少なくとも葛飾のみなさんは、昨年の台風19号で間一髪水難を逃れたことをお忘れではないと思います。
江東五区のアキレス腱「京成電鉄荒川橋梁」
昨年の台風19号では、橋梁下1.2メートルまで水位が上がっていた「荒川橋梁」。「低くなっちゃった」わけですが、昨年の台風19号の例を見るまでもなく、このまま低い状態では江東5区が水没するきっかけになります。早急に京成電鉄の「荒川橋梁」をかけ替えなければならないのです!
どう見たって、低いですよね。荒川が増水したら、ここから葛飾をはじめ江東5区に水が流れ込むわけです。
7月1日葛飾区合同水防訓練が行われました
この訓練は直接見ていないので、SNSに上がっている葛飾区議の皆さんのレポートを紹介ます。
この合同訓練は、この3.7メートル低い京成電鉄荒川橋梁をどうにかしたい!ということにスポットが当たっているようです。
大高卓区議のレポートには、線路の左右、土手が窪んているところに土のうを積んでいますね。
体を張って土のうを積む訓練をしていますが、失礼ながらこれはどんな効果があるのでしょうか。
というのも、先日見たテレビ番組で土のうの効果について発言があったのです。
岸辺のアルバム
その番組とは、NHKアナザーストリーズ「多摩川水害と岸辺のアルバム」でした。
岸辺のアルバムとは
1974年、現在の和泉多摩川駅の近くの土手が決壊します。原因は多摩川から農業用水を引くために作られていた堰に水がせき止められ、行き場を失った水が土手を破壊しました。
高度成長期に一生懸命働いてやっと手に入れたマイホーム。家族一人一人が問題を抱え、気持ちがばらばらになっていく一家。しかし、そのマイホームが堤防決壊が流されてしまう。その時家族が持って逃げたものは家族写真の写ったアルバムだった。
高度成長期に一生懸命働いてやっと手に入れたマイホーム。家族一人一人が問題を抱え、気持ちがばらばらになっていく一家。しかし、そのマイホームが堤防決壊が流されてしまう。その時家族が持って逃げたものは家族写真の写ったアルバムだった。