2016年9月1日木曜日

[大人の亀有] 夏の終わりに、モダンで上質な寿司を食べる。亀有「鮨なかや」


今回は、亀有「鮨なかや」です。



暑い夏のまっただ中、なかなか生ものを食べたいという気持ちが起きませんが、「ここなら大丈夫」というお店を押さえておけば、安心して食べれますね。


「鮨なかや」は、亀有駅からあるいて10分ぐらい。


駅前からゆーろーどを直進した江北橋通り沿いにあります。



お店に暖簾はありません。


はじめは戸惑いましたが、次第に慣れてきます。


無駄のないシンプルな佇まいが、お店の性格を表しています。


お店に入ると10名程度座れるなが~いカウンターとテーブルが数席あります。


今回は、人数が多かったこともあり予約をしたため、上にぎりをお願いしました。


ランチ時の座席予約は、ランチにぎりではなく上にぎり以上となります。


カウンターに座れれば、板前さんと話しながら、ひとつづ握ってもらえますが、テーブル席の場合には二回に分けて運ばれてきます。



まずはひと皿目。


いづれも「醤油をつけずにお召し上がりください」とのこと。


私はいつも醤油をちょこっとだけしかつけない派なのだけど、この上にぎりには薄めの醤油がうっすらと塗ってあります。


素材と握りに自信がある証拠なのでしょう。


みるからに宝石箱のようなお寿司です。


実際に、ほたてもマグロもイカも、いずれもとてもおいしい。


一口ごとに魅了されます。



二皿目。


あなごとえび、巻物や軍艦が中心。


握りと巻物では、シャリの具合が変わってくるので、飽きないようになっています。


中央にあるのは、水なすの握り。


これが憎いぐらい、いいアクセントになっています。


いいセンスです。



デザートに黒糖ゼリー。


きなこがまぶされていました。


お寿司の個数は少なくないのですが、量の割には重さを感じさせない絶妙なお寿司でした。



鮨なかや
ジャンル:寿司屋
アクセス:JR常磐線亀有駅南口 徒歩6分
住所:〒125-0061 東京都葛飾区亀有2-61-4(地図

周辺のお店のネット予約:
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海桜鮪と海の生ハム 脇口屋 綾瀬店のコース一覧
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周辺のお店:ぐるなびぐるなび 亀有・青砥×寿司
情報掲載日:2016年9月3日
鮨 なかや寿司 / 亀有駅
昼総合点★★★★★ 5.0

2016年8月31日水曜日

[大人の宿題店] 9月になったら行きたいお店


さて、9月に入ったら行ってみたいお店のリストアップです。8月はさすがに暑くて、うごけませんでしたね。今月も宿題、貯まる一方です(汗


希望のお店をネット予約


長門
ジャンル:ラーメン
アクセス:京成本線堀切菖蒲園駅 徒歩2分
住所:〒124-0006 東京都葛飾区堀切3-9-9(地図


堀切菖蒲園に限らず、ラーメン屋さんは増えているものの、中華料理屋さんが無くなってきているような気がします。この長門さんもラーメン、餃子で売っていますがいつまでも続いて欲しいですね。


梅山
ジャンル:寿司屋
アクセス:京成金町線京成金町駅 徒歩3分
住所:〒125-0042 東京都葛飾区金町5-26-4(地図


加津良
ジャンル:割烹
アクセス:JR常磐線亀有駅北口 徒歩3分
住所:〒125-0061 東京都葛飾区亀有5-28-2(地図


亀有おはしフレンチビストロミュー
お店の雰囲気も良さそうですねぇ。行ってみたいです。


炙り屋台 喜多屋
ジャンル:居酒屋
アクセス:京成押上線京成立石駅 徒歩1分
住所:〒124-0012 東京都葛飾区立石4-25-10(地図


寿々喜そば
ジャンル:そば
アクセス:京成成田空港線・北総鉄道線京成高砂駅 徒歩15分
住所:〒124-0021 東京都葛飾区細田4-7-15(地図


蕎麦 泉匠
ジャンル:そば
アクセス:京成本線京成小岩駅南口 徒歩12分
住所:〒124-0021 東京都葛飾区細田5-10-11(地図


吟庵(高砂)

お蕎麦には目がないのでぜひ行きたいのだけど、食べログみると「店舗の運営状況が確認できない」なんて出ていますね。Facebookでも2016年03月までの書き込みしかなく、ちょっと不安。


オステリア ルーチェ
オステリア ルーチェ
ジャンル:イタリア料理
住所:〒125-0042 東京都葛飾区金町5-36-8(地図


トラットリア た喜ち 高砂店
ジャンル:イタリアン
アクセス:京成成田空港線・北総鉄道線京成高砂駅北口 徒歩3分
住所:〒125-0054 東京都葛飾区高砂5-46-3 スカイコート高砂第3 1F(地図


吉田うどん 五葵

「吉田うどんが食べれるんだ!」
という素直な気持ちで行ってみます!

2016年8月30日火曜日

[大人の一丁目一番地(18)] 堀切1丁目1番地に行ってきたよ。大正初期まで、ちょっとしたピクニックの目的地


今回は、堀切1丁目1番地です。


堀切という住所表記は広いですね。



現在でも、南に四つ木、北に足立区と接する南北に広い地域です。



しかし荒川の向こうには、東武線の堀切駅があるぐらいですから、荒川が開通する大正初期にはかなり広い土地を指していたのではないでしょうか。


1900年頃の堀切周辺です。


この頃は、「南綾瀬村」というところに属しており、名前通り綾瀬の南側でした。


現在の堀切の住所は、この南綾瀬村のほとんどを引き継いでいるようです。


堀切といえば菖蒲園


上図に赤い印をつけたのは、堀切周辺にあった「菖蒲園」です。


現在は「堀切菖蒲園」ひとつだけが有名ですが、太平洋戦争以前にはこのあたりにはいくつもの菖蒲園がありました。


菖蒲園のエピソードについては過去の記事を参考にしてくださいね。


さて、堀切菖蒲園。


荒川が開通する前には、堀切菖蒲園にもっとも近い駅は、東武伊勢崎線の堀切駅でした。


荒川が開通したことで、東武伊勢崎線は葛飾区の対岸となり、堀切駅は川の向こうとなってしまいました。



東武伊勢崎線堀切駅は、近所に鐘淵紡績(旧カネボウ)の工場がありかなり賑わっていたことが予想されますが、観光地としての堀切菖蒲園が捨てがたかったのか、駅の前から荒川を渡る橋をかけています。旧堀切橋ですね。現在の高速道路のあたりです。

明治大正までのピクニック

堀切菖蒲園にかぎらず、どうやら江戸時代のころには、「大川(隅田川)の向こうの菖蒲がたくさんある所」として、ピクニック気分で訪れるエリアだったようですね。


もともと堀切周辺は、江戸に花を売りに行く「花農家」が多かった場所。


春になって、気候も良くなって、「花でも見に行こうか」なんて気分になると、堀切に行ったのかもしません。


当時は細い綾瀬川しか通っていませんでしたので、粋な江戸の人たちは、綾瀬川に船を浮かべて菖蒲を楽しんだに違いありません。