2020年1月1日水曜日

新年あけましておめでとうございます。オトカツは葛飾の街の賑わいアップをめざしています!


新年あけましておめでとうございます。

いつもオトカツを見ていただき、ありがとうございます。

2015年に始めたこのブログも、2019年末までに750本の記事をアップしました。今年2020年には1000本に到達できるよう、がんばってアップしてまいります。

オトカツは「葛飾の街の賑わいをアップする」一助となればと思い、おいしかったお店の記事のみならず、街の話題も積極的に取り上げていこうと考えております。

本年もどうぞよろしくおねがいします。

2019年12月29日日曜日

[大人の小岩] リーズナブルだけどしっかりおいしい鰻だったよ【喜川】


すっかり年末ですね。

仕事納めもおわり、もういくつ寝るとお正月状態になってきました。




小岩に安くて美味しいうなぎやがあるぞ、と小耳に挟みましたので、行ってきました。


関連ランキング:うなぎ | 小岩駅


場所は小岩駅南口からフラワーロードをかなり千葉街道方面まで下った路地にあります。


風格のある店構え。


店内はお座敷のみ16席(座布団の数です)。テーブル席も2席ありますが使ってるのかなぁ。

店内にもなぜかのれんがあるのだけど、この奥で焼いていました。



うなぎの専門店です。特上でも2,800円です。リーズナブル。

もう特上で決定です。


テーブルの上には、うなぎの骨の試食がありました。試食ですが、ボリボリたべちゃいました。ちょっと塩気が効いてて、ビールがすすみます。

食べログなどをみると、焼き上がりまで待つようでしたので、覚悟していたのですが、今日は10分ちょっと待っただけで、出来上がってきました。


お重とお吸い物、香の物以外にも、酢の物と青菜がついてきました!

小皿はいずれもシンプルだけど新鮮でおいしい。

うなぎはホクホクで香ばしい。厚みがあるわけではないのだけど、食べごたえのあるうなぎ。

タレはやや濃い目なのだけど、くどくない。

柔らかめのご飯が、うなぎとタレにぴったりくる。

これで2,800円か!

これなら、気軽に来れる味だな!

喜川うなぎ / 小岩駅
昼総合点★★★★ 4.6

2019年12月28日土曜日

[大人のかつしか] 男はつらいよ最新作は、男女3組の愛と勇気のかたち【男はつらいよ おかえり寅さん】




さまざまな回想シーンを挟み込みながら、満男と泉ちゃんの再会から別れまでの数日間が描かれています。あらすじはあちこに書かれているので、感想だけこちらに書き留めます。




柴又で「とらや」を経営する博士(ひろし=前田吟)さんとさくら(倍賞千恵子)夫妻を中心に、今回偶然再会する満男(吉岡秀隆)と泉ちゃん(後藤久美子)、そしてさくらの兄寅さん(渥美清)とリリィ(浅丘ルリ子)のカップル。

50作目の「男はつらいよ」は、この3組のカップルの物語となっていました。

博士とさくら


映画の前半で、この二人のプロポーズシーンが回想される。博士が愛を打ち明ける。この3年間、いついつもさくらのことが気になっていたことを、一生懸命伝えるが、寅のおせっかいからフラれたと誤解して工場を出てしまう。さくらは誤解じゃないことを証明しようと、柴又の駅まで走って博士を追いかけ、結婚の意志を伝える。なんともドラマティックなシーンです。

満男と泉ちゃん


満男は不器用だ。この二人の回想シーンでは、浜辺(たしか鹿児島丸木浜)で、気持ちを素直に言葉にするよう促す泉ちゃんにやっとの思いで「好きだ」と伝える満男が描かれる。でもこの二人は結ばれていない。シリーズ後編で、泉ちゃんが欧州に行くことになり、「行かないでくれ」と言えなかった満男がいる。どこか切ない、じれったい満男と待ち続ける泉ちゃん。

寅さんとリリィ


さくらたちから「寅さんと一緒になってほしい」と打ち明けられるリリィは、一緒になりたい気持ちを見せる。しかしそれをあとから聞いた寅はうろたえて、リリィにこう聞き返す。
「冗談だよな、リリィ」
リリィはそれを聞いて
「そうよ冗談よ」
と返してしまう。
生き方を変えられない寅、それを一瞬で察するとそれ以上近づけないリリィ。このシーンは寅さんシリーズ最高の名場面だと思う。

ここに紹介した映画にも出てくる3つのストーリーは、それぞれのカップルがもっとも気持ちを近づけたときのものだ。
3組の愛の形はさまざま。博士とさくらが一般的な形なら、寅とリリィも、満男と泉ちゃんも、ともに亜流。意地の張り合いのような仲の寅とリリィ、はっきりしない満男と待ち続ける泉ちゃん。こんなにお互い愛しているのに、もう一つ勇気が出なくて一緒になれないなんて。
このさまざまな愛の形が、見ている僕たちの胸に突き刺さる。いつかどこかで経験した恋愛を思い出させる、そんな映画だった。

追記:はじめの桑田佳祐、必要だったかなぁ?