2016年6月14日火曜日

[大人の一丁目一番地(9)] 鎌倉一丁目一番地に行ってきたよ。愛国学園周辺は交通の要所だったかも!


今回は葛飾区鎌倉にやってきました。


葛飾区鎌倉は、新柴又、京成小岩、JR小岩に囲まれていて交通の便がよく、また一軒一軒の区画も広い閑静な住宅街です。




トップ画像は、葛飾区鎌倉一丁目一番地です。


住所表記が見当たらないんですよ。


最近は電柱が地中に埋められてしまって、住所表記もなくなってきていますね。


またこの鎌倉1丁目1番地のエリアの大半は、某大手会社の社宅となっており、それも住所表記が見当たらない理由のひとつです。


さて、鎌倉。


なにやら1500年頃には「曼荼羅村」と呼ばれていたとか。


マンダラってなに?


マンダラとは、仏教の世界全体を説明できるように描いた俯瞰図のことです。



こういうものです。


この曼荼羅が板に書かれた板曼荼羅が、葛飾区鎌倉で発掘されたのだとか。


そういえば、鎌倉には「まんだら公園」ってありますよね。






「なんで葛飾に鎌倉?」というのはかならず出る話題ですが、江戸初期に相模の国の鎌倉から源右衛門さん(だれ?)が来て新田を開発したから、とか。


実際にこのあたりは江戸川も近く、国府台の合戦(1540年頃)の北条氏VS里見氏の戦いで北条氏の領地となって以降、開発が進んだ土地でもあります。


鎌倉新田という地名もありました。


現在の京成小岩北部の柴又街道周辺ですね。


江戸時代に住民が増加したと同時に、この辺りは脇街道が整備されており、行き来する人も多かったはずです。


南北に抜ける岩槻道。岩槻道は塩の道。東京湾の塩を北関東に届けるための道。


東西に横切る古東海道。江戸時代以前から、浅草から市川国府台へほぼ一直線に伸びていた、房総への道。


江戸時代の要所、高砂新宿から斜めに降りてくる佐倉街道。佐倉街道は成田街道に抜けており、成田山を参拝する人たちが利用しました。


これらのどれもが、現在の葛飾区鎌倉を通っており、江戸時代かなり賑わっていたことが予想されます。


農業もやりつつ、街道を通る旅人にお茶や団子を出す店があちこちにあったにちがいありません。


ちなみに古東海道と岩槻道の交差点は、現在の愛国学園のあたりです。




柴又街道は?と思われる方もいらっしゃると思いますが、1950年代にできた近代道路であり、江戸時代にはありませんでした。


関東大震災(1911年)や東京大空襲以降、都心から引っ越してきた人たちで、葛飾区鎌倉の多くは宅地化します。


西新小岩や東四つ木が、工業地域化したのとは対照的ですね。




2016年6月13日月曜日

[大人の新小岩] 6月アユ漁解禁! 生の鮎は◯◯の匂いがするって知ってた?季節の旬を味わう「新日本料理 翠祥」


いつのまにか6月を迎えています。


6月といえば、菖蒲が咲き始めたり、ホタルがみられるようになったり、季節が徐々に夏に向かっていく時期ですね。


そしてもうひとつ6月からはアユ漁が解禁となっています。

梁漁(wikipediaより)

群馬の那珂川や栃木の鬼怒川などにはアユ釣りの漁師さんが川に列を作って釣りを楽しんだり、仕掛けを置いて鮎を獲ったりする季節ですね。


川で捕れたばかりの鮎を焼いて、かぶりつけば、そればまさに自然の美味しさで、まさに夏の味です。


今回はこの、今が旬の鮎の塩焼きのうまさを、新小岩の「新日本料理 翠祥」で堪能してきました。



新日本料理 翠祥は、新小岩駅北口から平和橋通りを四ツ木方面に歩いて10分ほどの場所にあります。


これだけの上質な料理を出すお店が駅前にないところが、実にいいですね。


このお店は大将ともう一人で料理を作るお店ですので、これくらい駅から離れていることで、大将も納得の行く料理が出せるお店となっているのだと思います。


この鮎。


栄養豊富なんですね。


カルシウム(真イワシの約3倍)、リン、たんぱく質、ビタミンA、ビタミンE、オメガ3脂肪酸、タウリン、ビタミンB1(出典:CAFY)。


ちょっと挙げただけでもこんなに。


これはぜひ旬のうちに味わっておきたいものです。


ところで、とれたての鮎のにおい、ご存じでしたか?


