「葛飾をもう一回り面白くする」任意団体カツシカーンでは、新月の日に新しい気持ちで神社を参拝するツアーを行っています。
昨日6月14日の新月の日は、柴又八幡宮に行ってきました。
柴又八幡宮は、柴又駅のすぐそばにあります。
距離で言ったら、帝釈天より駅に近いですね。
鳥居から神殿まで距離があります。
帝釈天参道のお店も寄付をしているようで、立派な神社ですね。
柴又八幡宮は、柴又村の鎮守です。
この八幡宮の土地そのものが古墳だった(それも前方後円墳だった!)ということですが、境内に入ったところでそのような墳丘はありません。
しかし、この神社本殿の地下には、古墳のあとがしっかり保存されていました。
さすがに中をみることはできませんでしたが、こちらのブログに写真などがありましたで、ご覧になってみてください。
この古墳、石室もあり、周囲からは埴輪も発掘されており、遠い昔、柴又がまだ「嶋俣」と呼ばれていた奈良時代の豪族のお墓であったに違いありません。
葛飾区HPより |
埴輪の中には、寅さんそっくりの埴輪が出土したことでも話題になりました。
その上に神社を建てたということは、魔封じの意味もあったのでしょう。
逆にそれだけパワーのある人の古墳だったと考えられます。
東京の城東地区で石室のある古墳が見つかったのはここだけ、とのこと。
ますます、その時代の葛飾に想像が膨らみますね。