2017年12月21日木曜日

[大人の立石] 街の中華と一味違う【桃花】で辛子酢麺で温まる〜〜!酸辣湯麺同好会活動報告(2)


また一段寒くなってきましたね。

今年は寒さが厳しそうですね。こんなときはやっぱり酸辣湯麺ですよね。

そこで今回は立石で気になっていた、中華料理屋さん【桃花】に行ってきました。
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場所は立石の奥戸街道沿いにあります。


訪問したのはお昼時間前でしたが、4人がけテーブルが5,6卓ありましたがすでに店内満席。ほとんどが女性でした。人気のお店。

ランチのメニューはこんなかんじ。

そして、デザートセット!

600円とお安くはないのですが、「海老蒸し餃子とデザート」または「点心セット」があります。となりのテーブルの女性二人もデザートセットを注文していました。このあたりが女性に人気なのかもしれません。

私の注文はもちろん酸辣湯麺。

と思ったら、酸辣湯麺というものがありません。

桃花では「辛子酢麺」と呼んでいるんですね。


お店も混んでいましたので、注文して10分ぐらいでやってきました。

大きめの器にたっぷりの辛子酢麺。


麺は中太麺。

スープのとろみが強くないので、このくらいの太さがいいかもしれません。

スープはすっきり。辛子酢麺と呼んでいますが、色も辛さも強くはありません。

熱せられたお酢がまろやかな味わいとなり、野菜出汁とともにいい味わいとなっています。

どちらかというと、よい材料を使って丁寧に丁寧に作られた味。

それもそのはず。

お店を出てから気づいたのですが、お店の外に店主の鈴木一善さんのメッセージがありました。
桃花的中国料理
軽やかな美味しさと盛りつけの美しさ
桃花シェフ鈴木一善の料理への思いはその2つに集約されます。
テーブルに料理がやってきたら、まず目で楽しんで、そして鼻と舌を使って桃花を味わい尽くしてもらいたい。

下町立石で食す 
小さなお店の大きなこだわり 
こだわりと自信を感じさせるメッセージですね。

これはほかにもいろいろ食べてみたくなりました。

また来ますね。

桃花中華料理 / 京成立石駅
昼総合点★★★★ 4.9

2017年12月16日土曜日

【大人の堀切】 年末の風物詩、「堀切大凧揚げ大会」に行ってきたよ


12月も半ばとなって、いよいよ年末間近となってきました。

昨日は、今年で10回目となってすっかり定着した「堀切大凧揚げ大会」に行ってきました。





場所は堀切水辺公園。

ここは堀切地区のみなさんの協働活動には欠かせない広場ですね。


朝9時半頃には、すでにテントも張られていて、準備が進んでいました。

この日は快晴。

天気が良すぎて、風がないのが凧には物足りない朝でした。


メイン会場の正面には、大きな凧が二体。

葛飾区ができて80周年、地元堀切中学校ができて70周年、そしてこの大会自体も10周年という記念大会です。

今年は、大凧合戦で有名な新潟市の白根地区から凧揚げ師の皆さんをお呼びしています。

白根の大凧合戦は、県の無形文化財でもあるのですね。

この大凧、右は新潟の武将、上杉謙信。

左は、お正月の歌舞伎で有名な曽我五郎。

曽我五郎?って思った方はこちらを。

曽我兄弟の弟です。父の敵である工藤祐経【くどうすけつね】を兄十郎【じゅうろう】とともに討つ『曽我物語【そがものがたり】』の主人公です。
 『寿曽我対面【ことぶきそがのたいめん】』をはじめ、歌舞伎十八番【かぶきじゅうはちばん】の『矢の根【やのね】』、『外郎売【ういろううり】』など多くの歌舞伎の作品に登場します。
ほとんどの場合、五郎の役は荒事【あらごと】で表現されています。(歌舞伎大辞典)
なんでも曽我五郎は新潟まで敵を追って来たことがあるとのこと。白根の大凧合戦の組のひとつに「五郎組」というのがあることから、曽我五郎の絵柄になったとか。

凧が揚がるまで時間があったので、テントの集まるエリアをぶらぶら。


葛飾元気野菜も売ってますね。

のちのち、ここは行列ができていました。大人気です。


ふと川岸を見ると、都内に三台しかないという、フェアレディZのパトカーが!


このフェアレディZは、昔の仕様ではないのですね。

このフェアレディZ、通常モデルではなく高性能グレードの『フェアレディZ NISMO』。
2013年6月に発表された同車は、NISMOの新ブランド戦略に基づいて開発された高性能プレミアムスポーツ。
フェアレディZの持つ高い運動性能をベースに、空力特性に優れたエアロパーツを採用。3.7リットルV型6気筒ガソリンエンジンは、最大出力を355psへパワーアップし、スポーツドライビングのさらなる楽しさを提案した。(Response記事から)


さぁ、凧も並べられて、いよいよ凧揚げです。

 この写真の凧は、二メートルぐらいの長さの凧ですが、これらの凧を今年創立七〇周年を迎えた堀切中学校の生徒さんたちが揚げていきます。



大きい凧といえばコレ!

白根の凧揚げ師の皆さんが支えていますが、大きいですよねぇ。凧の下1/3ぐらいはまだ地面についたままです。


これを、綱に沿って並んだ生徒さんたちが、走って引っ張っていきます。


ホイッスルの合図とともに、いっせいに駆け出します。

ふわっと空にうかびました!


