2018年7月11日水曜日

【2018上半期】立石をフランスの下町にしてくれる不思議なお店【びすとろハヒフヤ】


ビストロ、という言葉はよく聞きますね。

フランスの下町によくある、気軽に入れるレストラン、という意味ですね。

フランス料理というと、なんだか気取って、ワインもおしゃれに飲まないといけないイメージですが、ビストロはそんな堅苦しいイメージがなく、気軽にわいわい、たまには大声で笑ったりしながら食事を楽しむ、そんなレストランです。


立石は、言うまでもなく東京の下町の代名詞のひとつです。

お酒の飲み方、食事の仕方、そんな流儀にこだわることなく、気の合う仲間で楽しく食べて楽しく飲む。そんなスタイルが似合う街です。

国や文化こそ違い、意外なことに、フランスの下町と立石の共通点がそんなところにある!

そこに気づかせてくれたが「びすとろハヒフヤ」でした。

関連ランキング:ビストロ | 京成立石駅青砥駅

場所は立石駅を降りて、区役所側に商店街を突き抜けた水道道路沿い。駅から歩いて3分ほど。

ステキな外観と白い壁が印象的です。

店内は、カウンターとテーブルで20席ほど。

二階には宿泊可能とか。。。


「タパスうまいよ」

そんな噂を聞いていたので、まずはタパスの盛り合わせ。



タパスの個別メニューから5つ選んでくれます。

鶏レバーのブリュレ
砂肝のアラビアータ
ヤゲンナンコツのアーリオオーリオ
お肉のパテ
ホタルイカと菜の花のマリネ


パテはクラッカーつきでした。


カルパッチョ。



ビストロ風牛すじ煮込み。これ絶妙、これぞ立石のビストロの味です。

これでワインがすすんじゃう。

店内もいごこちよくて、なかなかいい雰囲気。

また来ますね~

びすとろハヒフヤビストロ / 京成立石駅青砥駅
夜総合点★★★★ 4.7

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2018年7月10日火曜日

【2018上半期TOP PV】[大人の西新小岩] 日本で唯一?他の店にはない◯◯をルノアール新小岩店で食べてみた


今回は、新小岩駅北口です。



住所的には西新小岩ですね。

関連ランキング:喫茶店 | 新小岩駅


北口改札目の前にあるルノアールでしか食べれないのでは?と言われているアレを食べてきました。


ルノアールは階段またはエレベーターで2階に上がります。かなり広いです。


入り口には、今日のランチメニューがありました。

「しまほっけ焼き」なんてあるところを見ると、まさに昭和の喫茶店健在というかんじですね。

なんとなくホッとします。

中に入ると、喫煙禁煙を聞かれ、禁煙席に案内されました。とはいうものの、一段高いところが禁煙、手前が喫煙というラフな分煙です。


いちおうメニューを開けますが、今日は食べるものは決まっています。

当店特製カツDON

です。

どうやら、ルノアールではここにしかないメニューとのこと。


まずはセットのサラダ。

サウザンアイランドドレッシングです。

発音、あってる?


ほどなくして、やってきましたカツDON

大きめの丼です。

直径25センチぐらい。

期待が持てますね。

じゃーん

ざ、カツ丼!

と言ったかんじですね。


溶き卵の広がり具合も絶妙。


これ、じつはスプーンがついてきたんですよ。

ん?箸じゃないの?

箸はさっきのサラダでついてきたので、そちらでいただきました。


カツもまずまずの厚さ。

口に入れると、そのやわらからさ、煮汁のほどよい甘さが口に広がります。

うまいです。

飽きない味、ですね。

さすが年齢層の高いルノアール。最後にお茶が出てきました。

ところで、なんで新小岩店だけカツ丼があるんでしょうね。

帰りのレジで聞いてみたら、「直営店じゃなくてフランチャイズなので自由にできる」とのことでした。

なぁるほど!


新小岩駅は現在、南北自由通路の工事中です。その進捗を確かめるには、このルノアールがもってこいですよ。

ルノアール 新小岩店喫茶店 / 新小岩駅
昼総合点★★★★ 4.6

2018年7月9日月曜日

【2018上半期TOP PV】[大人の新金線] 新金線に、川のない橋はなぜあるのか?(その1)東京街道踏切


新金線は、2018年度も旅客化実現のための「調査費」が3,100万円つくことになり、また一歩現実味を帯びてきましたね。



新金線の旅客化実現を推す区民の会にも所属しているオトカツは、先日、新金線の線路沿いを新小岩から金町方面に散歩したんです。


ちょうどこのブログの2018年通年テーマの「葛飾の橋」の取材も兼ねていたのですが、東京街道踏切の脇に、鉄橋がありました。


こんな鉄橋。

左奥が東京街道踏切。

川の部分、干上がってますな。

不法投棄的なものもありあすな。

これなんでしょ?



これは、明治42年(1908年:左)と現在(右)の東京街道踏切付近の地図です。

赤い丸じるしをつけたところが、東京街道踏切です。

左の明治42年の地図には、新金線の代わりに一本の線が通っていますね。

これは仲井堀と呼ばれるものです。

葛飾区は、関東大震災、東京大空襲より以前は、広大な田畑の広がる土地でした。

その用水を水元小合溜から引くための用水路が江戸時代の中期に完成しました。

葛飾の土地を東から西に3本の用水路。

東井堀、仲井堀、西井堀です。

1963年に新中川ができるまで、この3本の用水路は形を留めていたようですが、その後の宅地化により暗渠となっています。

東井堀、西井堀は、その暗渠の上を「親水公園」として跡をとどめていますが、仲井堀はおそらく新中川とルートが重なる部分が多く、まったく原型を留めなくなっています。


おそらく唯一、鉄橋というかたちで、堀の跡が残っているのが、東京街道踏切の横なんですね。