わがまち楽習会2020、今回は4回目でした。
今回の講師は、坂東幸輔さん。
地域活性プランナーとして、あちこちの街の賑わいを創造している方です。
まず、坂東さんの代表的な活動例として、神山町プロジェクトが紹介されました。人口6,000人、高齢者率46%の徳島県の過疎の町がどうして人口増を実現したのか?というお話でした。
次に立石の話です。
坂東さんは事前に立石を視察していただいて、やはり「空き家や商店街の二階をホテルに活用する」という案を提示なさいました。
名付けて、街まるごとホテル
これにはすでに成功例があります。
いづれも、ホテルなど宿泊単体で潤うのではなく、食事や温泉、お土産屋さんなど、町ぐるみで旅行者をもてなそう、街全体にお金を落としてもらおうというものです。
立石商店街の中にもあるシャッターが閉まったままの店舗を、宿泊だけの機能があるホテルとして整備し、商店街や銭湯などを使いながら街を楽しんでもらおうというものです。
そして坂東さんは最後に、「シャッターを開けてなにかトライしてみる」ことが大事だとお話なさいました。