2015年12月21日月曜日

[大人の話題] 新小岩公園の盛り土で災害時どんだけ恩恵があるの?検証してみました。

高台化された新小岩公園の完成イメージ図(葛飾区提供)


新小岩公園を10年掛けて海抜6メートルの高台化して、災害に備えるのだそうです。


12月18日の東京新聞の記事にはこう書かれていますね。

葛飾区の新小岩公園高台化 生活環境対策「きちんと議論」

広範囲の海抜ゼロメートル地帯を抱える葛飾区の青木克徳区長は十七日、水害時の避難先確保のため公園に建設残土を運び、高台化する構想を発表した。工事期間は十年に及ぶ。トラックによる振動や騒音などで住民の生活環境が悪化する心配もある。青木区長は「対策はきちんと議論し、区民に話していきたい」と説明した。 (酒井翔平)
 構想は、来年度から四年間で取り組む区の重点施策をまとめた「中期実施計画」の発表会見で明らかにした。荒川に沿って流れる中川に面した新小岩公園に、首都圏の建設工事で発生した残土を運び込む。
 東京東部の水害対策として国が来年度に制度化することを検討している「東京東部低平地『防災高台整備事業』」を、初めて適用する。処分に困った残土を引き受ける代わりに、業者には避難場所の造成費を負担してもらう仕組み。区の財政負担はない。
 新小岩公園は、最大六メートルかさ上げする。着工は来年で約十年で完成させる。青木区長は「水害時に短い時間で多くの区民が避難するのは簡単ではない。広い避難場所を確保するためにも、高台化を進めていくことが必要」と強調した。
 二〇二七年に開業するリニア中央新幹線の工事で発生する残土の量は、都内と神奈川県だけで東京ドーム十四杯分の千七百四十万立方メートルに上る。新小岩公園の高台化に必要な残土は二十二万立方メートル。青木区長は「(リニアの工事を)念頭に置いて準備している。(建設現場が)近いところのものが来ると思っている」と述べた。
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最大6メートルの盛り土の効果



建物でいえば2~3階の高さまで土を盛るということですね。


これなんのための盛り土なんでしょうか。


上の文章では

「広い避難場所を確保するためにも、高台化を進めていくことが必要」

としていますね。


「広い避難場所」


どれくらい広い土地なんでしょうか?


検証してみました。


現在の新小岩公園の広さは48,000平米です。


トップ画像のイメージ図ですと、現在の和楽亭あたりには盛り土をせず、運動トラックのあたりに土を盛っていますね。


盛り土で海抜6メートルとなる予定の面積を45,000平米として、避難時一人の面積を6平米(2畳)で計算しても8,000人分


これは歩く面積もなくびっしりとテントを敷き詰めたような人数ですので、実際には5,000人ぐらいしか収容できないと思われます。


ちなみに、このあたりの西新小岩の人口だけでも15,000人程度。すでに収容しきれません。


それ以上に、新小岩公園を避難場所としている地域は、

  • 東新小岩
  • 西新小岩
  • 新小岩(新小岩駅南口)

と広範囲であり、新小岩公園・平井大橋周辺に収容するのは、じつに非現実的です。



じつは私も避難場所は新小岩公園周辺ですが、諦めています。




このゼロメートル地帯をどうするのか?



うちのそばにもこんな看板が電柱に貼ってあります。


海抜4メートル?とも見えますが、よーく見ると


「荒川が氾濫したら4メートルの高さまで水が来ますよ」


ということです。


1階部分はまるまる浸水ですね。


こないだの鬼怒川決壊でいえば、こんなかんじでしょうか。


おそらく荒川が氾濫したらこれくらいのことは想定内ではないかと、思っているわけです。


鬼怒川決壊では一日半ぐらいは水が引かなかったわけですから、同規模の荒川氾濫があったら、新小岩公園までたどり着くだけでもたいへんなわけです。


なにしろゼロメートル地帯ですから。


たとえたどり着いても、高さ6メートルの新小岩公園は5,000人の収容人数を超えてしまい入れない、という状況が想定されます。


行政は行政なりに「避難方法」を考えてくれているのだと思うのですが、


ほぼ海抜ゼロメートル地帯の葛飾区民に求められているのは、「自力救済」なのではないかな?


とも考えています。

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というわけで、家ではとりあえずフローティングベスト買いましたよ。

2015年12月20日日曜日

[大人の新小岩] 新小岩「翠祥」さん。本格的な日本料理をこれだけ食べて破格のコストパフォーマンス!



年末になり、いろいろと慌しくなってきましたね。


バタバタしているうちにもう夕飯の時間!というわけで、「年末だしね」というなんとなく納得できる理由を作って、新小岩の日本料理翠祥さんに妻と一緒に行ってきました。


もう何度もこのブログで紹介しているとおり、翠祥さんは「新鮮な海のもの山のものがリーズナブルに食べれる」お店です。


うちから歩いて10分程度、新小岩駅からも徒歩10分圏内です。


もう旨いとわかっているお店なので、歩きながらも「なに食べようかなぁ」と顔がほころびます。


お店に到着して、まずは本日のおすすめを見渡してみると、いつものようにおいしそうなメニューがずらり。


お酒のお通し(これだけでも立派!)をつまみながら、どれにしようかな~と悩む。




ご主人のいちおし、ぶり大根。うまそう。


大粒の生がき、これもうまそう。  ん、これは注文確定。


天然しまあじ。お刺身も食べたい。


桜海老のかき揚げも捨てがたい。


うーーん。どれもおいしそうで悩む。


もうお店に入って座ってから、なやみっぱなしだ。うれしい悩み。


最終的に選ばれた(笑、

  • 生がき
  • 天然しまあじ
  • 三浦野菜の蒸し物

でスタート!

