2016年6月20日月曜日

[大人の一丁目一番地(10)] 金町浄水場1に行ってきたよ。浄水場から伸びる水道道の先はどこ?


今回の一丁目一番地は、金町浄水場1です。


ここは金町浄水場だけについている住所表記なので番地がありません。


金町浄水場とは



1926年に完成した、江戸川の水を引いて上水とする施設。


以前は「日本一まずい水道水」との烙印が押されたこともありましたが、1992年オゾンによる高度浄水処理が始まってから、東京の水は格段にうまくなりましたね。




金町浄水場は、東京都の上水のうち、


葛飾、足立、江戸川、江東、墨田、台東、荒川、北区の一部に供給しています。


かなりの広範囲ですね。


東京23区の1/3を占めています。



さて、葛飾区にはこの金町浄水場からまーーーーーっすぐ伸びる「水道道」があります。


右上の金町浄水場から、


高砂を抜け、


中川を渡り、


シンフォニーヒルズの前を通り、


立石の宮田ジムの前を抜け、


京成立石駅前の区役所通りを交差し、


京成押上線の線路を跨ぎ、


四ツ木の街を抜けて荒川にまで達する、


真っ直ぐな道です。


この道路の下に、上水道の水道管が通っているわけです。


1926年当時は、葛飾はまだ葛飾は田畑が多く、金町浄水場できれいにした水を江戸川の水を本所や上野方面に運ぶために真っ直ぐな道が作られていたようですね。


しかし、この水道管。


以前は中川と荒川を渡る際に、地下ではなく橋を使っていたようです。


この1970年の地図には、中川を渡る水道道が描かれています。


1990年頃までは、橋になっていました。


水道管が川を渡るための橋ですね。


場所は、青龍神社の池のあたりですね。



また、荒川を渡る橋は、名前が何故か「江戸川水道路」となっていますね。


これも1970年ごろまでは、水道管が川を渡る橋がありました。




いまでもバス停に残っていますね。



さて、この水道道は中川をわたってどこまで伸びていたのでしょうか?


水道局のHPには、金町浄水場から東京東部への上水の配給経路が示されていました。


これによると、墨田区に給水場があるとなっていますね。


葛飾の水道道の方角からして、ここに至る道があるのではないかと思い探してみましたが、正確に確認はできませんでした。




しかしながら、道なりや墨田区立花の北十間川にかかる福神橋に水道橋が併設されているのをみると、おそらくこの方角に伸びているようです。

2016年6月19日日曜日

[大人の足立区] 北千住に来たので、創業115年の老舗蕎麦屋「柏屋」でせいろを食べた。

にほんブログ村 地域生活(街) 東京ブログ 葛飾区情報へ
にほんブログ村

当店開業年明治37年

今回は、北千住駅前THEATER1010へ落語を見に行く前に、明治37年から続く老舗蕎麦屋さん「柏屋」に寄ってきました。


このブログは葛飾の話題を書くことに決めているのですが、今回は葛飾の常磐線沿線の皆さんもよく使う北千住のお店です。


北千住駅は、江戸時代から続く北の要所でもあり、現在も4社5路線が乗り入れるターミナル駅の周辺は慌ただしいものがあります。


しかし、駅前から続くバス通りをちょっと歩いて、北千住本町商店街へ入ると、そんな喧騒とはちょっと違ったゆったりとした時間が流れていました。


本町商店街を歩くと、右手に老舗蕎麦屋柏屋が見えてきます。



いつから掲げられているものでしょう。


お店の外観は建てなおされて今風ですが、こういうところに時代が残っていますね。


メニューではなく「御献立」となっています。



壁にかかっているメニュー表
もちろん価格は現代のものに書き換えていますが、この木枠のメニュー表最近見なくなりましたよね。



今日は「ざるそば」と決めてきたのですが、まずは日本酒とさつま揚げ。


「板わさ」か「さつま揚げ」かでいつも悩むんです。


出てきたさつま揚げは、揚げたての綺麗な色でプリプリの食感。


正解でした。


この日はとても暑い日でしたので冷酒にしたのですが、冷たい冷酒と揚げたてのさつま揚げがとてもよくあいました。



ざるそば来ました。


ざるにしたのは理由があります。


現在多くのお蕎麦屋さんでは「もりそば」と「ざるそば」の違いは、「そばに海苔がかかっているかどうか」だけになっています。


しかし柏屋をはじめとする老舗のざるそばの汁は、普通のかえしにみりんを混ぜた御膳がえしを加えて辛めにしてあると聞いたからです。


もちろん、柏屋でもざるともりを食べ比べないとわからないことなのですが、たしかに蕎麦にまとわりつく汁は濃い目で、甘味も強く、個人的には好きな味でした。



明治37年から続く柏屋。


今は5代目が、暖簾を守っています。

柏屋
ジャンル:そば
アクセス:東京メトロ千代田線北千住駅2番口 徒歩3分
住所:〒120-0034 東京都足立区千住2-32(地図
周辺のお店のプラン予約:
さつま知覧鶏と漁港直送 北千住 本丸のプラン一覧
生つくね元屋 亀有店のプラン一覧
鶏炙り・タタキ専門店 活火山 竹の塚店のプラン一覧
周辺のお店:ぐるなびぐるなび 北千住×そば
情報掲載日:2016年6月19日

2016年6月18日土曜日

[大人の亀有] 亀有におしゃれなコンセプトのカフェ Third Place cafe。本日オープン!


亀有ゆうろーどに、アメリカンテイストのカフェが本日18日オープンします。


そのお店はThird Place cafe。


間口が広くて入りやすいお店ですね。


ロゴもかっこいいですねぇ。


失礼ながら亀有っぽくないですねぇ。


でももしかしたら葛飾でいちばんコンセプトのはっきりしたお店かもしれません。


それは店名のThird Placeに込められています。


店内正面の壁に、Third Placeの意味が記されています。

In community building,
the third place is the
social surroundings
separated from the
two usual social
environments of 
home(the first place)
and the
workplace(the second place).


家でもない、働く場所でもない、第3の場所。


家にいる時の自分。パパだったりママだったりする自分。


働く場所での自分。部長だったり、◯◯担当だったりする自分。


そのどちらでもない素に戻った自分の居場所としてのカフェ。


それが第三の場所Third Placeなんですね。


みんな社会の中でいろんな役割を背負って生活しているけど、その背負っているものをおろして、ホッとできるカフェになるといいですね。





Third Place cafe

葛飾区亀有3-15-9
営業時間11:30-22:00
定休日 火曜日