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当店開業年明治37年 |
今回は、北千住駅前THEATER1010へ落語を見に行く前に、明治37年から続く老舗蕎麦屋さん「柏屋」に寄ってきました。
このブログは葛飾の話題を書くことに決めているのですが、今回は葛飾の常磐線沿線の皆さんもよく使う北千住のお店です。
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北千住駅は、江戸時代から続く北の要所でもあり、現在も4社5路線が乗り入れるターミナル駅の周辺は慌ただしいものがあります。
しかし、駅前から続くバス通りをちょっと歩いて、北千住本町商店街へ入ると、そんな喧騒とはちょっと違ったゆったりとした時間が流れていました。
本町商店街を歩くと、右手に老舗蕎麦屋柏屋が見えてきます。
いつから掲げられているものでしょう。
お店の外観は建てなおされて今風ですが、こういうところに時代が残っていますね。
メニューではなく「御献立」となっています。
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壁にかかっているメニュー表 |
もちろん価格は現代のものに書き換えていますが、この木枠のメニュー表最近見なくなりましたよね。
今日は「ざるそば」と決めてきたのですが、まずは日本酒とさつま揚げ。
「板わさ」か「さつま揚げ」かでいつも悩むんです。
出てきたさつま揚げは、揚げたての綺麗な色でプリプリの食感。
正解でした。
この日はとても暑い日でしたので冷酒にしたのですが、冷たい冷酒と揚げたてのさつま揚げがとてもよくあいました。
ざるそば来ました。
ざるにしたのは理由があります。
現在多くのお蕎麦屋さんでは「もりそば」と「ざるそば」の違いは、「そばに海苔がかかっているかどうか」だけになっています。
しかし柏屋をはじめとする老舗のざるそばの汁は、普通のかえしにみりんを混ぜた御膳がえしを加えて辛めにしてあると聞いたからです。
もちろん、柏屋でもざるともりを食べ比べないとわからないことなのですが、たしかに蕎麦にまとわりつく汁は濃い目で、甘味も強く、個人的には好きな味でした。
明治37年から続く柏屋。
今は5代目が、暖簾を守っています。
柏屋
ジャンル:そば
アクセス:東京メトロ千代田線北千住駅2番口 徒歩3分
住所:〒120-0034 東京都足立区千住2-32(
地図)
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情報掲載日:2016年6月19日