上小松町内会館建て替え
以前から古い木造建物だった上小松町内会館が、建て直されています。今年中には完成しそうですね。
町内会館は、お年寄りのカラオケ大会?や夏祭りの太鼓の練習とか、平時の町内会活動には大活躍です。
じつは上小松町内会館の前にはこんな看板があります。
ゼロメートル地帯ならではの標識です。
東京湾満潮時、すでに私の身長レベルです。
荒川堤防決壊時、その水位は2メートルを超えているのでしょうか。
そんな場所にある町内会館ですが、ふつうの建物です。
個人的には、水害対応の建物になってるのかなぁ?と心配になってしまいます。
台風19号の教訓
この夏台風19号は葛飾の防災対応が試されました。東京の江東5区、台風19号では見送られた250万人の広域避難今月12日に関東に上陸した台風19号の際に、東京都東部の低地帯にある江東5区。つまり墨田、江東、足立、葛飾、江戸川の各区は、都の西部や他県などへの「広域避難」を一時検討していたことが分かった、と24日に時事通信(電子版)が報道しています。
この記事ではさらに、検討はされたものの、「首都圏の在来線全ての運休が決まったため住民への呼び掛けや勧告は見送った」と説明されていました。2018年8月に、この5区で構成する協議会は広域避難の計画を策定しました。具体的には「台風の中心気圧が930ヘクトパスカル以下」「荒川流域での3日間の積算雨量予測が500ミリ超」を目安として、この基準を超えた場合は広域避難の呼びかけをすることとされていたそうです。
あらかじめ計画していた広域避難を検討したけど「電車が止まっちゃったから」指示は出さなかったというものです。
おそまつではありませんか。
ここ数年、JRはかなり早い時期に運行を打ち切っています。行政が考える広域避難指示の段階では、今後も鉄道は動いていないでしょう。
つまり、この広域避難計画は実現しないのです。
城東5区250万人の避難は原則「自主避難」です。
とはいうものの、自力で避難することが難しい、避難できなかったという方も高齢者を中心に少なくないでしょう。
そこは町内会の出番なのではないでしょうか?
日頃のカラオケ大会をはじめとする親睦活動は、そのためにあると言ってもよいのではないかと思っています。
その活動の中心となる町内会館がどれだけ水害対応になっているのか?
せっかく新しくできた町内会館ですが、いろいろ悩んじゃいました。
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