2018年5月16日水曜日

[大人のかつしか] 図書館開いてなくても24時間本は返せる!図書返却ポストはここ!もっと増えてもいいんじゃない?


週末に図書館で、面白そうな本を見つけて借りたわいいけど、返したい時間に図書館が開いてなーい!

なんてことありますよね。



そんなとき、24時間本を返せるポストが葛飾区にはあります。

区内4箇所の「図書返却ポスト」です。



新小岩駅、堀切菖蒲園駅、青砥駅、新柴又駅そして四ツ木駅。

サラリーマンに限らず、自営業の人たちも、本を返したい時に図書館が開いていないなんてことはよくありますよね。

このポストに投函しておけば、毎日回収していますので、返却遅れが防げますね。

でももうちょっと増えてもいいんじゃない?

金町駅とか亀有駅とかね。

回収するコストや場所の都合のこともあるのだろうけど、図書館の優しいサービスにはいつも助けられています。

ちなみにこのポスト、本以外(CDなど)は返却できませんのでお気をつけて。

そういえば先日「予約した本が近所の図書館に到着しました」ってメールが来ました。このサービスもなかなかステキなので、次回紹介したいと思っていますが、今回到着した書籍は上下巻の下巻の方。。。

上巻まだ読んでないんだけど、どうしよ〜〜〜(笑

2018年5月15日火曜日

[大人の堀切] (新月夜詣)神様カードも大人気!「洽潤」って読める?【堀切天祖神社】


オトカツが主宰する「カツシカーン~もう一回り葛飾をおもしろく」では、毎月新月や満月の日に区内の神社を参拝するツアーを実施しています。



今まで行ってきた神社はこちら


  • 1月17日:立石熊野神社
  • 2月16日:亀有香取神社
  • 3月31日:東水元葛西神社
  • 4月30日:四ツ木白髭神社、渋江白髭神社


そして今回は、5月15日新月の日に、堀切の天祖神社に行ってきました。


天祖神社ってなに?

そもそも天祖神社ってなんでしょうか?

weblioによると
神明神社(しんめいじんじゃ)は、天照大御神を主祭神とし、伊勢神宮内宮(三重県伊勢市)を総本社とする神社である。

神明社(しんめいしゃ)、神明宮(しんめいぐう)、皇大神社(こうたいじんじゃ)、天祖神社(てんそじんじゃ)などともいい、通称として「お伊勢さん」と呼ばれることが多い。

となっています。

「地元のお伊勢さん」 的存在ですね。

天祖=天皇の祖先、なわけです。

まずは神社のお話を


今回も参拝の前に、神社に詳しい戸塚さんからお話を伺います。

18時30分集合だったのですが、堀切は夜遅くまで開いている喫茶店がほぼなく、コロラドさんも1930には閉店。

実は毎回神社のお話を伺うのですが、1時間ではとても足りないくらい、面白いのです。


本来ならば、このお話の中で登場する神様カード

今回は参拝の後、食事時に登場したのですが、ここで紹介しましょう。

←詳しくはクリック(Amazonへリンク)

私たちは、八百万の神々の住まう豊かな国に住んでいます。

このカードにはその中から48柱の神々が登場します。

神々は姿を持ってはいませんが、目に見えないエネルギーとして確かに存在し私たちにその大いなる叡智を分かち与えてくれます。

アマテラスオオミカミ、スサノオノミコト、オオクニヌシノミコト、ツクヨミノミコト・・・

神々からのメッセージは、著者である大野百合子さんがそれぞれの神がお祀りされている全国の神社を訪れ、 その場で実際に神々の霊力(エネルギー)とつながって受け取ったものです。

またカードに描かれているシンボルや紋様も、実際に神社に参拝した際に感じとったものです。

どうぞカードを丹念に心の眼で眺め、お一人お一人がそれぞれのインスピレーションを受け取ってみてください。(Amazon)

いかがですか?

「カツシカーン」の『新月満月には神社に行こう!』では、神社の説明とともに、参加者のみなさんに一枚カードを引いてもらっています。


 今回私が引いたのはこちら!

豊宇気毘売神 とようけびめのかみ  
身体に取り入れるものに心を傾けなさい。

それは食べ物だけではありません。

あなたはいつも何を見て、何を聞いて、何を味わっていますか? 

