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2020年7月24日金曜日

[大人の新月満月神社参拝] 24回目の参拝は「高砂天祖神社」


毎回、新月と満月の日に、葛飾エリアの神社を巡って参拝する、それだけのイベント。

7月21日は新月。今回は、高砂天祖神社で参拝をしました。


高砂天祖神社

京成高砂駅から徒歩5分。


鳥居の横に「村社」とありますね。

神社は社格を官社と諸社、それと無格社に分けます。

諸社の格付けは上から、府社=県社=藩社>郷社>村社の順でなので、高砂天祖神社はいちばん下ですね。。。。

でもとても、格が低い神社とは思えないほどきれいな佇まいでした。

おしゃれな村

ところでこの村とは、どこを指すでしょう。


明治時代の地図です。青いポイントが、高砂天祖神社のあるところ。

その周りにアミがかっているところが市街地ですが、ここは「曲金村」。

明治の地租改正とともに町の名前を高砂に変えました。


「高砂」とは、謡曲の高砂です。「たーかーさーごーやー」の高砂ですね。
1889年(明治22年)の市制・町村制で曲金村は南葛飾郡奥戸村の大字となった。葛飾区成立の際、これに併せて前述の謡曲から取った小字名の一つ
Wikipediaによると、このエリアはもともと「曲金村」だったけど、町村制で「奥戸村大字曲金」となり、その下の住所(小字)として謡曲から名前をつけたみたいです。墨田・朝妻・出雲・須磨・明石・高砂・吾妻。いづれも謡曲のタイトルなどから取っています。

ちょっと、おしゃれじゃないですか?

おそらくお役人から「おまえたちの村の小字(こあざ)をつけろ」と言われて、村人たちが話し合った結果、「謡曲から名前をつけうよう」となるんですよ。

センスいいなぁ。

最終的にはすでに駅名となっていた「高砂」を地名に採用したみたいです。

きれいな神社



長い参道。高砂天祖神社は、東西と南に参道があります。


平成29年に大きな修理があったようです。新しいだけでなく、形もきれいな社殿。


檜をそのまま使っていますね。


天祖神社は、天照大御神を主祭神とし、伊勢神宮内宮を総本社とする神社です。



社殿のよこに、八雲神社さんがありました。


もうひとつは稲荷神社。

とてもすっきりした神社で、また参拝に訪れたいと思います。