2015年12月19日土曜日

[大人の検定]何問できた?「葛飾検定」やってみた(6問目〜10問目)。



前回の「葛飾検定」つづきです。



ちょっと難しくなってきたような。

第6問:次の写真はどこの公園のものか?次からえらべ。

  • 水元公園
  • 曳船川親水公園
  • 上千葉砂原公園

これはカルガモですね。


そこまではわかるんだけど、正解は「曳船川親水公園」なんだって。


水元公園にもいそうな気がするけど。


この曳船川は、今でこそ整備された公園だけど、昔本当に「船を引く」交通機関があった。そのころの写真がないかなぁと探しているのだけど、みつかりません。


せいぜいこの、歌川広重の絵があるくらいですねぇ。



wikipediaにも
江戸期の後期から明治の初めごろにかけて行われた曳舟は、一種の水上交通機関ではあったが、舟を曳く動力が陸からの人力であるため、とかなどの陸上交通機関の要素も含まれたものであり、当時曳舟は異色の交通機関として人気があり、江戸市中から下総、水戸方面へ行く、多くの旅人に利用されている。他の都市河川と同様に、1964年東京オリンピックが開催された昭和39年ころまでは、小魚などの生物が生息している川であった
とあり、つい50年ぐらい前まではもしかしたら人が引いていたのかな?





第7問:毎年1月に行われる堀切大凧揚げ大会。もっとも大きな凧は、畳にして約何枚?

正解は畳24枚分だそうです。


24畳の部屋と同じ!1畳で約1.6平米ですから、24畳っていうことは38平米。

来年は1月16日ですね。見に行ってみたいです。場所は駅から行くと、堀切菖蒲園の向こう側荒川の岸辺ですね。



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葛飾大好き

第8問:亀有香取神社。鳥居の脇に鎮座するのは○○である。

http://www.d-laboweb.jp/special/sp304/
これは狛犬ならぬ狛亀ですね。


気がつかなかったなぁ。今度みてこよっと。







第9問:柴又で出土した寅さん埴輪。この日は渥美清さんの何の日?

http://www.katsushika-kanko.com/tora/

これね。


発見されたのは8月4日だそうですが、これは渥美清の命日だそうで。


この埴輪は、柴又八幡神社古墳から出土したようですね。

「寅さん」「帝釈天」で有名な東京屈指の観光地である葛飾区柴又に鎮座する八幡神社は、伝世されていた埴輪等からかねてより古墳ではないかと言われてきました。
昭和40年の社殿改築に伴う調査で房州石を用いた横穴式石室と副葬品の馬具、埴輪片が検出され、古墳であることが確認されました。>

以後永らく円墳であると考えられてきましたが、近年の調査で周堀が完全に円形には巡らず、墳丘が北西方向に伸び、「少なくとも円墳ではない」ことが確認されました。具体的な墳形については近々刊行される調査報告書で結論を出すようですが、前方後円墳である可能性も考えられそうです。
2002年の調査で、周堀内から鍔付の帽子を被った首長像と思われる人物埴輪が見つかり、帽子の形状や風貌が「寅さん」を彷彿させることから、「寅さん埴輪」として親しまれております。(引用

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葛飾大好き

第10問:四つ木の鉛筆製造メーカー北星鉛筆で一日に製造される本数は何本?

 

答えは、10万本だそうです!


ホームページ
見てみると、北星鉛筆はいろいろがんばってますね。文房具フェチな私としては、とっても気になる。


一番気になったのは、「大人の鉛筆」。


大人の芯削り器もついて680円。


これは欲しいかも。


工場見学も行ってみたーい!


2015年12月18日金曜日

[大人の堀切] さて皿の数は全部でいくつ?「光陽楼」の700円の「市場直送カキフライライス」で満腹だぁ。


以前から「皿数多いよ」という話を聞いていたので、もうそれが楽しみで楽しみで、お店の前までスキップでいきそうになっちゃった。


お店の前に来た。


中華、そしてパーラーの「光陽楼」だ。


駅から歩いて5分足らず。川の手通りと平和橋通りの交差点を目の前にした絶好のロケーション。




「なにを頼もうかなぁ」


お店の前の立て看板を見ると


「フジテレビGPのメニューは(A)➀➁です」


って書いてある。フジテレビGPとは、もう1年ぐらい前になるだろうか、フジテレビのグルメグランプリっていう番組で、堀切出身の武井壮さんがこのお店を訪れた、というものだ。

