにもトッピングを加えないラーメンをチョイス。


もちろん強い煮干しの薫り。


煮干し出汁の醤油ラーメン。


スープはまさにガツンという表現がぴったりなる味。


煮干しの存在感と醤油そして動物系の出汁?。


重みのあるスープがやや太めの麺に絡みつきます。


麺は、永福町大勝軒の自家製無添加麺。


プレーンな小麦粉の味と、ガンツと来たスープがよく合います。


うまいです。


新小岩は、一燈や燈郎など都内屈指のラーメン屋さんがあるなかで、きっと

「一颯のラーメンもありだな」

と思ってもらえる味だと思います。


帰り際「おいしかったです」と言ったら、


「ありがとうございます。よかったです。」


と実直そうなお言葉を頂きました。

一颯

03-6231-4377
【平日(月~金)・土】 11:00~15:00 18:00~22:00
【日・祝】 11:00~20:00

2016年6月8日水曜日

[大人の立石] 居酒屋であり家庭料理でありバーでもある「呑喰屋」。ここの餃子に入っているものはアレだった!



今回は京成立石駅から徒歩5分の「呑喰屋」さんに行ってきました。


立石で飲む!というと普通は線路に垂直に伸びる商店街周辺のお店にいくものですが、呑喰屋さんは京成線の線路沿いに青砥駅方面へ歩きます。


駅から歩いて5分足らず。


諏訪神社の近くに呑喰屋さんはありました。


看板の文字、味がありますね。


大将直筆かな?


聞いておけばよかった。


赤い提灯がなんとも誘ってきますね。


お店の前には大きな立て看板のメニューが!


鯖の塩焼きなんかもあって、家庭料理っぽいメニューもあります。


お店の中のメニューにも、肉野菜炒め、豚のしょうが焼きなどもありました。


お店の中はカウンター7,8席と4人がけテーブル。


決して広くないのですが、それがまたキッチンとの距離を狭めてくれる。


まずはビール。


ビールと一緒に出てきたお通しは「ナーベラ」。


若いヘチマを豆腐で味噌煮にしたものです。


へちまのチャンプルーといったイメージ。


へちまといえば、すかすかになったヘチマで体を洗う、垢すりのイメージですが、なーべらにするへちまは若くみずみずしい物。


とても柔らかく、優しい味に仕上がっていました。


ゴーヤ以上に栄養が豊富だそうで、これを食べていれば夏バテしないとか。


さすが沖縄の知恵ですね。


呑喰屋の大将(今回は不在)は、石垣島のご出身とのこと。


特産のもずくも頂きました。


太くて歯ごたえよく、新鮮なもずくでした。


そしていつしか話題は餃子へ。


なんでもここの餃子には「なにかが」入っている!


ということで、気になって食べてみました。


出てきたのは見た目普通の餃子。


入っている「なにか」はゲテモノの類ではないということなので、安心して食べてみました。


小振りの餃子ですが、なかなかおいしい。


後を引く味は、きっとこの「なにか」のせい。


ぜひ食べて当ててみてください。

呑喰屋

03-5875-7303
[月・水~土] 16:00~23:00(L.O.22:30)
 [日] 15:00~23:00

2016年6月7日火曜日

[大人の一丁目一番地(8)] 西水元1丁目一番地に行ってきました。メトロセブン、通らないかなぁ〜


葛飾区西水元1丁目一番地に行ってきました。




都道307号線と中川、大場川で囲われた三角形の地域です。


葛飾区の北限、埼玉県との境界でもあります。






■飯塚村と猿又村


住所表記で西水元と呼ばれるエリアは、昔の飯塚村と猿又村の一部からできています。


北部に猿又村。南部に飯塚村。


猿又村の総鎮守は、都道307号線ぞいにある「水元神社」。水元公園建設に合わせて地元の天祖神社なども合祀されたようです。


猿又村の名前の由来は猿とは関係なく、中川と大場川の合流地点で「三叉路」になっていたことから、三が又→猿又になったようです。


住所表記変更で1981年までは「猿町」と呼ばれていました。


猿町というと「白金猿町」が有名ですが、この地名の由来も猿には関係ないようで、猿の名前が付く地名にモンキーはあまり関係しないようですね。


一方の飯塚村。


飯塚村の総鎮守は、現在都道307号の南にある南水元富士神社
http://www.homes.co.jp/cont/press/reform/reform_00115/


そのことからも現在の西水元の住所表記が作られた時、飯塚村は分断されてしまっていることがわかります。


■メトロセブン



私の家が新小岩方面なのでよけい思うのですが、水元地域はとおい!