走れ~~~!

先生の掛け声とともに、凧はぐんぐん揚がっていきます。


風がないので、走るのをやめちゃうと、凧は降りてきます。

会場の広さにも限りがありますので、今回はいつまでも飛んでる凧はありませんでした。

聞くところによると、10年前の第1回の大凧揚げ大会は雨だったとか。

10年続けて、しっかりと葛飾の冬の風物詩となっている大凧揚げ大会。

いつまでもつづけてほしいですね。

2017年12月12日火曜日

オトカツ500記事目をむかえて(長文)

2015年10月にはじめましたこのブログもこの記事で500号目を迎えました。

2年ちょっとで500記事ですので、月平均20本の記事を書いてきたことになります。


はじめるきっかけ

葛飾に住み始めてしばらく経った頃、せっかく都内の葛飾という場所に住んでいるのに、このあたりのこと何も知らないなぁ、と思ったことがありました。

ちょうどその頃、Facebookを通じて地元葛飾のみなさんと知り合う機会があり、地元のお店にも詳しくなっていきました。

地元のみなさんとあちこちのお店に行くに連れ、私自身も急に葛飾区の視界が開けて、それと同時に「楽しいスポットがたくさんある」ことに気付かされました。

それ以来、行ったお店を写真とともに記事にして記録をするようになり、ブログという形に落ち着いています。

飲み屋さんばかりですね、と言われて ー 2016年シリーズ「一丁目一番地」

地元のみなさんには、私同様お酒好きが多く、行くお店も居酒屋さんが増えていきました。

そんな中、ひとつのコメントをいただきました。

「記事が飲み屋さんばかりなんですね」

葛飾、飲み屋さん、飲ん兵衛というイメージもあり、そんな記事が多かったのかもしれませんが、このコメントにはハッとさせられました。

「飲み屋さんばかりじゃないよね」

そんな返事を書く気持ちで、2016年は『一丁目一番地』というシリーズ記事を書き始めました。シリーズ「一丁目一番地」は、葛飾区内にある30箇所の一丁目一番地を巡って、電信柱などの住居表示とともにそのエリアのエピソードを探して記事にするというものです。

一丁目一番の記事で大変だったことは、「一丁目一番地」という表記がなかなか見つけられなかったこと、そしてエピソードを探し出さなくてはならなかったことでした。

金町の東京理科大周辺など、再開発されてしまった一丁目一番地は、電柱の地中埋設やマンションの大型化によって「一丁目一番地」と書かれた住所表記が見当たらないエリアが増えています。また個人住宅の玄関先の「一丁目一番地」を撮影することは忍びなく、あちこちのエリアで探すことに苦労しました。

エピソードを探すことはたいへんではありましたが、図書館やネットで調べていくうちに、同じ葛飾区でもエリアによっていろいろな特徴があることがわかりました。たとえば、綾瀬から亀有、金町に抜けるエリアは、江戸時代に通っていた陸前浜街道の名残がありますし、水元から中川、荒川に抜ける西井堀、東井堀という水路はいまでも生活上重要なルートとなっていました。

葛飾の区境はほとんどが水路だった ー 2017年シリーズ「区境を行く」

今年2017年のシリーズ記事は「区境を行く」としました。

葛飾区は、三郷市、足立区、江戸川区、市川市に囲まれています。隣の行政区との境界線は、どうやって決まったのか?自転車で区境を散歩しながら、検証するシリーズでした。

結論から言うと、葛飾区を形作る区境はすべて水路でした。

東の江戸川、西の荒川はわかりやすいですね。水元の北三郷市との境は小合溜と呼ばれた用水施設。綾瀬から金町までの北、足立区との区境は古隅田川。新小岩の南江戸川区との境は、旧小松川、境川。

葛飾区は水害に悩まされる区ですが、区そのものが水に囲まれているのですね。

もう一歩踏み込んで、地元とつながるためにーセンキョ割@葛飾

「ブログを書く」という行為は、基本的には一方通行です。

私が書いて、皆さんが読む。

レスポンスはあるものの、基本一方向のコミュニケーションです。

2017年はもう一歩踏み込んで、葛飾とつながりたい、そう思っていました。そこに登場したのが「センキョ割@葛飾」です。

センキョ割@葛飾とは、投票後に受け取れる「投票済証」を、センキョ割参加店舗に見せると特典や割引が受けられる、というイベントです。若者を中心とした投票率の増加とお店の活性化を目指したものです。

2017年11月の葛飾区長、区議選挙でセンキョ割を実施すべく、7月頃から準備をはじめました。結果70店舗の参加をいただきました。このイベントでは「投票率とともに、かつしかのお店の知名度をあげたい」と思って始めたこともあり、思いの外多くのお店に登録していただきました。

これからのオトカツ

2017年も12月に入りました。
来年のシリーズ記事はほぼ決まっています。そして、センキョ割以外にも「かつしかの街をもう一回り面白く」できるイベントも考えているところです。

ブログを書くことで葛飾の街のいろいろな面を知り、ブログを通じて人とのつながりが増えていく。

そんな「オトカツ」ブログは、これからも続けていくことでしょう。

どうぞ宜しくお願いします。