この日は、女将さんに教えていただき、直接とれたての鮎のにおいを確かめさせていただきました。


新鮮な鮎は、スイカの甘さのような、キュウリを切った時のようなにおいがします。


不思議ですね。鮎は川の石などに着いた苔を食べているからだそうです。



さて、この新日本料理 翠祥さん、先日テレビ東京の虎ノ門市場に出演なさっていました。


ひとパック190円で、翠祥の高橋大将が監修した料理が食べられる、通販商品ができたんですね。


うちの両親も、これ欲しがっていました。


興味のある方はこちらから、どうぞ。


新日本料理 翠祥
ジャンル:小料理
アクセス:JR総武本線(東京-銚子)新小岩駅北口 徒歩9分
住所:〒124-0023 東京都葛飾区東新小岩5-14-1 サカエコーポ106(地図
周辺のお店のプラン予約:
「ヴェルデュール」 のプラン一覧
ヴェンティ のプラン一覧
UMAYA のプラン一覧
周辺のお店:ぐるなびぐるなび 新小岩×小料理
情報掲載日:2016年6月13日

新日本料理 翠祥割烹・小料理 / 新小岩駅
夜総合点★★★★★ 5.0

2016年6月12日日曜日

[大人の新小岩] だまされた!と思って食べてみたら、予想外にだまされた!厚さ30ミリのトンカツを食べるなら「とんかつ竹家」だ。



今回は、新小岩駅南口の繁華街にある、とんかつ「竹家」さんに行ってきました。



新小岩駅南口のルミエール商店街の右側(西側)には、名だたる食事処があります。


源八船頭

立呑しげきん

鳥益

福島

ダンダダン酒場

立呑でかんしょ


まだまだありますね。


そんな繁華街の中に「とんかつ竹家」はあります。


看板がたくさんある繁華街の路地にあって、竹家の看板は小ぶりであまり目につきません。


しかし、間口の狭いお店の多い繁華街の中にあって、白壁の広い間口の建物はなかなか目を引きます。


そしてお店の前のメニューには


「だまされたつもりで是非一度!」


と書かれているではないですか。


そう言われてしまっては入らずにいられません。


暖簾をくぐると


「いらっしゃいませ!いらっしゃいませ!」


と二度繰り返す威勢のいい女性の声。


竹屋の名物の一つは、このおかみさんの雄叫びに近い威勢のいい挨拶。


この洗礼を受けてテーブルにつきます。


今日はちょっとふんぱつして「上ロース」


しばらくすると、大きめのお皿にたっぷりのキャベツとともに手のひらサイズのロースとんかつが運ばれてきました。


上ロース、上ヒレは単品価格でご飯とお味噌汁は追加メニューです。


そういえば、関西ではヒレ肉って言わないんだそうですね。


ヘレ肉


って言うんだそうです。こないださんま御殿でやっていました。


閑話休題。


この上ロースとんかつ、大きさだけじゃなくて厚さもすごいんです。


厚さわかりますか?


30ミリ近くあります。


衣を含まないで30ミリぐらいあります。


ロース肉の醍醐味は、肉のうまみはもちろんですが、脂身のうまさにもあります。


竹屋のロースとんかつは、濃厚な脂身のうまさとロース肉のうまさのコンビネーションにあります。


また、ソースにもこだわりがあります。


なんとも判別ができないのですが、ソースに野菜やフルーツが織り込まれているようです。


衣のサクサク感と肉の旨味、そしてそれらを引き立てるソースが絶妙なバランスの「とんかつ竹家」でした。











竹家

ジャンル:とんかつ

アクセス:JR総武本線(東京-銚子)新小岩駅南口 徒歩3分

住所:〒124-0024 東京都葛飾区新小岩1-32-8(地図

周辺のお店のプラン予約:
創作和食ダイニング うおっけい! 瑞江店のプラン一覧
宝亭 のプラン一覧
金太楼鮨 錦糸町店のプラン一覧

周辺のお店:ぐるなびぐるなび 新小岩×とんかつ(トンカツ)

情報掲載日:2016年6月12日

とんかつ 竹家とんかつ / 新小岩駅
昼総合点★★★★ 4.5