葛飾区にかかる橋を一つづつ探訪する、大人の葛飾の橋。
2回めの今回は、「細田橋」です。
細田橋は、車道橋と人道橋が別れています。
1961年(昭和36年)の建設ですので、ちょっと古い感じがしますね。
実は、中川に架かる橋は現在架替計画が進んでいます。
区議会資料より |
前回の「大人の葛飾の橋(1)三和橋」でも紹介しましたとおり、高砂、細田、奥戸の皆さんの結束は強かったようですね。
おなじ農業を営み、おなじ東井堀の水を分け合ってきた仲だったのだと思います。
この地区に、中川放水路(新中川)が開墾されたのは1963年(昭和38年)のことでした。
1965年の細田橋です。
中川放水路が開通して2年しか経っていません。
その左に見える水たまりのような場所は、現在の奥戸総合スポーツセンターのある場所です。
現在の地図を見てみましょう。
実はこのエイトホール、野球場、テニスコートのある場所は、環七が近いもののとっても交通の便が悪いところです。
右端にある「稲荷神社バス停」は、小岩から亀有に抜ける京成タウンバスのバス停ですが、遠方から来る人達はここから、細田橋を渡って、スポーツセンターにいくことが多いようです。
まさに、細田橋は、スポーツセンターに訓練にいく人たちにとって、栄光の架け橋!なわけですね。