とってもおいしい中華料理屋さん「中華一番」も西水元ですが、まさに葛飾区を縦断しないと行かれません。


縦断といえば、葛飾区の鉄道網は東西に伸びていますが南北がありません。


区内の活性化のためにも南北の鉄道がほしいところです。


貨物新金線の旅客化などのアイディアもありますが、西水元あたりまで鉄道を伸ばそうと思うと、メトロセブンが期待されます。


メトロセブンは環状7号線の下に地下鉄を走らせることで、江戸川区の葛西臨海公園から青砥駅、亀有駅、足立区内を通り赤羽までの交通を作ろうというものです。


現在京成バスがシャトルセブンとして一部区間をバス路線で運行しています。


水元エリアに環七は通っていないのですが、大谷田付近に駅ができれば、金町駅三郷駅に抜けるバス路線とともに大きな駅になるかもしれません。


なによりも、葛飾区を縦断できるというメリットがありますね。


実現しないかな〜

2016年6月6日月曜日

[大人の新小岩] 定食頼むとガッツリ7皿も出てきておなかいっぱい!新小岩中華の王道「大三元」でなす肉味噌炒め定食(1,026円)を食べる


今回は、仕事が忙しくてランチを抜いちゃった空腹感を満たすべく、新小岩の中華「大三元」で、ガッツリ定食を食べてきました。



月末月初は忙しいんですよ。


あ、みなさんいっしょですね。


なんだかんだお昼食べないまま退社時刻になってしまって、なんとなく新小岩まで来たのですが、さすがにおなかすいちゃって。


「なんかガッツリ食べたいなぁ」


と思ったわけです。


そんなときは新小岩駅南口徒歩5分ぐらいの中華料理「大三元」がおすすめ。


カウンターも10席以上あります。


4人がけテーブルや、10名程度可能な個室もありますので、使い勝手がいいお店です。


このお店のランチでうれしいのは、皿数が多いこと。



今日は数あるランチのなかから、ナス肉味噌炒
めを頼みました。



大三元のランチは、皿数が多い!


ナス肉味噌炒め、ライス、スープのほかに


サラダ

揚げ餃子一つ

杏仁豆腐

浅漬け  と全部で7皿!


ナス肉味噌炒めは、やや甘めの味噌がご飯にあう、あう!


ご飯は普通より大盛りのはずなのに、なす肉味噌で食欲倍増!ペロッと食べちゃいました。


新小岩もあまたお店が有りますが、パクパク食べたいときは大三元に決まりですね!


大三元

「月~木」 11:00~翌3:30
「金・土」 11:00~翌4:00
定休日 日曜日


2016年6月5日日曜日

[大人の堀切] 花菖蒲6,000株!満開の堀切菖蒲まつりは今が見ごろ。


堀切菖蒲園が1日からお祭りです。



例年はもう少し後になってから満開となるのですが、今年ははやい。すでに満開です。


堀切菖蒲園は、京成本線堀切菖蒲園駅から歩いて10分弱。


あちこちに看板も立っていますし、屋台も並んでいますので迷わずに行けると思います。


なにしろ人出が多く、みんな菖蒲園に向かって歩いていきますので、はじめてでも行きやすいと思います。



堀切菖蒲園は7,700平米の敷地に200種類6,000株が植えられた、国内有数の菖蒲園です。


以前菖蒲園の歴史についてブログを書きましたので、興味のある方はこちらから。なかなか菖蒲や菖蒲園の歴史は奥が深い。


今回は、混雑すること間違いないので、朝9時半に堀切菖蒲園に到着。


しかしすでに多くの見物客で賑わっていました。


なかでも写真を撮る方が実に多い。


趣味の写真家のみなさんだと思いますが、熱心に写真を撮っていらっしゃいます。


たくさんの種類の菖蒲がありましたが、この「五湖の遊」という花が一番きれいに見えました。


花びらの紫に黄色いすじが入っており、とても上品な菖蒲でした。


葛飾には、水元公園にも菖蒲園があり、菖蒲園祭りの時期には堀切菖蒲園と水元公園の間にシャトルバスも運行されています。


夏が始まるちょっと前に、さまざまな色の菖蒲を楽しんでみませんか?