そのメニューが「市場直送カキフライライス」と「人気の若鶏の唐揚」だそうだ。


これはもう悩むことはない。「市場直送カキフライライス」一択だ。


そうと決まれば店内へ。




をを、さっそく「武井壮さん優しいコメントありがとございました」ってお礼が壁に貼ってあった。


おばちゃんに悩むことなく「市場直送カキフライライス」を頼む。


このおばちゃん、すっごくきれいな日本語を使う。綺麗な日本語って、人格が出る単語の選び方や歯切れのいい発音にあると思うんだけど、このおばちゃんの話は聞いていてとっても気持ちいい。




あまり時間をおかずに「はいカキフライのかた〜」と言いながらトレイをひとつ持ってきた。


「はやいな。もうカキフライか」


と思ったら、なななんと。

付け合せの小皿だけがトレイに乗ってやってきたじゃないか。


なにが乗っているかというと、


  1. 納豆
  2. 生卵
  3. キムチ
  4. 浅漬け
  5. キャンディ(飴ちゃん)
  6. らっきょう
  7. オレンジ
  8. 大根おろし
  9. 豆腐
  10. メンマ
  11. 梅干し

なんと11皿だ。


確認するが、僕が頼んだのは「市場直送カキフライライス」だ。


その前座としてのトレイでこの存在感。


なやむ。どうやって食べよう?


ごはん、来てないんですよね。


ごはんがあれば、納豆と卵かけちゃおうかなとか、突破口があるのだけど、食べ始めるきっかけがつかめず、本日の主役カキフライライスを待つ。


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ちょっと待っていたら、来た!

ど〜〜〜ん!

奥のトレイはさっき来たやつ。


手前の3つがカキフライライス。


牡蠣が大きい!真ん中の2つなんて、僕の握りこぶしのひと回り小さいぐらい、全長10センチぐらいはある。


一口じゃたべきれん。


いやそれよりも、この全14皿、食べきれるのか?


カキフライ、まずはソースをかけずにひとくち。ふんわりやわらかい。おいしぃ。ソースかけてもおいしい。さすが市場直送だ。


ごはんも来たことだし、納豆をかき混ぜ、卵を溶いて、ごはんにかける。断っておくけど朝ごはんじゃないよ。


いろいろな小皿に目移りしながらも、パクパク食べ進む。


でもやっぱり量が多くて、食べ終わるまでに2回ぐらい途中休憩をいれて、やっと完食。時間にして30分弱かかったかな。


この14皿で700円。


どう、このコストパフォマンス。


きっとまた食べに来ちゃうね。


[大人の検定]何問できた?「葛飾検定」やってみた(1問目〜5問目)。


葛飾区観光協会のホームページを見ていたら、平成25年(2013年)に「葛飾検定」というのをやったらしい。


この年第1回となっているから続いているのかと思ったら、どうやらこの回だけみたい。


全部で40問。


ちょっと試しにやってみるよ。


第1問:葛飾区を代表する玩具メーカータカラトミー。旧タカラの発祥の地は?

葛飾区宝町。これカンタン。


第2問:現在亀有駅北口にある麗子の像は二代目。それでは初代の像は今どこの入り口にある?

麗子の像って言ったらこれだろ?って思った人。



教養はあるけど、カツシカンじゃないみたい。





麗子の像っていったら、これ!


これ、初代麗子の像。亀有地区センターにあります。リリオの7階ですね。


ちなみに今亀有駅前にある二代目像はこれ。


なんだか、座っているせいか、一段色っぽくなってますね。













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第3問:寛政2年(1790年)創業の柴又の老舗「川甚」には、三島由紀夫と◯◯が連名で記した色紙がある。

「川甚」は有名な老舗ですから知っている人も多いと思いますが、wikipediaによると

古くは江戸川の畔にあって船からそのまま店内に入れたという。

なんて書いてありますね。粋ですねぇ。いまそういうのやったらいいのになぁ。


ちなみに川甚が出てくる小説はこちら。

あれっ、三島由紀夫いないぢゃないか。


ググってみると、三島由紀夫は川甚をよく訪れていた、みたいですね。


でこの問題の答えは、杉村春子。


杉村春子と三島由紀夫は、三島作品の上演でトラブっていたけど仲は良かったのですね。





第4問:小菅にある駄菓子屋「高橋商店」は映画◯◯のロケに使われた。

答えは20世紀少年。ジジババの家ですね。













第5問:葛飾区が2012年に発行した「ふるさとナンバープレート」。そのひとつ花菖蒲のナンバープレートに使用されたアルファベットの頭文字は?

