9月9日は、柴又三丁目女子大生殺人放火事件があった日です。
京成高砂駅や柴又駅では、支援者のみなさんが駅頭で情報提供を呼びかけるビラを配布したりする日でもあります。
この事件、いまだ犯人が捕まっておらず、みなさんの情報提供が必要な事件ですので、こちらにまとめてみます。
概要
警視庁サイトより |
警視庁サイトより |
遺体は口と両手を粘着テープで、両足をパンティーストッキングで縛られており、首を鋭利な刃物で刺されていたことから警察は殺人事件と断定。
刃物
犯人は小型の刃物を使用したと考えられます。特徴
*刃渡り8センチメートル以上
*刃幅約3センチメートル
*先の尖った片刃
ガムテープ
*布粘着テープと呼ばれるものであり、1巻が幅50ミリメートル長さ25メートル、価格は700円から800円、一般の製品より高価で主に梱包用途で販売されていました。 全国に広く流通し、梱包業者等法人に直接に直接納入されるほか、ホームセンター・文具店等で購入することが出来ました。*ガムテープの粘着面には、植物片・木片・犬の毛等が付着していたことが分かっています。これらの付着物は、犯人が着衣等を通して外から持ち込んだ可能性があるものです。 現場の状況や交友関係などから、顔見知りの犯行と思われた。2018年現在も犯人逮捕には至っていない。 (wikipedia)
時系列
事件発生日は、朝から雨が降ったりやんだりしており、昼過ぎから強く降り出し始め、15時0分過ぎにはさらに激しくなっていた。父親は福島に出張中、姉も仕事でおらず、家には母親と被害者の二人きりだった。
-15時50分少し前 被害者がトイレに行くために自室から一階に降りてきた。仕事に出かける準備をしている母親に「こんなに雨が降っていても自転車ででかけるの?」と話した。これが最後の会話になった。
-15:50 母親が仕事のために家を出る、この時玄関に鍵はかけなかった。
-16:15頃 近所の通行人によると火は出ていなかった。
-16:35 出火。
-16:39 隣家から119番通報。
-18:00頃 内部が全焼、ようやく火が消し止められる。 消防隊員が2階で被害者を発見、直ちに病院に搬送されたが、死亡が確認された。
犯行状況
被害者は2階の両親の寝室で父親の布団の上で横向きに寝かされ、夏用の掛け布団を頭からかぶせられていた。布団の左右の端は体の下に挟み込まれていた。被害者は首を右側に集中して6か所刺されて出血多量で死んでいた。
口には粘着テープが貼られていた。
両腕も粘着テープで縛られていた。
かなり抵抗したとみられる傷が手に数か所あり、その上から粘着テープが巻かれていたので両手は殺害後に縛られたと見られている。
両足はストッキングでからげ結びに結ばれていた。からげ結びは造園、足場組み立て、和服着付け、舞台衣装、古紙回収、電気工事、土木関係などの業種で用いる。造園業では「かがり結び」とも呼ばれる。
着衣の乱れはなかった。
気管にすすが付いていなかったことから殺害後に放火したとみられる。
仏壇のマッチで1階東側の6畳和室の押入れに放火されていた。
1階のパソコンにも火がつけられていた。
父親が普段使用しているスリッパが2階に揃えて残されていた(知り合いを招き入れた可能性?)。
犯人は男性で、犯行当時何らかのケガを負い出血しています。犯人の血液型は「A型」です。
- 事件・犯人・事件にまつわる不審者等に関するうわさ話を聞いた。
- 事件当日、何らかの理由によるケガ(刃物傷、切り傷等)をしていた人を知っている。
- 事件前後、又は当日発生時間帯ころに現場付近で不審な男や車を見掛けた。
- 事件前後に突然転居した、見掛けなくなった人を知っている。
- 事件前後に突然仕事を休んでいた、辞めた人を知っている。
どんな些細なことでも結構です。
犯行時間帯は学校の帰宅時間とも重なることから、当時学生であった方々からも情報をお待ちしています。
犯行時間帯は学校の帰宅時間とも重なることから、当時学生であった方々からも情報をお待ちしています。
問い合わせ先
警視庁亀有警察署 柴又三丁目女子大生殺人 放火事件特別捜査本部
電話:03-3607-9051(直通)
電話:03-3607-0110(代表)
電話:03-3607-9051(直通)
電話:03-3607-0110(代表)
FAX:03-3607-9056(直通)