葛飾は、移転でなにかと話題の区役所の隣に、日本赤十字社の「葛飾赤十字産院」があります。
葛飾赤十字産院は、1953年に立石4丁目5番7号の木造住宅を使い、軍から払い下げてもらった医療機器で運営されていました。
1958年現在の場所に移転してきましたが、老朽化や狭さから移転が検討されてきました。
葛飾区役所が現在の場所に移転したのが1962年ですから、それより前に葛飾赤十字産院が建っていたのですね。
そして1983年にはいったん、全面改築されています。
この葛飾赤十字産院、2021年に新宿図書センターの跡地に移転開業となるのですが、その概要が見えてきましたので、まとめてみます。
建設通信新聞ホームページより |
新しい建物はこんなかんじ。
設計は日建設計。
東京理科大学葛飾キャンパス図書館 |
日建設計といえば、東京理科大学葛飾キャンパスの図書館の設計をした会社ですね。
新しい葛飾赤十字産院はこんなかんじ
場所はここ。
現在は車でのアクセスは、水戸街道があり便利ですが、今後新金線が開通した場合、この近くに駅ができる構想もあり、金町や新小岩からのアクセスが格段に良くなりますね。
- 病 床:104床(現在113床)
- 診療科:産科、婦人科、小児科(現在と同じ)
- 東京都周産期母子医療センター機能
- フロア
- 1階:外来患者向け施設、新宿図書センター、災害救援倉庫
- 2階:新生児集中治療室、分娩室、手術室
- 3階:病棟
- 4階:スタッフエリア
- 5階:機械室
東京都周産期母子医療センターは、荒川・足立・葛飾エリアを担当していることもあり、これから地域の中心的な病院として機能していってほしいですね。
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