2018年6月15日金曜日

[おとなの柴又] (新月夜詣)葛飾に前方後円墳があった!古墳の上に立つ鎮守の森【柴又八幡神社】



「葛飾をもう一回り面白くする」任意団体カツシカーンでは、新月の日に新しい気持ちで神社を参拝するツアーを行っています。



昨日6月14日の新月の日は、柴又八幡宮に行ってきました。


柴又八幡宮は、柴又駅のすぐそばにあります。

距離で言ったら、帝釈天より駅に近いですね。


鳥居から神殿まで距離があります。

帝釈天参道のお店も寄付をしているようで、立派な神社ですね。

柴又八幡宮は、柴又村の鎮守です。


この八幡宮の土地そのものが古墳だった(それも前方後円墳だった!)ということですが、境内に入ったところでそのような墳丘はありません。

しかし、この神社本殿の地下には、古墳のあとがしっかり保存されていました。

さすがに中をみることはできませんでしたが、こちらのブログに写真などがありましたで、ご覧になってみてください。


この古墳、石室もあり、周囲からは埴輪も発掘されており、遠い昔、柴又がまだ「嶋俣」と呼ばれていた奈良時代の豪族のお墓であったに違いありません。

葛飾区HPより

埴輪の中には、寅さんそっくりの埴輪が出土したことでも話題になりました。

その上に神社を建てたということは、魔封じの意味もあったのでしょう。

逆にそれだけパワーのある人の古墳だったと考えられます。

東京の城東地区で石室のある古墳が見つかったのはここだけ、とのこと。

ますます、その時代の葛飾に想像が膨らみますね。

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