2016年2月17日水曜日

[大人の堀切] 「哈爾濱」って読める?シンプルだけど味にまっすぐなラーメン食べてきました。





京成堀切菖蒲園の駅を降りて、菖蒲園方面に歩くと大通りの角に「哈爾濱餃子」はある。


「哈爾濱」読めます?私はぱっと見て読めませんでした。


ハルピン。


ご高齢の方にはなんとなく懐かしい名前かもしれませんね。


今日はこのお店でラーメンと餃子を食べてみました。


お店は、カウンターのみ。


いすは5つだけ。


日当たりがいい南側のお店なので、今日みたいな日は気持ちいい日差しでした。


お店自体も広くなくて、このスペースと同じくらい?の広さの厨房があるのみ。


そこに中国人のおとうさんとおかあさんが営んでいます。


おかあさんが、ちょっと中国語のイントネーションが入った日本語で話しかけてくれました。


「今日、さむい?」


「注文なに?」


助詞のない、独特な日本語。でもお人柄から伝わって優しい語り口。


ハルピンという店名といい、この日本語といい、実に昭和初期を感じさせます。


ちなみのお二人の会話は中国語です。


ラーメンは醤油風味。


シンプルな味です。あじにまっすぐに作っています。


いろいろ話しかけてくれるおかあさんとは違って、おとうさんは寡黙気味。


真剣に醤油ラーメンを作っているのが伝わります。


そして餃子。


水餃子と焼き餃子を選べます。


水餃子選べばよかったです。お店も水餃子押しだったようで、帰り際おかあさんに「次回は水餃子ね」と言われてしまいました。


でも焼き餃子も素朴ながら、摺った生姜の味が全体をまとめていて、おいしかったですよ。


ほかにもいろいろメニューがあるから、また来なきゃですね。


次回はきっと、水餃子にしようっと。





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2016年2月16日火曜日

[大人の立石] ランチにリーズナブルな焼肉をガッツリ食べたい!ならばここだ!一人焼肉もOK


寒いけど天気いいなぁ。


梅も咲いてきたし、春までもう一息ですね。


抜けるような青空の冬の日は、なんとなくがっつりランチを食べたわけです。


そんなときは、立石の「牛坊」でランチ!


というわけで行ってきました。







京成立石駅から区役所方面に歩いていくと、左手に赤い看板の「牛坊」が見えてきます。


ここのランチは大人気。


お店に着いたのが12時過ぎということもあるのですが、すでに牛ロースの定食は終了。


しかたなく、上カルビとマキの定食をオーダー。


このマキ。


あんまり焼肉屋さんでは見ないと思うのですが、定食のほとんどにマキがついています。


マキはリブロース芯のまわりにある肉。


サシが多いので焼くと煙も多いのですが、その分ジューシーな肉の味が楽しめます。


私が食べ始めた頃にはすでに満席。12時半ごろにはお店の外に待つ人も。


さすが人気店です。


定食は1,080円。


ひとりでもジュージュー焼きながら、おいしい焼き肉が食べられるステキなお店でした。

牛坊
東京都葛飾区立石4-26-12
11:30~14:30(水曜日ランチはお休みです) 
17:00~翌4:00(水曜日17:00~23:00) 
ランチ営業、夜10時以降入店可、夜12時以降入店可、日曜営業

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2016年2月15日月曜日

[大人の京成電車] ん?このカーブなんだ?90年前の四ツ木駅も立石駅もいまの場所になかった!そして青砥駅は!





いつもチャリでぶらぶら散歩しています。


四ツ木あたりをぶらぶらしていると、四ツ木駅の北側に気持ちのいい放物線を描く道路があるんですね。上の地図の赤い線の部分。


酒場好きな皆さんには、「四ツ木のゑびすの前の二又を右に抜けて奥戸街道に出るまでの道」と言ったほうがわかりやすいかもしれません。


四ツ木のあたりは曳舟川のあったところが太い道路になっているのですが、この曲線がどうも不自然。


というわけで調べてみました。


 京成電車は大正元年11月、押上-市川を開業しています。実際の駅は今の江戸川駅までで、江戸川は渡し船だったんですって!びっくり!


その際に四ツ木駅も立石駅も営業を開始しているのですが、じつは両方の駅ともに現在の場所ではありません。
http://rekisanpota.blogspot.jp/2013/12/blog-post_22.html


この地図は、大正時代のものですが、左下から右上に京成電車が走っています。


そして赤い部分で大きく右にカーブして、奥戸街道を走っていますね。


開業当時は、京成電車は奥戸街道の上を走っていたのですね。


開業当時の四ツ木駅は、この赤いカーブの真ん中あたりにありました。


現在の地図ではこの☆のあたりでしょうか。


パチンコ屋さんの横辺りかな。


四ツ木駅が今の場所に移転することとなったのは、荒川放水路の工事が関係しています。


荒川放水路は明治後半から計画され、大正2年に工事が始まります。


京成電車が開通するのが大正元年ですから、ほぼいっしょですね。


荒川放水路の工事が一段落し、荒川に水が通されたのが大正13年。


これにあわせてルートが変えられ、四ツ木駅も移転しています。

四ツ木駅年表

1912年(大正元年)11月3日 - 開業。

1923年(大正12年) - 荒川放水路開削に伴い現在地に移転。

ちなみに、立石駅もこの影響で移転しています。

立石駅年表
1912年(大正元年)11月3日 - 立石駅として開業(葛飾区史などの記述に基づく)。

1923年(大正12年) - 荒川放水路開削に伴う路線変更の際、運行上問題のあった四つ木 - 立石間の併用軌道部分を専用軌道に変更するのに伴い、現位置に移動。

1931年(昭和6年)11月18日 - 京成立石駅に改称。


ついでに青砥駅も調べてみると

青砥駅年表

1928年(昭和3年)11月1日 - 日暮里 - 青砥間開通のための分岐駅として開業。それまで立石 - 高砂間には駅は設置されていなかった。

1931年(昭和6年)12月19日 - 日暮里 - 青砥間開業。

昭和3年まで駅がなかった!!!これまたびっくり。


葛飾まだまだ、奥が深いぞ。

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