2015年12月2日水曜日
[大人の新小岩] 創業55年!鰻職人の旦那さんと奥さんで営むカジュアルな居酒屋「酒房うめ吉」で焼き鳥を堪能。鰻は次回ね!
新小岩のティップネスに通っている。
程よい疲労感とともにティップネスを出ると、この「川久保酒房うめ吉」が目につく。
いつもは「せっかくティップネスでカロリー落としたんだし、まっすぐかえろー」と思って素通りしてきたのだが、今日ついに入ってみた。
それは絶妙なタイミングだった。
というのも、お店の前を通ったタイミングでちょうど大将がお店から出てきて、目があったところに「いらっしゃい!」と言われてしまったのだ。
いつもウェルカムじゃないと、通りすがりに目があったぐらいで「いらっしゃい」なんて声をかけられるものじゃない。
ここは素直に「いらっしゃい」されることにした。
店の外の看板で「鰻がオススメの創作居酒屋さん」ということはわかっていた。
東京で食べる鰻で、ほんとにおいしいところは数軒しないと思っていることもあって、新小岩の鰻がおいしいのかなぁ、と思っていた。そんな疑心暗鬼から入店しなかったのも事実だ。
さて、なにを頼もう。
メニューを見ながら、鰻職人さんにまずは焼き鳥を焼いてもらおう、と思った。
そこで焼き鳥に合わせようと佐藤の黒のお湯割りから。おでんの餅巾着がお通し。
今日はおためし。
そんな気分でメニューをみる。
「酒盗とクリームチーズと生湯葉」
これは他のお店でもときどき目にするメニューだけど、今回の組み合わせが一番美味しく感じた。
酒盗とチーズと湯葉の量の組み合わせがちょうどよく、どれもがムリに主張しすぎないところが美味しかった理由かもしれない。
お酒が進みました。
焼き鳥は、トップ画像にある2品。
砂肝とねぎまだが、ここの焼き鳥は総州古白鶏を使っている。
鶏肉もネギもとても新鮮で、とくに砂肝は歯ごたえもよく、噛むごとに味わえるおいしい砂肝だった。
どの料理も素材にしっかりしたものを使っている印象のお店だった。
いままで入店していなかったことをちょっと後悔した。
お店は鰻職人の旦那さんと奥様のお二人で切り盛り。お店自体もカウンター6席、テーブル5卓程度のこじんまりとした作り。
ナット・キング・コールやビング・クロスビーなどのメロウなジャズのかかる落ち着いた大人のお店。
次回は鰻を食べてみようかな。
クリックしてね!
[大人の新小岩] 明け方4時までやっている新小岩中華料理のオアシス「大三元」で中華丼を食べる。中華丼は中国で食べないの?
もともと夜はほとんど食べていない私の食生活でも、ときどき「がっついて」食べたいことがある。
会社からの帰り道、「がっつける」ところはないかなぁと思案しつつも、結局自宅の最寄駅まで来てしまうことも多い。今日はそんな日だった。
新小岩の駅を降りて、さぁどうしよう、となって、やっぱり思いついちゃうのは「大三元」だ。
おそらく100種類近くあるのじゃないだろうか、メニュー(ブック)をめくる素振りを見せながらも、大三元に来たら食べるものは決まっている。
中華丼だ。
豚肉、たけのこ、にんじん、白菜、きくらげなどたくさんの具材が甘めに味付けされ、大きめの丼に乗ってくる。
写真ではわかりづらいが、丼は僕の手のひらより大きい。じゅうぶんな食べごたえだ。
ところで、中華丼のルーツをご存知だろうか。
じつは今日座ったカウンター席は、厨房がよく見え、料理人のおじさんと目があったことから少し会話になった。
「中華丼っていうのはねぇ、もともと中国にはなかったんだよ。」
「ん?中華料理じゃないの?」
「神戸の中華街あるでしょ、あそこじゃまかない飯といえば中華丼だったんだよ。残った野菜とかを有効利用したまかない飯ね」
そもそもは、中華街のまかない飯だったとは知らなかった。
中国人もびっくりですね。
大三元は店が広い。
カウンターだけでも10席以上。テーブルも10卓近く。個室もある。
料理人のおじさんの気持ちもオープンだったけど、お店の構えもオープンでウェルカムだ。
クリックしてね!
2015年11月29日日曜日
[大人の柴又] 旨すぎるナポリピッツアが柴又で食べられることを知っている東京人は、どれくらいいるのだろうか。
クリックしてね!
無性に食べたくなるピザが柴又にある。
生地は
他のピザと違ってナポリピッツアの具はシンプル。
私はこの店を知ってから、具材の組み合わせを楽しむピッツァの食べ方を知ったようなものだ。
いつも具材の意外な組み合わせの美味しさを教えてくれる「今週のピッツア」。
今日もこの今週のピッツアを注文した。
モッツァレラチーズをベースに、
スモークサーモン
いんげん
ほうれんそう
が散りばめられている。でも乗っている具材はそれだけだ。この「それだけ」というのがナポリピッツアの良いところなのだろう。
さてお味はといえば、あいかわらず絶品。
いんげんの歯ごたえとほうれん草の青みのある味が、塩気のきいたスモークサーモンの上にうまく乗り、口の中でモッツァレラチーズに包み込まれていくかんじ。
いつもこの「今週のピッツア」の意外な組み合わせの味にびっくり。
しかし、このナポリピッツアがナポリの庶民の味だとするなら、やっぱりイタリア人の味覚は日本人に劣らず繊細であり、他の料理も食べてみたくなる。
ヨーロッパは南に行くほど、音楽と食事が豊かになると思う。
音楽も北欧よりも南に降りるほど、音楽の種類が増えて、さまざまな楽器やダンスが加わってくる。
食事もおなじだ。
北欧やイギリスよりも、ドイツやフランスのほうが食事の種類も豊富になる。
そしてドイツやフランスより、イタリアやスペインのほうが味覚に繊細になり、調理方法も多岐にわたる。
これは南に行くほど移り変わる季節が増えるためかもしれないけど、いづれにせよナポリピッツアの繊細な組み合わせにはいつも驚かされる。
数日経つと、またナポリピッツアが食べたくなるんだよなぁ。
クリックしてね!
登録:
投稿 (Atom)