2016年6月4日土曜日

[大人の東新小岩] 家の近くに大型コインランドリー、ありますか? 葛飾区の大型コインランドリー、調べてみた。


もうすっかり寒さもなくなってきたので、ベッド周りの布団などの大きいものを、コインランドリーで洗濯してきました。


偶然うちからは、歩いて6,7分のところに、大物が洗える「コインランドリーふかふか」があるので、いつも季節の変わり目に利用しています。


ここには大型の洗濯機と乾燥機がたくさん置いてあります。


洗濯機は、洗濯物の量に合わせて5台。


写真の左に切れてしまっていますが、お子さんの運動靴などが洗える機会もありますよ。


洗剤が不要なので、洗濯物を放り込んだらコインを入れてスイッチを押すだけ。


本を読んだりしていると、30分程度で終了します。


洗濯が終わったら、横の乾燥機へ。


乾燥機もたーくさんあるでしょ。


左の4つは大きいサイズ。


右の6つは小さめのサイズ。


こちらも40分ぐらいで乾燥されます。


6分で100円です。洗濯料に合わせて時間が選べます。


今回は、羽毛布団2枚、毛布2枚、敷布の下に敷く保温マット2枚を洗いましたが、2000円程度でした。


大型洗濯物だけじゃなくて、溜め込んだ日頃の洗濯物をいっぺんに洗いに来る人も多く、人の出入りがひっきりなしなコインランドリーでした。


ちなみに、葛飾区の大型コインランドリを調べてみました。


地図の右下にある「+」で拡大してみてください。


堀切、お花茶屋の北側にはほとんど大型コインランドリがないんですね。


どなたか始めてみませんか(笑




2016年6月3日金曜日

[大人の亀有] 絶滅危惧種となった愛想のいい店員さん(外国人)に癒やされた!「立呑酒場道楽(やきとん道楽)亀有店」



先日かめありリリオホールに春風亭一之輔を見に行く前に、夕飯を兼ねて「立呑酒場道楽亀有店」に行ってきました。



亀有駅北口駅前ロータリーの一角にあります。


お店の中は6畳ぐらい。


狭いです。


その狭い感じがいいんですね。


隣の人のアレ、うまそうだな、みたいな。


混んでくると、外のドラム缶もテーブルになってます。


外で飲むのもいい時期ですな。


お店に入ると、愛想のいいお姉さんが元気よく


「いらさいませ〜〜〜」


と来た。


日本語ちょっと不得意?ってかんじの


最近よくある中国人?の店員さん。


じゃぁボール。


「ボールね!りょうがーい」


やっぱりちょっと発音がへん。


ボールきた。


ボールの炭酸、強くなく弱くなく、やや甘め。


一口目の「甘いな」って思ったけど、飲み進めるうちに癖になる味。


「なにたべる?ガツ刺し、おいしーよ」


商売上手な中国人?の会話に乗ってみる


「じゃぁそれちょうだい」


なかなか新鮮なガツ刺し。うまい。


ごま油で味が引き立つ。


「おいしい?でしょ?」


横を通りながらも、目が合うと話しかけてくる定員さん。


いまどきの日本人店員には絶滅危惧種となった、気が利く定員さんだ。


飲んでいて気持ちいい。


「他には?たべないの?」


「じゃぁ、カシラ、塩」


「カシラ、おいしいよネ」


一言多い(笑


それがなんだか楽しい。


「ボールおかわり」


「ゆっくり飲むんだよ」


上からだ(笑


今日はこの後落語だから、軽く飲んだだけだった。


「お会計おねがーい」


「はい、また来てくださいね〜」


お店の目の前はバス停。こんなお店の前でバス待ってたら、いつの間にか飲んでて、いつのまにか何台かバスやり過ごしちゃうこと間違いなしですね。

やきとん道楽亀有店

[月~金] 15:00~24:00(LO23:30)
[土曜日] 12:00~24:00(LO23:30)
[日曜日] 12:00~22:00(LO21:30) 


2016年6月2日木曜日

[大人の落語] かめありリリオホールで春風亭一之輔さんをみてきた。

開場したばかりでまだまばら


今回は、かめありリリオホールに春風亭一之輔さんの独演会をみてきました。



一之輔さんは若手実力派のお一人。


2001年初高座、2004年二つ目昇進以降、みるみる頭角を現し、2012年には21人抜きで真打ちとなっています。


ちなみに受賞歴がすごい
2005年第10回 岡本マキ賞
2007年平成19年度 NHK新人演芸大賞決勝出場
2008年平成19年度 国立演芸場花形演芸大賞銀賞
2008年第4回 東西若手落語家コンペティション優勝
2009年第19回 北とぴあ若手落語家競演会大賞
2010年平成22年度NHK新人演芸大賞受賞「初天神」
2010年平成22年度文化庁芸術祭新人賞受賞「茶の湯」
2012年平成23年度 国立演芸場花形演芸大賞 大賞
2013年平成24年度 国立演芸場花形演芸大賞 大賞
2015年平成27年度 浅草芸能大賞 新人賞

