今回は、このブログで何度も登場している「新日本料理 翠祥」です。
月も変わって2月になりましたし立春ということもありましたので、季節ごとの旬のものが食べられる翠祥の料理はまさに日本料理。
今回も楽しみに入店しました。
お通しの「のれそれ」
お酒を頼むとりっぱなお通しが出てきます。
右上のお椀に、細長い半透明な料理が。
大将に伺うと「のれそれ」とのこと。
「のれそれ」は、穴子の稚魚。
なんで「のれそれ」って言うのかなぁと調べてみました。
「のれそれ」の語源
高知で、アナゴ類の稚魚を「ノレソレ」と呼びます。
高知市付近ではノレソレ、須崎市付近ではタチクラゲと呼ばれています。地引網を引くと、ドロメは弱いのですぐに死んで網にくっついてくるのですが、ノレソレは、そのドロメの上にのったり、それたりしながら網の底に滑っていきます。
この「のったり、それたり」という地引網の中の様からこう言われているようです。(Yahoo!知恵袋)
おもしろい語源ですね。
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「のれそれ」市場魚貝類図鑑より |
図鑑で見ると、やっぱり穴子の稚魚だけあって長いんですね。
成長した穴子はもちろんおいしいのですが、この稚魚もよくお酒に合いました。
鯖のお刺身
新鮮な食材ばかりの翠祥です。青魚が好きな私はとくに、鯖のお刺身がおいしいお店は大好きです。
焼き筍
やっぱり春ですから。たけのこをいただきました。
ほどよく焼いた筍は、ほくほくで柔らかく、春が近いんだなぁと思わせてくれます。
仙台牛 一口揚げ
キューブ状の仙台牛が、サクッと揚げられています。
口の中に仙台牛の旨味と脂が広がります。
上品な衣が、その旨味と脂に融合して、絶妙な味になります。
帆立と春野菜の天ぷら
天ぷらも、春の味。
やっぱり早春は山菜の季節ですよね。
うるい、
たらのめ、
行者にんにく、
こごみ。
いずれも山菜のもつアクの強さがあまりなく、おいしくいただきました。
そして厚みのあるほたて。
お店の居心地の良さもあいまって、すっかりお酒が進んでしまいました。
今回もおいしくいただきました。
また伺いますね〜
新日本料理 翠祥 (
割烹・小料理 /
新小岩駅)
夜総合点
★★★★★ 5.0