2018年8月15日水曜日

[大人の防災] 葛飾区荒川洪水ハザードマップをダウンロードしよう!荒川の警戒は3日間500ミリの雨量


8月もお盆を過ぎて、夏も終盤ですね。



ここ数回、『東京防災』を読みながら、ゼロメートル地帯が広がる葛飾の防災を考えてきました。過去の記事はこちら


先日、葛飾区議の高木さんがFacebookで、ハザードマップについて書き込んでいました。

高木さんにお尋ねしたところ、とても迅速に郵送していただきましたので、今回はこのハザードマップをじっくり読んでみることにします。

ハザードマップってなに?
葛飾区に住む、ということは水害と隣合わせということです。最近は日本各地で豪雨などで川が氾濫してしまうニュースが続いていますが、葛飾区は太古の昔は海だったこともあり、何度も川の氾濫に悩まされてきました。

オトカツでも記事にしたことがありましたね。
[大人の災害] 今日はちょっと真面目な話題。葛飾にいると大雨はドキドキしますね。大雨で荒川決壊はあるのか?調べてみた。
このハザードマップは、葛飾区が水害に見舞われたとき、どんな被害が想定されてその時、区民はどうすればいいのかがコンパクトにまとめられているパンフレットです。

荒川洪水ハザードマップ



まずは、荒川洪水ハザードマップを見てみましょう。

このハザードマップは、「三日間に548ミリの大雨により、荒川下流域で堤防が決壊した」想定で作られています。このとことから、
荒川の大雨で警戒する基準は548ミリ
ということがわかります。天気予報を見るときの参考になりますね。

あなたの住んでいるところは、どの地域ですか?葛飾区は、荒川下流域が反乱したときの対応を3つの地域に分けて対策を立てています。
  • 荒川沿川地域:平和橋通り以西
  • 西部地域:平和橋通りと中川新中川の間
  • 東部地域 :中川新中川より東
うちは、かろうじて西部地域でした。平和橋通りで、荒川沿川地域と西部地域で別れていますが、平和橋通りが一段高いところにあり西部地域が安全というわけではなさそうなので、この平和橋通りという境界は便宜的な面が強いかもしれません。

荒川沿川地域は、どこに避難するか?


東部地域(新中川より東、千葉方面)の避難所に避難するよう書かれています。もちろん荒川を渡って押上、平井方面に避難するわけにはいかないですから、江戸川方面に避難するわけですね。

高齢者や要配慮者は、以下の4箇所が避難場所だそうです。
  • 総合スポーツセンター
  • アリオ亀有駐車場
  • リリオ駐車場
  • イトーヨーカドー四つ木駐車場
ん?イトーヨーカドー四つ木店は荒川沿川地域じゃないのかな~だいじょうぶなんだろうか?

西部地域はどこに避難するか?


西部地域の避難先は、市川市、松戸市、水元公園に避難するようになっています。水元公園って屋外?市川市、松戸市のどこに?ちょっと不安が残りますね。

東部地域はどこに避難するのか?

荒川洪水時には、東部地域はあまり浸水などの被害が想定されていません。そのため避難先は東金町運動場一箇所となっています。

葛飾区荒川洪水ハザードマップは、こちらからダウンロードできます。

ちなみに裏面は『中川・綾瀬川洪水ハザードマップ』になっています。

みなさん、一度確認しましょうね。


2018年8月12日日曜日

[大人の新小岩] お店の入口がリニューアル!23時まで出前OKの【胡弓】の一番人気を食べてみた!


今回は、新小岩駅前です。




暑くて、あんまり遠出するパワーがありませぬ。

新小岩駅周辺は、「ここだ!」というお店が思ったほどなく、行く店が重なってしまいもうしわけないです。

でも、うまい店なのでいいですよね!


