[大人の株式会社] 今日はリカちゃんの誕生日!というわけで、葛飾区に本社のある一部上場企業「タカラトミー」を調べてみた。



葛飾区には一部上場5社の本社があります。


5社とは

株式会社タカラトミー (1790.42億円)
株式会社東京デリカ (457.11億円)
ミヨシ油脂株式会社 (440.80億円)
森尾電機株式会社 (60.85億円)
株式会社大盛工業 (26.13億円)

です。



今回は、大人の社会科見学っぽく、この一部上場の一つ「タカラトミー」をみてみましょう。


タカラトミーは、「タカラ」と「トミー」が合併してできた会社です。


そこでまずは、それぞれの会社をみてみましょう。

タカラ


ご存じの方も多いと思いますが、タカラの社名は創業の地「葛飾区本田宝木塚町」から来ています。

1955年 - 東京都葛飾区本田宝木塚町(現・宝町)にて、佐藤安太が有限会社佐藤ビニール工業所を設立。




宝町は地図にもあるように京成電鉄お花茶屋駅の南に広がります。お花茶屋の由来となったお花ちゃんは、地元では「宝小町」と呼ばれていたとか。


タカラの商品といえば、私の世代では、ダッコちゃん人形ですね。


と言っても物心ついたころですから、50年近く前。調べてみると製造開始は昭和35年(1960年)とのこと。


偽物も多くあったのですが、本物の目は角度によってウィンクしたりパッチリ開いたりしたんですよね。


タカラは旧社名が「佐藤ビニール」というだけあって、ビニール製品には強かったんですね。


女の子の間ではリカちゃん人形ですね。


これもビニール製品の応用編で作られたようです。


リカちゃんの発売は1967年。


ダッコちゃんとリカちゃんをみても、1960年代のタカラはものすごい勢いの会社だったんでしょう。


会社の晩年は、チョロQがヒットでしょうか。


ゼンマイ動力ですが、よく走りましたよね。私もいくつかコレクションしました。


いまどこ行っちゃったんだろ。


チョロQはいまだにシリーズが発売されているようですが、タカラの経営悪化はこのチョロQ実車化にありました。





2002年チョロQモータースという会社を作り自動車業界に乗り出しましたが、月に1,2台しか売れなかったようです。


この失敗からタカラは経営が傾いていきます。


トミー


トミーと言っても、国広富之ではありません(笑。


トミーは、1924年(大正13年)に巣鴨で誕生した会社です。


戦前は墨田区にありましたが、ご多分に漏れず、空襲で荒川のこちらがわ葛飾区に移転しました。

1941年 太陽木工場を葛飾区本田立石町(現・立石)に設立。

1945年 寺島町の工場を処分、機械を立石の工場に集約。

トミーといえば、プラレール、ですよね?それともトミカ?でしょうか。



プラレールは1961年に電動化する前1958年から製造されています。


6畳の部屋いっぱいに線路を敷き詰めちゃって、寝るところがなくなった思い出があります。


いまではJRなどで、事故対応時のシミュレーションなどでも使われているんですって。もうただの玩具じゃないですね。


いっぽうのトミカは、いろんな働く車があって楽しいですよね。


いまだに毎月第3土曜日に新車を発売しているんですって。


トミカの車や建物だけで、街が一つ作れちゃいますね。








さて、合併後のタカラトミーの本社は立石にあります。


旧来からのトミーの本社ですね。




このトミーとタカラが合併したのは2005年。


トミーとタカラは5月13日、2006年3月1日に合併し、「タカラトミー」を設立すると発表した。新会社の売上高は単純合算で約1800億円となり、ゲーム・娯楽系分野で第5位、玩具だけならバンダイを抜き1位。玩具事業の統合で商品開発力とマーケティングを強化し、少子化などで逆風の吹く同分野で生き残りを図る。

 合併は吸収合併方式で行い、トミーを存続会社としてタカラは解散する。合併比率はトミー1に対しタカラ0.178。筆頭株主はインデックスとトミーの持株会社グループとなる。(ITメディアニュース

合併比率から見ても、ほとんどトミーによるタカラの救済というかんじですね。


トミーは「技術のトミー」と言われたほどの技術屋さんの会社。最近のコンピュータ全盛のおもちゃ業界で、なかなか目に見えたヒットないようにもみえますが、そこは地元葛飾の会社、がんばってほしいですね。

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