2012年の葛飾経済新聞に記事がありました。答えは「H」ですね。ときどき見かけますね、ふるさとナンバープレート。
葛飾区は10月2日、3種類のふるさとナンバープレートの発行手続きを始めた。

 同ナンバープレートは、葛飾区が区制80周年の記念事業の一環として行ったもの。ナンバープレートは原動機付き自転車のみが対象となっており、は柴又の「寅さん」、区の花である「ハナショウブ」、そして葛飾区「キャプテン翼」の3つの絵柄を採用。

 キャプテン翼を採用した理由について、担当した総務部税務課の川島伸二さんは「原作者の高橋陽一さんが葛飾区の四つ木の出身で、区役所からも近い南葛飾高校の出身。キャプテン翼の舞台となった「南葛(なんかつ)」も出身校をモデルにしている部分から、葛飾の寅さん・両さんに次ぐキャラとして採用した」(川島さん)と話す。

 葛飾区では現在年間約2万台の原付き登録があり、新車登録は4000台ほど。今回のナンバープレートはキャラクター2種が各1500枚とハナショウブが1000枚の合計4000枚を発行予定。寅さんには「T」、キャプテン翼に「K」、ハナショウブには「H」の限定ナンバーを交付する。

また時間のあるときに6問目からやってみるよ。

2015年12月15日火曜日

[大人のチャリ散歩] 晩秋の水元公園で、井沢弥惣兵衛の小合溜井に寄り添う


すっかり寒くなりました。


この秋、自然がいっぱいの水元公園の紅葉を見ていなかったので、今日慌ててチャリ散歩してきました。




私の家から水元公園までは、まさに葛飾区を斜めに横断するかたちとなります。


今日は約10キロの道のりを、ゆっくりと50分程度掛けて散歩しました。


葛飾区は国道6号(水戸街道)が左下から右上に通っていますので、この道を通るのがスムーズなのですが、なにせ交通量の多い国道とその道筋の殺風景(失礼)さが気に入らず、裏道を通りながらのチャリ散歩となりました。


さすがに寒いこの日は、途中でコーヒーブレイクをとりました。前もって買っておいたみのり商店街ぜぺっとさんのコッペパンアオトコーヒーでブレイクです。


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水元公園は元来、八代将軍吉宗の時代の治水の神様井沢弥惣兵衛が、三郷から亀有のあたりまでの農業用水を確保するために作った、水元小合溜井といわれた遊水地。


いまでは東京都屈指の広さを誇る水郷公園です。


今日はこの小合溜ぞいをチャリでぶらぶら、その先にあるメタセコイア並木の中のベンチでのんびりしました。




2015年12月14日月曜日

[大人の水元] ここでしか食べれない絶品中華を食べに行こう!「中華一番」のうま煮そばで、心も体も温まる。


新小岩に住む私が、自転車を漕いで40分弱。


どこにでもある街の中華料理屋さんなのだけど、ここにしかない味に出会えるお店だ。


どれもうまい。


ハズレはない。


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お店の一番人気は「焼肉ライス」だ。


山盛りキャベツの上に厚みのある焼肉が甘辛いタレに絡まってどーんと乗っている。


ご飯の丼も大きめだが、この焼肉に胃が刺激され思わずおかわりしそうになる。


今日も焼肉ライスを頼もうと思っていた、家を出るまでは。







家を出てから自転車を漕いでいるうちに、さすがに冬の寒空のもと、なにか温かいものが食べたいなぁ、という気分になってきた。


ならば「うま煮そば」だ。


これしかない!いやメニューには温かいものもいろいろあるけど、僕の中ではイチオシである。


とろ味スープが、野菜や豚肉の味を引き立たせる。


細くない麺がこのとろ味スープによく合う。温かいスープには太目の麺に限る。


うまい。何回か食べているけど、味が高いレベルで安定している。うまい。


この店の魅力は実は味だけではない。
夏の写真じゃないかw


美味しいお店に共通しているのは、味はもちろんスタッフの良さだ。


家族経営の中華一番にはそれがある。


笑顔と活気のある挨拶。


お店が愛されるはずだ。


その証拠に、お見せに来るお客さんだけじゃなくて、出前の電話もひっきりなしなのである。


[大人の新小岩]南欧風焼きたてパン「ゼペット」のコッペパンにピーナッツクランチをはさむ

天気がイマイチだったけど、今日はチャリで出かけることにした。


目指すは水元公園だ。


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チャリで40分ぐらいだろうか。 いつものように、アオトコーヒーは持ってきたけど、きっと小腹が空くだろう。