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生がき。


大きい!


僕の手の長さぐらいあるから、20センチぐらいはあるぞ。


薬味とねぎとポン酢を乗っけて、一口で食べる。


ふんわりした牡蠣が薬味とポン酢の味に引き立てられて、口の中に海の香りが広がります。


しまあじは、さすが天然。


引き締まった身を口の中に放り込むと、その脂の乗った身と締まった食感が口いっぱいに広がります。


養殖ではない天然しまあじ、なかなか食べられません。



神奈川県出身の私としては、三浦の「地のもの」はなんだか懐かしい気分にもなります。


それに翠祥さんというと「海のもの」のイメージが強いけれど、三浦半島という土地柄、じつは「地のもの」も抜群に旨いのです。


ただ蒸しただけなのに、幸せな気分になる。そんな料理でもあります。


もう少し食べたい気分だったので、「もつ煮」をオーダー。


上品に下ごしらえされたモツに、大根やこんにゃくを合わせて、翠祥さんらしい高いレベルの料理になっています。




妻は最後に大好物の茶碗蒸しを頼みました。


ウニが乗った茶碗蒸し。


最後の一品としてふさわしく、出汁の味と玉子にすんなりウニが絡んでいきます。


私のシメは、出汁茶漬け。


お茶漬けにも種類があるのだけど、今日は明太子で。


温かい出汁の味が、胃に染み渡ります。



大将や女将さんと楽しく話をしながら2時間弱、幸せな時間をすごしました。


これならまたちょくちょく来ちゃいますね。


ごちそうさまでした。



2015年12月19日土曜日

[大人の検定]何問できた?「葛飾検定」やってみた(6問目〜10問目)。



前回の「葛飾検定」つづきです。



ちょっと難しくなってきたような。

第6問:次の写真はどこの公園のものか?次からえらべ。

  • 水元公園
  • 曳船川親水公園
  • 上千葉砂原公園

これはカルガモですね。


そこまではわかるんだけど、正解は「曳船川親水公園」なんだって。


水元公園にもいそうな気がするけど。


この曳船川は、今でこそ整備された公園だけど、昔本当に「船を引く」交通機関があった。そのころの写真がないかなぁと探しているのだけど、みつかりません。


せいぜいこの、歌川広重の絵があるくらいですねぇ。



wikipediaにも
江戸期の後期から明治の初めごろにかけて行われた曳舟は、一種の水上交通機関ではあったが、舟を曳く動力が陸からの人力であるため、とかなどの陸上交通機関の要素も含まれたものであり、当時曳舟は異色の交通機関として人気があり、江戸市中から下総、水戸方面へ行く、多くの旅人に利用されている。他の都市河川と同様に、1964年東京オリンピックが開催された昭和39年ころまでは、小魚などの生物が生息している川であった
とあり、つい50年ぐらい前まではもしかしたら人が引いていたのかな?





第7問:毎年1月に行われる堀切大凧揚げ大会。もっとも大きな凧は、畳にして約何枚?

正解は畳24枚分だそうです。


24畳の部屋と同じ!1畳で約1.6平米ですから、24畳っていうことは38平米。

来年は1月16日ですね。見に行ってみたいです。場所は駅から行くと、堀切菖蒲園の向こう側荒川の岸辺ですね。



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第8問:亀有香取神社。鳥居の脇に鎮座するのは○○である。

http://www.d-laboweb.jp/special/sp304/
これは狛犬ならぬ狛亀ですね。


気がつかなかったなぁ。今度みてこよっと。







第9問:柴又で出土した寅さん埴輪。この日は渥美清さんの何の日?

http://www.katsushika-kanko.com/tora/

これね。


発見されたのは8月4日だそうですが、これは渥美清の命日だそうで。


この埴輪は、柴又八幡神社古墳から出土したようですね。

「寅さん」「帝釈天」で有名な東京屈指の観光地である葛飾区柴又に鎮座する八幡神社は、伝世されていた埴輪等からかねてより古墳ではないかと言われてきました。
昭和40年の社殿改築に伴う調査で房州石を用いた横穴式石室と副葬品の馬具、埴輪片が検出され、古墳であることが確認されました。>

以後永らく円墳であると考えられてきましたが、近年の調査で周堀が完全に円形には巡らず、墳丘が北西方向に伸び、「少なくとも円墳ではない」ことが確認されました。具体的な墳形については近々刊行される調査報告書で結論を出すようですが、前方後円墳である可能性も考えられそうです。
2002年の調査で、周堀内から鍔付の帽子を被った首長像と思われる人物埴輪が見つかり、帽子の形状や風貌が「寅さん」を彷彿させることから、「寅さん埴輪」として親しまれております。(引用

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第10問:四つ木の鉛筆製造メーカー北星鉛筆で一日に製造される本数は何本?

 

答えは、10万本だそうです!


ホームページ
見てみると、北星鉛筆はいろいろがんばってますね。文房具フェチな私としては、とっても気になる。


一番気になったのは、「大人の鉛筆」。


大人の芯削り器もついて680円。


これは欲しいかも。


工場見学も行ってみたーい!