以前から「皿数多いよ」という話を聞いていたので、もうそれが楽しみで楽しみで、お店の前までスキップでいきそうになっちゃった。
お店の前に来た。
中華、そしてパーラーの「光陽楼」だ。
駅から歩いて5分足らず。川の手通りと平和橋通りの交差点を目の前にした絶好のロケーション。
「なにを頼もうかなぁ」
お店の前の立て看板を見ると
「フジテレビGPのメニューは(A)➀➁です」
って書いてある。フジテレビGPとは、もう1年ぐらい前になるだろうか、フジテレビのグルメグランプリっていう番組で、堀切出身の武井壮さんがこのお店を訪れた、というものだ。
そのメニューが「市場直送カキフライライス」と「人気の若鶏の唐揚」だそうだ。
これはもう悩むことはない。「市場直送カキフライライス」一択だ。
そうと決まれば店内へ。
をを、さっそく「武井壮さん優しいコメントありがとございました」ってお礼が壁に貼ってあった。
おばちゃんに悩むことなく「市場直送カキフライライス」を頼む。
このおばちゃん、すっごくきれいな日本語を使う。綺麗な日本語って、人格が出る単語の選び方や歯切れのいい発音にあると思うんだけど、このおばちゃんの話は聞いていてとっても気持ちいい。
あまり時間をおかずに「はいカキフライのかた〜」と言いながらトレイをひとつ持ってきた。
「はやいな。もうカキフライか」
と思ったら、なななんと。
付け合せの小皿だけがトレイに乗ってやってきたじゃないか。
なにが乗っているかというと、
なんと11皿だ。
確認するが、僕が頼んだのは「市場直送カキフライライス」だ。
その前座としてのトレイでこの存在感。
なやむ。どうやって食べよう?
ごはん、来てないんですよね。
ごはんがあれば、納豆と卵かけちゃおうかなとか、突破口があるのだけど、食べ始めるきっかけがつかめず、本日の主役カキフライライスを待つ。
おいしい記事がいっぱい!
ちょっと待っていたら、来た!
ど〜〜〜ん!
奥のトレイはさっき来たやつ。
手前の3つがカキフライライス。
牡蠣が大きい!真ん中の2つなんて、僕の握りこぶしのひと回り小さいぐらい、全長10センチぐらいはある。
一口じゃたべきれん。
いやそれよりも、この全14皿、食べきれるのか?
カキフライ、まずはソースをかけずにひとくち。ふんわりやわらかい。おいしぃ。ソースかけてもおいしい。さすが市場直送だ。
ごはんも来たことだし、納豆をかき混ぜ、卵を溶いて、ごはんにかける。断っておくけど朝ごはんじゃないよ。
いろいろな小皿に目移りしながらも、パクパク食べ進む。
でもやっぱり量が多くて、食べ終わるまでに2回ぐらい途中休憩をいれて、やっと完食。時間にして30分弱かかったかな。
この14皿で700円。
どう、このコストパフォマンス。
きっとまた食べに来ちゃうね。
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメント大歓迎!