今回は白鳥1-1です。
電柱が地下に埋まっている最近の街は、住所表記がなくて一苦労。
白鳥1-1は、お花茶屋駅前の東京東信用金庫の白鳥支店のあたりだろうと目をつけていたのですが、ココは1-2。
うろうろしながら見つけた1-1は、もうちょっと四つ木の方に降りた「賀登利庵」さんのあたりでした。
「賀登利庵」さんについては、以前記事にしていますのでそちらもご覧になってください。
曳舟川は江戸の初期には、本所周辺に上水を提供するための川でしたが、水量が安定しないことから、江戸後半には田畑の用水や川の名前の由来ともなっている曳舟による物資輸送の川となっています。
この絵にもあるように、白鳥一帯は他の葛飾同様田畑でしたが、沼があったようですね。
古地図では確認できないのですが、いまの白鳥小学校から四ツ木斎場あたりまで、沼地だったみたいです。
そこに白鳥が群棲していたことから、この地を白鳥と呼ぶようになったとか。
をを、ちょっと優雅なおはなしですな。
朝日新聞デジタルより |
四つ木の白鬚神社には、鷹狩の際白鳥を仕留めた絵馬が奉納されています。