今回の葛飾有名人は、SF作家の半村良さんです。
1933年、本田原町生まれ。現在の東立石であります。
本田原町ってどのへんかなぁ、と思ったら
まさに中川の河原ぞい。
10歳頃まで本田原町で育ち、疎開で石川県にいたものの、戦後新宿4丁目に越しています。
両国高校卒業後、職を転々としながらも、
1975年、『雨やどり』で、SF作家としてははじめての直木賞受賞。
意外なことにこの作品は人情話です。
その前年には、『戦国自衛隊』を出版しています。
半村良さんの、葛飾での足跡としては、『葛飾物語』という長編小説があります。
2002年に亡くなった半村良さんの、最後から2作目の集大成のような作品です。
葛飾の路地で寄り添い暮らした長屋の面々が、それぞれの悲しみと別れを乗り越えて今年もまた、春野家の当主の命日に集う。下町を舞台に人々の哀歓を謳った長篇小説。時代の奔流のなかで、逞しく生きた庶民の昭和史。(書籍内容データベース)
ちょっと読みたくなってきました。
Amazonで買ってみますね。
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