師匠の春風亭一朝さんの品のある落語とはガラッと変わり、落語の古典噺の本幹を残しながら、末節というか周辺を大きく創作してく落語スタイルの一之輔さんの落語は、見るたびに聴ける噺が違うというところに魅力を感じる人も多い。


実際、この日のリリオホールも幅広い年齢層のお客様でいっぱいでした。

かめありリリオホール

 


2016年6月1日水曜日

[大人のまとめ] 5月の注目記事はコレだった!グルメ記事ばかりじゃなかった!

おかげさまで5月はいままでもっとも多くのみなさんにブログを見ていただいた月となりました。


なかでもこの3本は、多くの皆さんの目をひいたようです。




[大人の立石] 鹿児島で行列ができるラーメン店「のり一」で修行したお店が立石にある。「乃の一」


鹿児島で行列ができるラーメン屋さんの暖簾分け。


前を通るたびに、お店に出入りするお客さんが目立ちします。




[大人の西水元] そろそろシーズン終わり! 夏場は食べれない「レバ焼き」を慌てて食べに行ってきた「中華一番」


なんだろう。

今まで中華料理屋さんでこんなに美味しい、居心地がいいと思った店はありませんでした。


料理はもちろん、人がいいんだよね~。



[大人の株式会社] 創業から100年以上、いまや日本中の鉄道に欠かせない会社がかつしかにあった!「森尾電機株式会社」


葛飾のこといろいろ書いてきたけど、まさか葛飾の大きな会社を紹介した記事がトップ3とは!


区役所のすぐ横にある会社です。

2016年5月31日火曜日

[大人の宿題] 6月になったら行きたいお店

5月も今日で終わり。

6月に行きたいお店をピックアップしてみました。



食べログより
吟庵(高砂)


お蕎麦には目がないのでぜひ行きたいのだけど、食べログみると「店舗の運営状況が確認できない」なんて出ていますね。

Facebookでも2016年03月までの書き込みしかなく、ちょっと不安。





食べログより
もつ焼き一力(亀有)


魅力的な赤いちょうちん。

うまそうな酒の肴。

行きたいですね~

Facebookの書き込みを見るたびに行きたくなります。


食べログより
オステリアルーチェ(金町)

食べログの評価は飛び抜けて高いわけではないですが、この評価あんまりあてにならないしね。

一度行ってみたいお店です。







食べログより
焼肉大門(堀切菖蒲園)

店構えからすてきですよねぇ。

食べログに

「言葉にできないほど美味」

なんて書いてあるので、これは行かねば!ですね。



食べログより
トラットリアたきち(高砂)


食べログにはあまり良い評価がないのだけど、どうかな?








食べログより
吉田うどん 五葵


「吉田うどんが食べれるんだ!」

という素直な気持ちで行ってみます!

2016年5月30日月曜日

[大人の新小岩] 今日は夕飯作らなーい!っていうときは「翠祥」の鯖棒鮨(1,000円)を持ち帰るべし。


帰りが遅くなっちゃったな〜〜


いまから夕飯作るの面倒だな〜〜


少しだけ美味しいものが食べたいな〜


そんなときカツシカンは、新小岩「翠祥」に行く。


きれいな鯖と綺麗な鮨。


きっと三浦半島、佐島の鯖だよね。


ちょっと疲れてたけど、パクパク食べちゃいました。


「翠祥」さん、ありがと〜。




新日本料理 翠祥

17:00~23:00(L.O.22:00)
日曜営業
定休日 水曜日

2016年5月29日日曜日

[大人の新小岩] 餃子とビールは文化です。よくぞ言った! 徳川光圀公もお喜びであろう。「ダンダダン酒場新小岩店」


いきなりですが、日本で初めて餃子を食べたのは、水戸黄門でおなじみの徳川光圀公であります。



まゆつばっぽいですが、光圀公は博学で新しもの好きだったのは確かですから、ここは「光圀公が初めて食べた」としておきましょう。


光圀公が餃子を食べてから450年余(大げさ)。


今回は新小岩南口の繁華街の角にデーンとかまえたダンダダン酒場新小岩店に行ってきました。


お店の看板に「肉汁餃子製作所」とあります。


これは!!!口の中で肉汁がじゅわ〜〜〜っと広がるイメージ!


