葛飾区西水元1丁目一番地に行ってきました。
都道307号線と中川、大場川で囲われた三角形の地域です。
葛飾区の北限、埼玉県との境界でもあります。
■飯塚村と猿又村
住所表記で西水元と呼ばれるエリアは、昔の飯塚村と猿又村の一部からできています。
北部に猿又村。南部に飯塚村。
猿又村の総鎮守は、都道307号線ぞいにある「水元神社」。水元公園建設に合わせて地元の天祖神社なども合祀されたようです。
猿又村の名前の由来は猿とは関係なく、中川と大場川の合流地点で「三叉路」になっていたことから、三が又→猿又になったようです。
住所表記変更で1981年までは「猿町」と呼ばれていました。
猿町というと「白金猿町」が有名ですが、この地名の由来も猿には関係ないようで、猿の名前が付く地名にモンキーはあまり関係しないようですね。
一方の飯塚村。
飯塚村の総鎮守は、現在都道307号の南にある南水元富士神社。
http://www.homes.co.jp/cont/press/reform/reform_00115/ |
そのことからも現在の西水元の住所表記が作られた時、飯塚村は分断されてしまっていることがわかります。
■メトロセブン
私の家が新小岩方面なのでよけい思うのですが、水元地域はとおい!
とってもおいしい中華料理屋さん「中華一番」も西水元ですが、まさに葛飾区を縦断しないと行かれません。
縦断といえば、葛飾区の鉄道網は東西に伸びていますが南北がありません。
区内の活性化のためにも南北の鉄道がほしいところです。
貨物新金線の旅客化などのアイディアもありますが、西水元あたりまで鉄道を伸ばそうと思うと、メトロセブンが期待されます。
メトロセブンは環状7号線の下に地下鉄を走らせることで、江戸川区の葛西臨海公園から青砥駅、亀有駅、足立区内を通り赤羽までの交通を作ろうというものです。
現在京成バスがシャトルセブンとして一部区間をバス路線で運行しています。
水元エリアに環七は通っていないのですが、大谷田付近に駅ができれば、金町駅三郷駅に抜けるバス路線とともに大きな駅になるかもしれません。
なによりも、葛飾区を縦断できるというメリットがありますね。
実現しないかな〜
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