亀有のリリオホールに春風亭昇太が来たので、見に行ってきました。
昇太といえば、笑点メンバーでおなじみ。
結婚しない独身キャラだけど、落語の方はどうなのかなぁ、と思って気になっていました。
本日は、弟子の春風亭昇羊さんを引き連れての独演会でした。
まずはじめに春風亭昇羊さんが開口一番。
出し物は「初天神」。
最後に「こんなことになるなら親父なんか連れてくるんじゃなかった」という下げで終わるこの話は、子供に翻弄される親をコミカルに描く。
昇羊さん、ちょっと早口かなぁ。
5月には二つ目に昇進とのこと。おめでとうございます。
さて、続きまして真打ち春風亭昇太。
この日は休憩を挟んで3作品を披露しました。
ちりとてちん
この話は、江戸の形と上方の形があります。昇太師匠は上方の形で披露しました。
人当たりのいいご近所と何事にも気に障るご近所の反応をうまく演じ分けていてなかなかおもしろかったです。
力士の春
ちょうど春場所が盛り上がっている最中ですし、桜の咲くころでもありましたので、よい選択でした。
この話は、昇太師匠二つ目の頃の創作落語。
両親が子供を立派な力士に育てようとしたあまり、小学校二年生のころには力士の風格がたっぷりとなり。。。
崇徳院
茶店で一目惚れした若旦那とお嬢様。
それ以来、二人は恋煩いという重い病になるものの、お互いどこの誰だかわからない。
病身の二人に変わって幼なじみと職人が、ほんの僅かな手がかりでお互いを探し始める。。。。
亀有での独演会は3,4回めになる昇太師匠。
ここでの高座は、自ら得意なものを披露すると決めているようで、とても楽しそうに演じらっしゃいましたよ。
ちなみに、持ち前のベビーフェイスで笑点でも若く見られるようですが、昇太師匠1959年生まれでした。