胡弓さんは、しばらく工事していた入り口が、明るくて広くなりましたね。

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ほんらいなら、胡弓といえば出前ですね。


ホームページにも、「出前迅速」って書いてありますね。

午前11時から23時まで新小岩周辺に出前してくれるそうです。

さて、今日は店内で食べます。

工事は入り口だけで、内装は変わっていません。カウンターが5,6席あり、テーブルが10卓程度あります。

カウンター席はほんとはもっとあるのですが、半分はご主人の「出前コントロール席」になっちゃってます。

出前の電話をとったり、注文を整理したり。

それだけ注文の多いお店なんですね~


今日は一番人気の、辛みゴマソバを頼みました。

胡麻の香りがしっかりと香ります。


麺は中太ややほそめ。

辛みその中に沈んでいますが、青菜やメンマ、辛めに炒まったひき肉(思った以上に大量)が入っています。


胡弓の女将さん、熱くて辛くて、汗を拭うようにして食べていたのを見かねて、なんどもお水を注ぎに来てくれました。

気軽に入れる胡弓さんには、きっとまた来ちゃいますね。

胡弓中華料理 / 新小岩駅
昼総合点★★★★ 4.6

2018年8月11日土曜日

[大人の新宿] (新月参拝)「新月満月には神社に行こうVol.8」【新宿日枝神社】この神社見どころいっぱい!


オトカツは、今年に入って毎月ある新月の日に神社の参拝を行っています。




新月の日って、これから月が満ちることから、新しいことを始めたり願掛けに行ったりするのにいい日なんですよ。

今月は、新宿にある日枝神社さんに行ってきました。

そもそも日枝神社って

さてちょっと日枝神社について調べてみましょう。
江戸山王の始源は古く鎌倉初期秩父重継が江戸貫主を名乗り、館に山王社を勧請し、文明年中太田道灌が城内鎮守神と尊崇し、さらに徳川家康江戸入府に際し将軍家の産土神と崇め、社殿を造営し、神領を寄進(600石)、その祭礼山王祭は、「天下祭」「御用祭」とも称され、日本三大祭の一とされた。明治元年東京奠都と共に准勅祭社とされ、皇城の鎮護の神として官幣大社に列せられ、武蔵野開拓、大江戸の鎮護の神として広く都民の尊崇を集めている。(東京十社めぐり
この「秩父重継」という人、江戸重継とも言い、東京周辺を「江戸」と呼ぶ理由の一つのようですよ!すごい!

太田道灌が江戸城築城の際、鎮守の神となったのですね。すごい!


新宿日枝神社について


新宿は、鎌倉時代から佐倉道、陸前浜街道、柴又への道などへ分岐する街道の要所であり、新宿日枝神社もそのころには鎮守として存在していたようです。



そばを流れる中川は、江戸時代にも改修され流れが変わったこともあり、新宿日枝神社も現在の場所に移転したようです。

山王鳥居について


ちょっと変わった鳥居ですよね。

この鳥居、山王鳥居っていいます。
山王信仰の象徴であるため、山王鳥居と呼ばれています。
山王信仰とは、最澄が比叡山に天台宗を開いた折、唐の天台山の守護神「山王元弼真君(さんのうげんひつしんくん)」にちなみ、既に比叡山の守護神としてご鎮座されていた日吉大神を「山王権現」と称する、神仏習合の信仰です。
独特の鳥居である事から、分霊社の中にはこの鳥居を模して建立する例も少なくありません。(日吉神社HP)
とあります。

そうか、山王信仰というのは比叡山を介した神仏習合の信仰なんですね。

山王神道というのも、調べてみると面白そうですね。

神猿がいました



手水、水が流れていなくて、あれ?と思ったのですが、なんと近づくとセンサーで水が出るようになっていました。

この水が出るところ、猿なんですよ。

なんで猿?というところですが、
日枝神社の社殿には、ほかの神社と大きく違う特徴があります。
それは、境内に狛犬ではなく「猿」が置かれているところです。
猿は、もともと神様と人間のあいだをとりもつ存在として、昔から敬われる存在でした。
大山咋神が山の神ということもあり、同じく山の守り神とも呼ばれる猿が使いとして重宝されていたようです。
「さる」という音から勝る(まさる)」「魔が去る(まがさる)」とも考えられ、勝運の神や魔除けの神として置かれています。
音読みの「えん」という音から、猿が「縁(えん)」を運んできてくれると考え、商売繁盛や縁結びの祈願を受けに来る方も多くいます。(日枝神社HP)
「魔が去る」「勝る」とは、うまくまとめたものですね。

もうひとつ、参拝する際にゆらす鈴。

普通は大きなひとつの鈴がついているのですが、この新宿日枝神社の鈴は、巫女さんの持つ巫女鈴みたいですね。

巫女鈴は本来、空間を清めるために振るもののようですね。

なかなか、やさしいいい音の鈴ですよ。

また水戸街道を通るときに寄ってみようっと。