そこで!今日は新小岩みのり商店街の南欧風焼きたてパン「ゼペット」でコッペパンを買って行った。


「コッペパン、なにかはさみますか?」


 見るとそこには10種類ぐらいの味が用意されていた。


やっぱりコッペパンにはピーナッツだよなぁ。粒あんも捨てがたい。


悩んだ結果、今日はピーナッツクランチにした。








途中の公園でコーヒーを飲みながら、コッペパンを袋から出す。 思ったより大きい。


全長20センチ弱だろうか。


なかにはピーナッツクランチがたっぷり。


これはうまい。ピーナッツの味にクランチの歯ごたえ。それをコッペパンが包み込む。甘すぎないこの味は飽きが来ないね。


葛飾のコッペパンといえば、亀有の吉田パンが有名だけど、ゼペットは近所だし、また出かけるときに買っていってもいいかも!


[大人の新小岩]以前は何だったっけ?年末になって、新小岩北口の新しいお店を2店舗紹介します。



新しい建物とか新しいお店とかできると、「以前はなんだったっけ?」


ってなることありません?


新小岩をぷらっと歩いていたら、新しいお店がここにも!あそこにも!とあったので紹介しますね。

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まずは、「おはな丼丸」


場所は新小岩北口の正面のたつみ橋に抜ける通りの右側、業務スーパー手前、昔のBeneの向かい。わかるかなぁ。



丼丸さんは、チェーン店なのにチェーン店らしくなくて、お店選びが難しいですね。


丼丸さんのホームページにも、
丼丸は一般的なFCチェーン店ではありません。各オーナーが完全に独立し一切の制約のない「丼丸」の屋号を共有した仲間同士です。全てはオーナーの裁量で価格設定から丼の種類や味付けまで異なりますが「あそこの丼丸よりもここの丼丸の方が良いよ」「なぜ同じ丼丸なのにここは値段が違うの?」「ここのシャリの方が美味しい」「あそこは感じが悪いから」「こっちの丼丸の方がボリュームはあるね」等々と言われるお客様も多くいるのです。夫婦で丼丸を経営している方から法人経営まで夢を抱いて毎日頑張っています。応援よろしくお願いいたします。

って書いてありますね。メニューも違えば味も違う、でも屋号は一緒というチェーン店。


新小岩駅北口のこの通りにも、左側に丼丸さんがあった(と思うけど) 、今度の「おはな」ってつく丼丸さんは、お花茶屋が一号店みたいですね。








もうひとつは「とんこいわ」さん。


こちらは新小岩駅北口サミットの向かい側。



看板にも「炭火焼肉」とありますので、焼肉系のお店のよう。


「以前はなんだったかなぁ、この店の前よく通ったのになぁ」


と思っていたら、たしかアジアン料理のお店だったかなぁ、とうすーい記憶が。


業態替えをしたようですが、お味はどうかな。


機会があったらいってみまーす。

2015年12月12日土曜日

[大人の話題]人形アニメ監督高橋克雄さんが憂う宮崎勤事件

今日の東京新聞に、葛飾に住んでいた高橋克雄さんのことが掲載されていた。

人形アニメの先駆者で今年四月に八十二歳で亡くなった映像作家、高橋克雄さんの作品を上映する「メモリアル公演」が十二日、葛飾区立石のかつしかシンフォニーヒルズで開かれる。 
高橋さんは葛飾区に製作スタジオを構え、幼少期の戦争体験を作品に反映させてきた(酒井翔平)。   
長崎市出身。終戦後に朝鮮半島から引き揚げ、原爆で焼け野原になった故郷で家族の骨を探した経験を持つ。その後、葛飾・亀有に引っ越し人形劇団で脚本や演出を学び、自宅をスタジオにした。亡くなる直前まで住み続けた。   
一九六七年製作の「一寸法師」は万博で上映され、七二年製作の「かぐやひめ」は十一カ国語版が作られるなど、作品は国内外から高い評価を受けている。二〇〇六年、戦争体験をまとめた小説「ナガサキのおばあちゃん」も出版した。   
公演は区ゆかりの偉人の功績を住民に知ってもらおうと、葛飾区が主催した。「一寸法師」や英語版「かぐやひめ」、戦争のむなしさを題材にし、スペイン国際映画祭で「二十世紀に記録されるべきアニメ百選」に選ばれた「野ばら」の三作を上映予定。中学校教師で、長女の佳里子(かりこ)さん(55)=鳥取県八頭町=も参加し、製作活動のエピソードを語る。   
佳里子さんは「父は子どもたちの平和を願い映画を撮り続けてきた。戦後七十年の節目でもあり、今の子どもたちにもぜひ見てもらいたい。葛飾から世界的な作品が生み出されたことも知ってほしい」と話す。  午後六時開演。入場無料で、定員七百人。問い合わせは、かつしかシンフォニーヒルズ=電03(5670)2222=へ。 
東京新聞2015年12月12日