すべては食物として、あなたの中に入っていくのです。

魂が喜ぶものを取り入れてください。

優美なるもの、美しいもの、敬う心であなた自身も、人も満たしましょう。

自分で引いたカードのメッセージ。いろいろ気になりますね~

「体に取り入れるものに心を傾けなさい」

なんて、言ってくれる人いませんからね。貴重なおことばです。

戸塚さんからは、神様についての紹介もあり、とても親近感がもてますよ。

さぁいよいよ参拝です


あまり明るくない場所なので、いい写真がないのですが。


やはり新月に手を合わせると、「よぉし、始めるぞ!」という気持ちになりますね。


堀切天祖神社にはお稲荷さんも併設されていました。


でかっ!

石でできていますが、高さ1メートルぐらいあります。

参拝する私たちを睨んでますwww


帰り間際、この熟語が読めなくて検索していました。

これは「こうじゅん」と読むそうです。

「あまねく、うるおす」

という意味です。

神の思し召しが世の中に、あまねくうるおされることを願って立てたのですねきっと。


カツシカーン」では、毎月区内の神社の参拝ツアーを行っています。

ご興味がありましたら、こちらにアクセスしてみてくださいね。

*写真提供:花見雅子さん。ありがとうございました。

2018年5月14日月曜日

[大人の東新小岩] 平和橋通り「たつみばし交差点」の「たつみ(南東)」の方角は、どこを起点にしているのか?【教えて詳しい人!】

葛飾区に住んでいる方は、新小岩駅を利用しようと思ったら、かならずと言っていいほど渡る「たつみ橋」。

「たつみ」とは、「辰巳」「巽」とも書きます。

方位を十二支に当てはめた、南東の方角です。



辰巳と聞いて連想するのは「辰巳芸者」という言葉ですね(ですよね?)。

辰巳芸者とは、深川エリアで羽振りのいい材木問屋さんなどの集まりに呼ばれた芸者さんのことです。

江戸城から見た時深川が南東の方向にありましたので、「辰巳」と呼ばれたのですね。

では、新小岩の「たつみ橋」。

深川と違って、新小岩は江戸城より北東にありますので、起点は江戸城ではないようです。

では、たつみ橋の「たつみ」は、どこからみた南東なのでしょうか?


明治40年の地図でみるたつみ橋の位置はこの地図の右端の赤丸です。

平井村の田んぼのど真ん中ですね。

この交差点は道路ができる以前、西井堀という用水路が流れていました。

水元小合溜から葛飾を南西に下る用水路(西井堀)は、新小岩駅の西側をかすめ、荒川開削以前には東大島の方まで田畑を潤していました。

その西井堀に掛かる橋がたつみ橋だったのです。

その西側は、いまは荒川で東西に分断されていますが、それ以前は隅田川まで陸続きでした。

この地図にも荒川はありませんね。

たつみ橋を南西に臨むエリアに線を引いてみましょう。


左右の直線が東西の線。

そこから45度上がった緑の斜線が北東‐南西の線です。

たつみ橋を南西に臨む起点はどこだったのか?

緑の斜線を北東に上がっていくと、まずぶつかるのは上平井村です。


明治40年の上平井村です。

アイコンとなるような建物には、新小岩天祖神社、上品寺、圓成寺などがありますが、「決め手」となるような起点は見当たりません。

もう少し北東の方向を見てみても、実は「コレだ!」という起点は見当たらないのです。

オトカツが見た範囲でもっとも起点っぽいのは、これです。


木根川薬師です!

ちなみにこの地図は、1919年(大正8年)の地図です。

太く川のようになっているのは、開墾中の荒川。大正13年の通水なので、まだ水はありません。

木根川薬師が川のど真ん中にありますね。

1919年、この年に木根川薬師は現在の場所に移動しています。

たつみ橋とは、この木根川薬師を起点として南西方向なのではないでしょうか?

なぜ木根川薬師?

えっと、理由はないんです。

直感。。。。。


ちなみに、葛飾区史編さんだより新小岩地区では、「起点は小菅県の小菅御殿ではないか」としていますが、これもまた理由は不明ですね。

詳しい人教えて下さーい!