期待できますね。


「いらっしゃいませ〜〜 なににしましょう」


店員さん、アルバイトだと思いますが、なかなか威勢がいい。


メニュー開いてみると


「まずはコレ!」


と書いてあってので、


「焼餃子とビール」


と反射的に頼んでしまいました。


ビール来ました。


プレモルです。


えーっとプレモルあんまり好きじゃないんです。


口の中に残る後味がイマイチ好きになれません。


しかしこのジョッキ、お店のオリジナルですね。


メッセージがプリントされています。
ダンダダン酒場は、プレモルを最高の状態で提供することを誓います!

ここまでのプレモル愛があるなら、あんまり「好きじゃない」なんて言えませんね。


 ちょっと時差があって、餃子到着。


ちなみに焼餃子って、本場中国ではあんまり食べないみたいですね。


戦後日本では餃子が家庭料理として一般化します。


いまでは宇都宮などが餃子で有名なばしょですが、これは戦前の陸軍で満州に派遣された部隊の中心が栃木の部隊だったからのようですね。


いま巷の中華料理屋では、餃子を焼く直前の状態で仕入れるお店も多いといいます。


ひとつひとつ餡を皮で巻いて焼いたものを提供するのはかなりの手間ですよね。


その餃子を中心にお店を開くにはなかなか勇気がいることでしょう。


さて、餃子の食感については、残念ながら肉汁じゅわ〜というほどではありませんでした。


お店の方も


「餡に味がついていますので、醤油などをつけないでお召し上がりください」


と言っていたぐらい、餃子の味は「ビールがすすむ」濃さの味でした。



このブログでは珍しく褒めない記事になってしまいましたが、みなさんのレビューも教えて下さいね。

2016年5月28日土曜日

[大人の一丁目一番地(7)] 青戸1−1に行ってきたよ。青戸と青砥のこと。青砥駅の立体化のこと。環七のこと。



今回はご近所青戸1丁目1番地に行ってきました。



電信柱に住所表記がなかったので、集合住宅の入り口の写真を撮らせていただきました。


住所表記は「青戸」ですが、京成の駅は「青砥」ですね。


青砥藤綱のこと

おそらく、青砥藤綱の話は、葛飾の小学校、中学校では習うのだと思います。


かつて夜に滑川を通って銭10文を落とし、従者に命じて銭50文で松明を買って探させたことがあった。「10文を探すのに50文を使うのでは、収支償わないのではないか」と、ある人に嘲られたところ、藤綱は「10文は少ないがこれを失えば天下の貨幣を永久に失うことになる。50文は自分にとっては損になるが、他人を益するであろう。合わせて60文の利は大であるとは言えまいか」と答えた。

誠実な藤綱の話は、きっと有名ですねよね。


しかしなんで京成電鉄は青砥駅を「青戸駅」としなかったのでしょうねぇ。


お花茶屋駅もそうですが、地名をダイレクトに駅名にするのではなく、その土地の背景となるようなことが駅名になっていますね。


駅の名前は半永久的に残るもの。


京成本線の駅名の名づけ方は、少しこだわりがありますね。


1920年の青戸周辺。駅はまだない。

青砥駅の歴史



青砥駅は、京成電鉄が押上から江戸川駅あたりまで開通した1911年、青砥駅はありませんでした。


青砥駅ができるのは、今の京成本線となる上野へ向かう線路が開通することとなった1928年です。


押上線と京成本線の分岐駅として、青砥駅は誕生しました。


今の青砥駅は、改札口に抜ける階段より、上り線と下り線の乗り換えを中心に設計されています。


青砥駅は駅前ロータリーもありません。


青砥駅の立体交差が完成したのは1986年。


ダイヤ改正のたびに増発のネックとなっていたこの青砥駅乗り換えを効率的に行うようにするため、そして環状七号線の完成が影響しています。


環七道路の最後の建設区間

1980年青戸。環七も奥戸陸橋もない
環七道路の歴史は戦前に遡ります。


戦後計画は復活しますが、工事はなかなか進まみませんでした。


しかし、1964年のオリンピックまでに羽田空港とオリンピック会場となる駒沢、戸田公園までの完成を目標とし、実際に羽田から北区までが完成しています。


そして、足立区、葛飾区、江戸川区区間がその後完成していきましたが、最後まで工事が進まず残ったがの「青戸8丁目から奥戸陸橋」間。


まさに京成電車の立体化なくして、環七の完成はなかったのですね。