 「野ばら」という高橋さんの作品は知らなかったのだけど、youtubeにあったので興味にある方はどうぞ。



さて、高橋克雄さんのことをいろいろ調べていたら、「アニメの弊害」について訴え続けた人でもあったみたいですね。

アニメの弊害について、朝日新聞の「論壇」にも投稿している。

良質アニメも度を越すと危険

東京都 高橋克雄(アニメ作家 56歳)

 かつて私が本誌論壇で、アニメの危険性を指摘してから情報消費者運動が起こり、実践の中から多くの教訓を得た。初めは俗悪アニメを問題としていたが、ことはもっと深刻だった。「アニメを見て涙を流す心の優しい子なのに?」という相談が多い。そうした心優しいはずの子供が、現実には極めて恐ろしい反応を示すのである。

  アニメの大量摂取に象徴される事態は、実は人類が初めて抱え込んだ“心の中の原発”であり、『核』問題と言える。今まで人類はこれほど大きな虚構の現実を、子供に与えた歴史を持たない。

 アニメはシンプルでピュアだ。現実より明快で純な世界だ。それだけに、そうした虚構の現実を幼児期から毎日摂取すれば、当然、心はその魅力的な世界で生活を始める。向こう側で暮らすようになると、きれいごとではないこちら側とのズレが起こる。

 そのギャップは、自分を囲む生の人間たちを不快と感じさせ、やがては自分を常に困難に陥れる「美しくない現実環境」を激しく憎むようになる。こうした心の中毒少年たちを、現実に引き戻すことは、極めて困難で成功例は少ない。

 良質のものであっても、過度の入力は危険なのである。ゲームも含めた映像の麻薬から子供の感性を守るのは親と教師。良い情報を数少なく与えることが大切である。自衛のための正しい情報管理を切望してやまない。 1989年8月『声』 






高橋さんは、心と体が発達する少年期をアニメという虚構の世界 が支配してしまうことの怖さを訴えているのだが、この1989年あたりはヲタクをめぐってひとつの大きな事件が起きていた。


宮崎勤による幼女連続誘拐殺人事件だ。


事件は1988年のできごとだが、この歳は私がちょうど大学を出て英字新聞社に勤めだした頃のことであり、姓が同じということもあり印象に残っている。


なによりもアニメに没頭した、いわゆるヲタクが起こしたこの事件は大塚英志中森明夫との対談集Mの世代―ぼくらとミヤザキ君』に詳しい。

僕がこの本を読んで、現実の中での虚構の世界の無限の広がりに恐怖を覚えたように、高橋克雄さんは人形アニメ監督として、その世界の職業人として恐怖を覚えていたのだろうと思う。

しかし文頭の「野ばら」はすてきに出来上がった作品である。


ピュアな気持ちで、高橋さんの作品に触れられる機会になったと思う。


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2015年12月11日金曜日

[大人の青戸]「やきとり石松」は、刺し身も鍋もうまいぞ。


青砥、石松である。


お店の正面に「闘魂」と書いてあるので、猪木のファンか?と思うけど、店内は巨人大好きの香りがプンプン。





焼き鳥、うまい。さすが、「やきとり石松」と名乗るだけのことはある。






焼き鳥を求めて石松に来たけど、ここは魚もうまいかも。


なべ、刺盛り、焼き鳥盛り合わせ、叉焼、あん肝。


今回は忘年会だったけど、海のもの山のもの、どれもうまい。そしてリーズナブル。



京成沿線なら一度は訪れたい。


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刺し身
おしながき

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[大人の青戸]「龍門」で、ちょっと濃い目の昭和の中華料理


青砥で昭和の中華料理を食べたくなったら龍門だ。



壁のメニューをみても昭和の香りプンプンだが、今日は野菜たっぷりの中華丼。



大きな丼に多めのご飯とちょっと濃い目に味付けされた具。


そしてこれも、やや濃い味のスープ。<


白菜、たけのこ、ニンジン、どれもざっくりカットされ、その食感が
また食欲を盛り立てる。


青砥駅前の龍門、飲んだ後のシメにピッタリだぜ。








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